リスク管理について

今日はちょっと真面目にMTB（特にDH）のリスクについて書いてみます。

なんでこんなネタかというと、こないだ友人が怪我をしたんですね。幸い（？）外傷だけで済んだんですが、おいら達がやってることは危険が危ないことを再認識しました。
怪我をして一番つらいのは本人。趣味で楽しくやってるわけだし、やっぱ怪我はしたくないですよね。

で、ここのブログを読んでる人に再認識してもらいたいという思いをこめていくつか注意事項を書きます。

１、最初と最後のライドは無理をしない。
みんなわかってると思うんですが、最初の１本ってワクワクして突っ走りがちなんです。
でも、体も感覚も温まっていない状態で気持ちが先行しやすいんですよね。
オイラもいつも心がけてるんですが、１本目は軽く流す程度にとどめましょう。
それとは逆に、最後の１本は気持ちに対して体が疲労していて転倒、怪我をしやすい状況にあります。
テンションがあがってるので、自分では疲労してることに気付かないんですが、体の反応が遅れはじめ普段ならリカバリーできるようなミスで転倒ってケースが多いです。

２、プロテクター類をきちんとつける。
こないだ怪我をしちゃった友人はきちんと、フルフェイス、ゴーグル、フルプロテクターを装着してました。
それでも怪我をしちゃったんですね。でもそのおかげで比較的軽症で済んだのだと思います。
もしゴーグルをしてなかったら・・・半キャップだったら・・・と思うとぞっとしますね。
普段走りなれているトレイルだとどうしても気が緩みがちになるし、一緒の走ってる人が半キャップだからと言っても、個々人の技量にも差があることを忘れないでください。
（日本のエリートライダーやWカッパーなんかで、たまにノンプロテクターの人を見ますね。確かにかっこいいです（笑）。でも彼らはプロですから・・・技量と自己責任の重さが我々とは違うことを認識しましょう。）
オイラの意見としては下り系トレイルなら、基本はフルフェイス、ゴーグル、ニーシンは必須と思ってます。
上半身もフルが望ましいですが、リュックで代用等でもいいかもですね。

余談ですが、オイラも昔大怪我したことがあるんです。まだ自転車でフルフェイスが浸透する前（10年前ころ）の出来事だったんですが・・・
半キャップ＋サングラスでジープロード顔着しちゃいました。歯と鼻の骨が折れて、サングラスで鼻を切って、約１ヶ月顔がお岩さん状態。歯も含めて完治まで２ヶ月かかりました。
つらかったっす。。

３．自分の技量をわきまえる。
これ一番難しいかも？時には自分の壁を乗り越える為に技量以上のことにチャレンジする事も必要ですよね。
でもちゃんとステップを踏みましょう。いきなり2mのドロップにチャレンジするんではなく、50cmを完璧にこなせるようにする。次に1m、1.5mと段階を踏む事も大事です。
それぞれを勢いで行けた！ではなく、何度やっても同じようにクリアできるようになったら次にチャレンジ。
自分の技量の見極めは難しいので、周りの人からアドバイスもらうのも手ですな。


以上。色々書きましたが、スリルを楽しめるのもMTBのが楽しい魅力の一つ。地味に淡々と乗っててはつまらないですよね。
でもそれ以上に怪我をするとつまらなくなる！これを皆さんに再認識してもらいたくて書きました。
自己責任でやってる以上、あまり他人に干渉するつもりはありませんが、少なくともオイラと乗るときは無理させないようするつもりです。
引くのも勇気！覚えといてください。
逆に、オイラが難しいセクションを薦めるときは、あなたにそれだけの技量があるってことです。勇気を持ってチャレンジしてみましょう。
（それで怪我しても責任は負えませんけどね・・・（笑））

To クラッシャーS殿＞
怪我の様子はいかが？？
よくよく考えたら、Jの1戦目まであと１ヶ月。早く治してみんなで表彰台狙えるよう乗りまくりましょう！
ところで、今回ネタ元にしてしまい申し訳ない。もし、気に障るようであれば文章変えますんで一報くださいな。