花鳥風月

やろうと思ったときができるときが座右の銘。
今はカワサキW400がお気に入り

アンビル探してえんやこら。

2008年08月02日 | 工具・道具・器具など
冷蔵庫を引き上げにいった時に、帰り際に聞いた。

「尾久って近い?」

「うん、近いよ。」

「ちょっと行ってみたいんだけど…。」

というわけで迫る時間を見ながら、行くことに。

尾久は北区と荒川区と足立区の境目にある東北本線の駅。

そこには中古の機械工具屋さんが並んでいる。さながら工作機械のリサイクルセンター街だ。

当然工場で使うような大型機械も数多く並んでいるが、家庭用電源で使えない物も多いし、
何しろ床が抜けるほどの重量物ばかり。

でも、当然小型の工具もたくさんあるので、行って見たかった。

それは、アンビルにもいろいろあって、机の上にちょこんと載せる小さなものから、
クレーンやフォークを使わないと運べないほどの大きな物まで。

カタチも半円球や真四角のものから、ポピュラーなレール型のものもある。

レール型の物は既にウチにもある。
でも拳二つ分ぐらいの大きさでは、鉄工ハンマーで叩くと衝撃で浮いてしまうのと、
四角いから細かなカーブが付けられない。

そこで、狙うのは「角付きアンビル」と呼ばれる金床。


大きな物はそれこそ一生使えるほどのスペックを持ち、重量も100Kgを超える超絶仕様...... ( ̄□ ̄;)!!

さすがにそこまではいらないので、手頃な50~60Kg程のものを探している。

良く通るところにある鉄工所の外に、放置してあったのを見つけていた。カタチ・質・重さ共に完璧。

意を決して譲ってもらえないか聞いてみる。

歴史が詰まっているというアンビルは
結果、譲ってはもらえなかったが、代わりにいろんなコトを教えてもらえた。

材質のこと、鉄の単価相場、売ってる場所などなど。

その教えてもらった場所というのが「尾久」だったのだ。

時間の関係上で数件しか回れなかったけど、そこでもいろいろ聞くことが出来た。

実はアンビルなどの静工具は中古の場合、ブランドなどで価格が変わることはあまりないらしい。

状態によるものの主に鉄の単価×重量で価格が決まる。

今の鉄単価は、中古(くず鉄)の単価が60円/1Kg。新品の単価は400円/1Kgらしい。

鉄工所に置いてあったようなアンビルは50Kgだから60×50で3,000円ほど。
でも中古で売られる場合では儲けが載るから5,000~6,000円程になるという。

新品だと400×50で20,000円。差は結構ある。

キロ400円の値段はちょっと前の金額で出してくれたもので、
現在では鉄の値段が上がっているのでもう少し新鉄の添加は高くなるという。

ただし、回った店には中古でも小さなモノ(10~20Kg)しかなくて、新品でも30Kgだった。

もしそこでお目当ての物が手に入っても50~60Kgの重量物はおいそれと持って帰れない。

だから、軽トラを借りたついでに運べればと思ったわけ。

結局あきらめて帰路につくことにしたのだが、また時間を作っていってみようと思う。

ホームセンターレベルでは到底見ることの出来ないサイズや種類の工具は、一緒に行った知り合いも楽しめるほど。

ん~欲しい…。

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1 コメント

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Unknown (P太)
2018-10-09 20:37:50
アンビルまだ探していますか?
全長87㎝と大型になります。
3万円でお譲りします。
場所にもよりますが、経費頂ければ運搬もします。
興味があれば連絡先送ります。
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