goo blog サービス終了のお知らせ 

身体の痛みは心の悲鳴

ストレスがどのように心と身体に影響を与えているのか、臨床経験の中で得られた解決のヒントを公開します。

カウンセリングの観点

2017-10-16 00:00:10 | トラウマ
心療内科やスクールカウンセリングで行われる カウンセリングの多くがクライアントの悩みの もととなっていると思われる原因を整理すること に時間を費やすことになります。 原因がクライアントの外にあると考えている為に 犯人探しに終始する訳です。 実際、犯人が見つかりますのでクライアントも 一息つくことが出来ます。 ある時は、その犯人をトラウマというレッテルを 張ってそのトラウマが原因という事にしま . . . 本文を読む

ハッキリしない

2017-03-21 00:00:10 | トラウマ
多くのクライアントの悩みは、これがイヤだとかあれが 嫌いだとかハッキリしないクライアントには、心理学的な アプローチは効果がありません。 分類は出来ても相互の要素がどのように影響し合うのかと いう切り口がほとんどありません。 無理矢理あなたのタイプは○○ですから、と言って話が進んで いってしまいます。 これが西洋医学の基本的な治療方法です。 それに対して東洋医学は症状の組み合わせという概念 . . . 本文を読む

分類の為の心理学

2017-03-20 00:00:10 | トラウマ
心理学の中には、分析の結果タイプや型が決定される ものがありますが、それぞれのタイプがハッキリして いる人には有効ですが、それぞれの要素が混在している ような人はどこかのタイプにとにかく振り分ける必要が あります。 せいぜいこのタイプとこのタイプの中間という分類しか できません。 いずれにしても微妙な分類の人には分類そのものが意味 ありません。 ライオンとトラのあいの子はどちらかに分類せざる . . . 本文を読む

怖い物の克服

2017-03-10 00:00:10 | トラウマ
トラウマの克服には二つの課題が存在します。 最低限必要なことは、安全の確保という事です。 しかし、100%の安全は存在しません。 仮に100%の安全が証されたとしてもそれで良いと思うか どうかです。 つまり、安全と安心の違いです。 安全は確率的に起こらないというものですが100%危険が ないというわけではありません。 そこには安心というものが存在します。 安全は通常数値で表現できる客 . . . 本文を読む

恐怖の回避行動

2017-03-09 00:00:10 | トラウマ
トラウマは恐怖の回避行動ですがそもそも怖がる必要が あったのかどうかを理解する必要があります。 それが認知療法などによって改善できる可能性がありますが。 とても長い時間が掛かるのが一般的です。 時間が掛かるのはまんじゅうは怖くないと認識するまでの時間が 人によって違います。 認識さえできればトラウマは消えてしまいます。 問題は、地震が怖い様な場合です。 まんじゅうが怖くなくても問題はあり . . . 本文を読む

信念が変わるか

2017-03-08 00:00:10 | トラウマ
トラウマがなかなか消えないのは、まんじゅうが怖いの と同じです。 地震が怖いのとまんじゅうが怖いのとでは意味が違って います。 なぜまんじゅうが怖くなったのか、喉を詰まらせたのか? 何かのアレルギー反応だったのかも知れません。 地震が怖い人は沢山いますがまんじゅうが怖い人はあまり 多くはいません。 しかも、まんじゅうが怖いのであれば支障が出てくる こともあるでしょう。 まんじゅうが怖い . . . 本文を読む

トラウマなんていらない

2017-03-07 00:00:10 | トラウマ
トラウマを解放しようとすると色々な抵抗が出てきます。 トラウマに触ることさえ抵抗が出る場合もあります。 トラウマは自分自身が決めた危機管理システムですから 自分自身で開放することはかなり困難になってしまいます。 トラウマがトラウマであり続ける為には、常にエネルギー の補給が必要になります。 怖い物は怖いというエネルギーが供給されなければ忘れて しまいます。 恐怖のエネルギーを供給しなけれ . . . 本文を読む