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Slow step Slow life 日常が好き

心地のよい暮らしの素、日常茶飯事をゆったりと綴っていきます!

空地への感謝

2008-04-01 | おすすめイベント

美しいを通り越し、なんと神々しいのでしょう
中山万里という一人の写真家の魂の記録。

明日あるかわからない命を生ききり、すべてのものの中に「光」をみた、彼女の「空」の写真。

“ありがとうございます”
みせていただけたことにただただ感謝
思わず涙が溢れてきてしまった、と教えてくれた友人にも感謝

できることならあの空間で彼女のみた空、光を感じてほしい・・・

残念なことに展示は明日17時まで。
写真家・中山万里追悼写真展 http://www.marinakayama39.com/
インテリアギャラリーGARBO(南町通り)にて。
蓮の花も彼女の作品。

アマーロデザイナー イリット・サッソン

2008-03-22 | おすすめイベント

アマーロデザイナー、イリット・サッソンが来日。
な、なんと、昨日藤崎に

イスラエル出身のデザイナー。イタリアでデザインや建築学を学んだ方です。
彼女のデザインはけっこうわたし好み

ご本人はわりと小柄で、笑顔の素敵なやさしい、それでいて凛とした強さももち合わせているような方でした
大胆にも前回購入した指輪に合わせてコーディネートをお願いしてみました。
ネックレスまでは手が出なかったので、イヤリングを購入

プレゼントでいただいたノベルティーにはちゃっかりサインをいただきましたよ

空が明るくなって、春はなんだかきれいな色の洋服を着て、おしゃれしたいですね

潜水服は蝶の夢を見る

2008-03-05 | おすすめイベント
職業柄もあって、こんな映画を見ました。
   「潜水服は蝶の夢を見る] ジュリアン・シュナーベル監督作品

20万回の瞬きで自伝を綴った、驚異の実話!
   圧倒的な映像日で描く、きらめく愛の感動作

      ジョン=ドミニク・ボビー
      ELLE編集長、42歳、子供3人の父親。
      ある日倒れ、身体の自由を失った。
      そして左目の瞬きだけで語り始める。
      蝶のように飛び立つ想像力と記憶で・・・。


この映画は、1996年に出版された同名の原作(実話)を映画化したもの。
ある日突然身体の自由と言葉を失ったドミニク。一見何もわからなくなってしまったようにみえるが、実は耳も聞こえているし、言葉も理解している。そんな彼の唯一の自発的反応が左目の瞬き。これこそが彼のことばであり、外界とのコミュニケーション手段、心と心を結ぶ糸。この手段を発見したのが言語聴覚士というわけだ。
その手段は本人も聞き手も限りなく忍耐を必要とする方法であった。
頻度順に並べ替えたアルファベットを聞き手が読み上げていく。目標の文字のとこで本人が瞬きをする。それを聞き手が書き取るという方法。


映像のドミニクの目力には圧倒されますが、音声言語は発せられなくても、溢れるばかりの想いや感情、人に伝えたい気もち、伝えたいことばはあるのだということを教えられます。

この本が出版された10日後に彼はこの世を去ったそうです。
こんな現実もあるのだと、想像力次第で蝶のように自由に羽ばたけると、彼からのメッセージがたくさん聞こえてきますよ。


公式映画サイト http://www.chou-no-yume.com/

仙台では、仙台フォーラムhttp://www.freefactry.net/forum/で上映中(2/23~3/14)。

はせくらみゆき さん

2008-02-24 | おすすめイベント

本日はせくらみゆきさんによるアートセラピーワークショップが開催された。
東北では初
個展も11年ぶりの来仙だそうな。

はせくらさんは、生命の喜びをアートや文にてあらわす方。
「ツキを呼ぶ魔法のことば」で有名な五日市剛さんとのコラボレート作品も発表している。

今は三人のお子さんを育てながらお元気に活躍だが、かつて脳梗塞で入院を余儀なくされていた時期もあったという。
病床からの回復劇もまたまたびっくり
動かない手足を受け入れ“このままでいいよ。ありがとう”と感謝の気もちを送ったら、なんとその翌日、多少しびれは残っていたもののふつうに動かせるようになっていたそうだ。
それには医者もぴっくりで、あらゆる検査をしても症状はすっかり消えていたことから「奇跡です」と退院を許可されたという。

