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Slow step Slow life 日常が好き

心地のよい暮らしの素、日常茶飯事をゆったりと綴っていきます!

リベリアの子どもたち

2007-09-17 | おすすめイベント

今日は、141エルパーク仙台・スタジオホールで、高橋邦典さんという報道写真家の写真絵本のスクリーン投影と朗読がありました。

高橋邦典さんは仙台市生まれです。現在はシカゴ・トリビューン社に所属するフォトグラファーです。http://kuniphoto.com
リベリアは西アフリカにある小さな小さな国です。日本の1/3くらいだそうです。そこでは、ほんの数年前(2003年)まで内紛が14年間も続いていたそうです。
高橋さんは、自分の写真で戦争を止めさせられないかもしれないけど、今の戦争をなくすことはできなくても、これも見て感じてくれる子どもたちがいたら、この先の戦争を止めさせることができるかもしれない、という想いで写真を撮りわたしたちに知らせてくださっています。


突如身体の一部を失くしてしまった子どもや家族を永久に失ってしまった子どもや少年兵たち・・・が存在します。
一般的な報道写真と違うのは、高橋さんは出会った子どもたちに実際会って話を聞いてその後もきちんとその子どもたちを追っていることです。
泣き叫んでいた子どもが次の年には笑顔でダンスを踊っていたりします。
どれも現実です。たくましく生きています。

わたしがそこに生れ落ちたらもしかしたらその現実を生きなければならなかったかもしれません。
しかし、わたしはこの日本に生れ落ちました。彼らのような人生が存在するのだと識る必要はありますが、彼らの人生を変わって生きることはできません。また、そうする必要はないでしょう。

自分には自分の人生があります。そこですべきことがあります。それぞれがそれぞれの場所で自分のすべきこと、役割があります。
わたしにはそれができているのだろうか・・・??
自分の歩むべき道を歩んでいるだろうか・・・??


リベリアでは一人の子どもが学校に通うのに、7千円あればよいそうです。お金を寄付することも一つでしょう。余っている文房具を寄付するのも一つでしょう。150円を持って50人が集まれば学校に行かせてあげることができるそうです。

わたしは、彼らの存在を知り、優しい気もちを贈ることも一つだと思います。
また、日常の自分の身近な人へ、出逢った人へ、にっこり微笑みあいさつすることも一つだと思います。
自分にも優しく接し、穏やかにいることも一つだと思います。
そんな積み重ねや広がりがわたしは平和への一歩と思うのですが。。

爆音のない中、空を見上げることができ、風を感じることができ、道端の花を愛でることができることがなんと幸せなことなのでしょう。 わたしのまわりには、感謝すべきことがたくさんあります。


「ぼくの出会ったリベリアの子どもたち」高橋邦典写真展
9月30日(日)~10月14日(日) 入場無料
中本誠司現代美術館 http://www.seishi-nakamoto.com
〒981-0923 仙台市青葉区東勝山2-20-15
TEL/FAX 022-272-7100 

シンデレラボーイ

2007-08-14 | おすすめイベント

昨晩は葉加瀬太郎のコンサート
FCに入っている友人のおかげで席はなんと、1列目のど真ん中。コミュニケーションがとれちゃう位置だ。ミュージシャン同士の関係もたのしんでやっているかもすべてが伝わってくる。

葉加瀬太郎はとにかくおもしろい
音で笑わせてくれるので、言ってみれば“音楽界のお笑い”?
技術もエンターテイメント性も高いので、いつも必ずたのしめちゃうのだ

昨年に引き続き、葉加瀬太郎の隣にはシンデレラボーイがいた。
彼は若干24歳のギタリスト。2年前は観客の方にいたというから驚きだ
なんでも葉加瀬太郎の大ファンでCD購入時についてくる握手券を手にし、長蛇の列の一番後ろに並んでいたという。その際に手渡されたテープを部屋に戻った葉加瀬氏が聴いたところ、あまりの素晴らしさに同封されていた携帯番号に即TEL
その結果の今。夢のような話だが、現実だ。