そんなはせくらさんだから、どんな感情もよしとする。
善し悪しはつけない。


午前の部は、「ごきげんな自分のつくり方」
うれしいいかりかなしいをクレヨンで表現したり、
指もみをしながら対応する臓器に「ありがとう」と感謝を送ったり、
自分の好き!嬉しい!を書き出し、それを絵に表したり。
はせくらさん、わたしの絵をみて「ロマンティストなのね~」だって


午後の部は「自分の内なる光を描くアートセラピー」。
身体をほぐしながら心にフォーカスし、はせくらさんのナビゲートによって体内にいたときから幼少期・・・たどっていって、印象深い場面をパステルを使って表現。
一人ひとりの作品を見ながら、はせくらさんのコメントをみんなでシェア。
「愛ですね そのままやりたいことをやってください」といただいた。

パステル画っておもしろい!!自分の使いたい色をつかって思うままに手を使ってひろげていく。
上手い下手なんて関係ないし、自由でよし。
これでいいのかぁ  ときどき紙とクレヨン引っ張り出して遊ぼうかな

姉が絵が上手すぎたために図工、美術の時間は苦痛でしかなかったわたし。
今からでも遅くないね。自分なりの表現でいいんだね
自分で自分を喜ばせてあげよう


*仙台での個展は火曜日まで。
インテリアギャラリーGARUBO(南町通りミニストップ隣)にて。


パリ・バカラ美術館開催記念展

2007-12-23 | おすすめイベント

「与 勇輝(ATAE YUKI)人形芸術の世界」が藤崎7Fで開催中(26日水曜日まで)。
今週はじめ、何気にふら~っと立ち寄ってみました。

今回は映画監督・小津安二郎へのオマージュ作品を中心に、約130点が展観されています。

彼の作品は人形といえども、命が吹き込まれているようです。
とぼけた顔や神妙な顔、いたずらっこの顔、気取った顔やしゅんといじけた顔など、人間のいろんな表情や感情に出逢えます

清楚さや素朴さが古きよき昭和の雰囲気を感じさせます。
なんだか懐かしくあたたかな感じです

それっていつの時代も大事にしたいものですね

虚空の音

2007-12-08 | おすすめイベント

昨日、ガイアシンフォニー第6番を観ました。
第6番は仙台では初上映です。
冒頭に登場する、“スピリットキャッチャー”製作者の方も会場にいらしていて、受付にそれを展示してくださっており、本物を見ることができました。ラッキー

鯨の低周波の音はすごかったですね~
身体中に響き渡りました。

「音」には二種類あるそうです。耳からきこえる音と、すべてのチャクラがひらいてクンダリーニ(人体にひそむ宇宙エネルギー)が上がったときにきこえる音と。
凡人のわたしは、後者は体感したことがないですが、その道の達人といわれる方たちはきっとこの感覚をしっているのだろうなぁと思います。

「地球交響曲」ガイアシンフォニーを観ると、人は宇宙の大きな命の一部であることを感じずにはいられません。
自然の映像の美しさも素晴らしいし、登場人物の語る言葉も心にずっしりと響きます。

「全ての存在は響き合っている」

 石にも意志があるといいます。

自然を敬い自然界に学ぶ姿勢がわたしたちの道しるべかもしれませんね
宇宙の大海原で地球も生きているし、わたしたちも生きています

♪♪千手観音♪♪

2007-11-13 | おすすめイベント

わぁ~~~すごい
久々に心震えるものとの出逢い

日本上陸初 中国障害者芸術団「千手観音」

彼らが舞台に降り立っただけで、わたしの目頭は熱くなり、心が震え始めた。
気高い美しさ、麗しさ、慈愛、尊厳・・・なんと尊いいのちなのだろう

耳が聞こえない?
いや、耳の聞こえるわたしたち以上に相手の鼓動を聴いている。呼吸を感じてる。気を感じてる。心の声を聴いている。

あるものは見ることができず、あるものは身体に障碍をもっている。
しかし、心は実に豊かだ。

無音の中にどれだけのメロディー、リズム、歌が存在しているのだろう?
暗闇の中にどれだけの光、色を感じているのだろう?