シンデレラボーイにとっては、好きで始めて練習を積んだ結果のご褒美といったところか。ひたむきさと純粋な気もちがそうさせたのだろう。
夢も希望も叶えるのは自分自身だ。運を引き寄せるのも日ごろの積み重ね。
心から喜びたのしんでいる彼の姿は観客のわたしたちにも伝わってきた。

チームワークは最高
おかげでとってもたのしいひと時を過ごさせていただいた。
素敵な一日に感謝

びっくり!! 人のつながりって・・・

2007-08-11 | おすすめイベント

昨晩、「エル・クルー」のCD発売記念特別コンサートに行ってきた。ギターとヴォーカルのデュオである。

“気もちのよい音楽よ”とうわさを聞いて、DMを手にした瞬間に行ってみようと思ったのは1か月前くらいのこと。
CDジャケットの絵を手がけているのが友人の友人だったりで、不思議なご縁を感じていた。
でも、それは助走に過ぎなかった。

演奏の合間の休憩時間にロビーに出て、一緒に行った友人と折込のチラシを見ながらおしゃべりをしていた。
中に<ツキを魔法の言葉>で有名な五日市剛さんの講演会のチラシがあったので、話の流れでその五日市さんが最も尊敬する人で、わたしも尊敬している今野華都子先生っていう人がいてね・・・と話を始めたとたん、、、

えーーっな、なんと今野先生ご本人が目の前に・・・
あまりの驚きで心臓がバクバク
思わず先生の手を握り締めてしまった。。

こんなことってあるんだぁ~~。。劇的な再会。。

「エル・クルー」に“今がその時よ”と後押ししたのも、CDの発売日を設定したのも今野先生だというではありませんか~
いろんなところでつながっていたことに本当にびっくり!そして、そんなご縁に恵まれることに有難いと感謝

そうそう、「エル・クルー」はあたたかさに溢れたデュオだった。観客とその場にいることに心から感謝しているのが伝わってきた。
ご本人たちもおっしゃっていたが、CDには不器用さが出ていると・・・確かにそう、不器用な感じが音に出てる(わたしがそんなことを言うのはおこがましいが)。。
だけど、歌詞もすーっと入ってくるし、感謝の心と人柄が素晴らしいので、きっと、人と人をつなげ、人から人に伝わっていくだろうなぁ。
CDには入っていないが、「生きて死ぬ智慧」~たそがれ~という朗読(般若心経より)はもっともっと何度も聴きたいなと思った。

エル・クルーHP:http://www.k5.dion.ne.jp/~matsunao/
今野華都子氏HP:http://thalasso.co.jp/ http://paseo4871.com/index.html

エル・クルーの音楽は、高橋邦典写真展プレ企画で聴けます。9月16日(日)エルパーク仙台・スタジオホール

今野華都子先生の講演は、第12回「宮城掃除に学ぶ会」9/1(土)仙台プラザにて、9/6(木)仙台メディアテークにて聴けます(いずれも申し込み必要)。

Chie Art

2007-07-15 | おすすめイベント

仙台では今、「Chie Art原画展」が開かれている。


本日ふらっと立ち寄ってみたが、色がなんともやわらくてやさしい。ぼーっと眺めていると、絵の中に吸い込まれていきそうになる。境界がなくなり、光に包まれるような感覚。そして、不思議と眠くなってくる

Chie(チエ)さんが絵を描くときは、無心だそうだ。描くときはオールハンド。パステルを細かい粉にして、素手でなでるように描くのだそうだ。

なんともやわらかなあたたかい感じはそんなところから生まれてくるようだ。

Chieさんの絵は、医師からの支持も厚く、「芸術とアートのコラボレーション」という新しいアートセラピーの取り組みが注目を集めている。
作品はhttp://www.chieart.net/で!!
原画ほどのパワーは感じられませんが、興味のある方はどうぞ。

個展は18日まで。画廊L.B.ギャラリー(青葉通り東急ホテル向かい角)にて。入場無料。