彼らは言う、「私たちは決して不幸ではない。ただ、不便なだけである」と。


「私たちは
 暗闇のなかで光を
 音のないなかでメロディーを感じ
 不完全のなかで完璧を求め
 美しくも いびつな世界のなかで
 清らかに 湧き上がる」


わたしはただただ、感じられたことがうれしかった♪
彼らに出逢えたことがうれしかった♪
同じ空間で同じ空気を吸い、共鳴し合えたことがうれしかった♪


すべてのいのちは尊厳をもち価値をもつ。

麗しく光り輝く魂たちよ、ありがとう

「愛 それは私たち共通の言葉である
 心のなかに愛があれば
 心のなかにおもいやりがあれば
 ほかの誰かに 手を差し伸べることができる
 そして 千の手があなたを助けてくれる」

どんどこどん♪♪

2007-10-31 | おすすめイベント

「鼓童」のコンサートに行ってきました。
和太鼓は足の先から身体全体に響きます

激しさと同時に寂しさやもの哀しさも感じます。そこがとても日本的です。
笛の音や鈴の音が入るとなおさらです。

なんだか人間くさい楽器です。

いろんな感情があっていい。
「感じられる」ことが幸せ

麗わしき人

2007-10-14 | おすすめイベント

一昨日、美輪明宏音楽会へ。
「天に星 地に花 人には愛」

それはそれは愛にあふれた美しく、麗しい舞台だった。
センス抜群の美しく麗しい演出、美術、照明、ウィットに富んだトークに愛のこもった唄。
香りも豊かに演出され、五感を存分にたのしませてくれる。
御年70歳を超えてあのパワーには脱帽。

わたしは2001年から毎年欠かさず春の舞台と秋の音楽会に足を運んでいる。
お洒落して出かけるのもたのしいし、サイン本を手に入れるのもうれしい
そして何より洗練され、芸術性高いものに触れることができ、それがわたしの喜びなのだ

苦しみや悲しみはこの世の行。それを経験すると小さなことにも幸せを感じることができ、笑うことができるという。そして、苦しいときには自分が菩薩様だと思いなさいと。菩薩様だったらどうするか?と考えなさいと。
苦しみが大きいほど幸せは大きい。それが正負の法則。

とは言ってもそんな風に思えるのはきっとしばらく時間が経った頃。
では渦中のときはどうしたらいいのか?
泣けばよいのだ

最後に「花」を唄ってくださった美輪さんは、「・・・泣きなさい・・・」とわたしたちみんなを包み込んでくださった。
金粉舞い降りる中に消えていった美輪さんは観音様のようだった。
はぁ~なんと麗しい

小さくてもいい。香り豊かな美しい色の麗しい花を心に咲かせられたらなぁ

11月から美輪明宏携帯サイトスタート
「麗人だより」http://miwaclub.jp

銀の旋律に酔いしれて♪

2007-10-13 | おすすめイベント

今日はひんやりと空気は冷たいが、よく晴れ渡りとても気もちのよい日。
そんな昼下がり、金木犀のやさしいあま~い香りに包まれながら、シタールというインドの楽器の音のシャワーを浴びた。


そう、良覚院丁庭園「緑水庵」にて。
ここは庭園が美しい茶室である。仙台の街中にありながらそんなことを忘れてしまいそうなくらい気もちのよいところである。

客席は庭。ござをひいて地面におしりをつけて生演奏を聴く♪
なんと贅沢なシチュエーション。


アミット・ロイさんは、「銀のように輝く旋律」と称され、名古屋を拠点にインドやヨーロッパ各地で演奏を行っているという。

シタールという楽器ははじめて見たが、なんともひょうきんな形をしている。音はなんと表現したらよいのやら・・・
共鳴と残響音が不思議な世界へといざなってくれる。
倍音の中に私自身が入ってしまったような感覚だ。

あくびがよく出て、ほんわか眠くもなり、とても気もちのよいひとときを過ごさせていただいた。感謝