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花鳥風月

やろうと思ったときができるときが座右の銘。
今はカワサキW400がお気に入り

ホンダ フォーサイトMF04に285mm大径ディスク装着

2015年02月24日 | ホンダ フォーサイト
すっかりブログの更新をしなくなってしまいましたが、記録という意味では重要なので、
ちまちまやろうと誓う今日この頃。

先日、フォーサイト(MF04)に大径ディスク入れました。

以前から二人乗車時の制動力に不満があったのと、ローターの使用限界を超えちゃったのでどうせならとやってみました。

当然、専用のアフターパーツはないのでまずは情報収集から。

ローター自体はフォルツァのMF06 MF08は流用可能なのは知っていたのです。

純正キャリパーも基本同じ。

しかしフロントフォークの構造上、キャリパーブラケットの長さが違うのでそのままでは付きません。

フォルツァの足回りをそっくり入れ替えれば楽ですが、アクスルシャフトの保持部分の位置が違うので、剛性も含めてフォーサイトのままでいきたいんですね。

そうなるとやはりMF08用のサポートを加工してはどうかと。

早速オークションでサポート付きのMF08用の大径ディスクを落札。

でサポートの一部をカット、一部を削り、新たに穴開け。

これで純正キャリパーのまま285mmの大径ディスクが付けられます。



取り付けてから約半年走った後なので汚いですがこんな感じ。
全く不具合がありません。

このフォーサイトにはホイールのみフォルツァMF08の13インチが入っているので、そんなに大きく感じないです。

12インチのままだとキャリパーが干渉するかもしれませんね。

直後の感想としてはがっしりとした効き味と引き換えに、
13インチと相まってさらにフロントヘビーになってます。

但し今までになかった安定感と、まず見かけないフォーサイトのブレーキチューニングはお勧めできます。





フォーサイトの13インチ化と大径化

2012年12月20日 | ホンダ フォーサイト
乗っている人なら既にお気づきでしょう。

MF04フォーサイトにはアフターパーツ・カスタムパーツの類いが著しく少ない。。。

基本的に気に入っているからイジらなくても良いのだが、二人乗りが多いのでブレーキの甘さが際立ってきた。

でも、この手の乗り物をいじり倒すの好きじゃないので、あくまで自然なのが良いなぁ

と思ってたら今更ながらフロントブレーキの大径化に気づいた。

基本内容はMF06フォルツァと同じだから容易に完成するのでは?

が、MF06用のディスクはもう売ってない。

さらに調べてMF08フォルツアとディスクの品番が同じことを突き止め、早速物色。

気になってたのはフォークに対してのアクスルシャフトの位置が違うので、
キャリパーのオフセットも違うのではないかと思い現物合わせしたかったから。

その結果、ホイール、ディスク、シャフトカラーだけ使えばフォーサイトの13インチ化はポン付けで完了。

仮にキャリパーの位置が違うならディスクを新調したとて、キャリパーサポートだけ作らなくてはならない。

そんなめんどうなのはイヤ。

そこでセットしか販売していないMF08用のキャリパーサポートをヤフオクで手に入れた。3500円と格安。

これでフォーサイトのキャリパーがキレイにオフセットできれば、


↑こんなMF08用の285mm大径ディスクが装着可能!

年末までにはサポートのテストしたい。

フォーサイトのカウルとスクリーンを修復

2011年11月02日 | ホンダ フォーサイト
どうもスクリーンのネジがゆるんできているようだ。
(GIVIの大型スクリーンにしているせいか、半年に一回ほど増し締めしている)

まぁあれだけ大きなスクリーンだから、風圧も相当なもの。

そこに路面の凸凹からの突き上げが来るわけだから、そりゃ緩んでもくるわな。

あまり締めこんで割れても困るしね。

だから今回もアッパーカウルを取って
締めこめば終わりと思ってた。

しかし何かが違う。

アクセル下側の固定ビスが、すでに緩んでいる。

しかもプラプラ。

残り3本のビスを外すと、カウルが取れた。

ありゃ?

良く見るとビスがゆるんでいるんじゃなくて

ネジが切ってある円筒形のステー?ごと折れている。


ついに経年変化がここまで来たか、なんてステーを外そうとした瞬間

はぅ!!!

四つに割れた。


どういうこと?


解剖図のように奇麗に割れたネジ穴には、ちゃんとネジ山が残っているのが解る。

これでは修理のしようがない。

どうせ前回の修復歴もあることだし、頼みのオークションで探しても

該当するのは3つ。

しかも色違いや爪折れ、さらには同じ個所のステーが折れてるものまで。

塗装はできるだけしたくないので、どうしたものか。

直すしかないと。

ぷらりペアを使うのだが、このボロボロになったステーはどうやって直せばいいんだ!

ぷらりペアはプラスチックの類は接着可能なので丸棒を買ってきて
継ごうか悩んだ。

でも使うのはわずかに2cmほど、絶対余るのでもったいない。

倉庫内をうろうろした結果これを使うことにしました。



どこにでもあるシャーペンですね。
安いほうがシンプルで良いです。
ホントは事務用の1色ボールペンが最適かと思ったんですが、見つからなかった。


早速バラして


あてがってみると内径ぴったり!

早速、切り詰めようと外した瞬間。


ステーの根元が折れました。

一度ならず二度までも。
しかも全くステー部分残ってないし。

でもかえってやりやすくなったのでそのまま進行。


まずはボールペンの丸パイプを適当な長さに切り、
内側を軽く研磨。


そしたら折れたステーに差し込んで、ぷらりペアを流し込む。

元あった穴が埋まるほど。

中まで乾くのに時間が掛かりそうなので、そのまま一晩放置プレイ。

外出するときにスクリーンレスで乗ったらフォーサイトが
まるで原チャリのよう!

風の音でなにも聞こえんです。

あぁバイクってこんなだったっけな。

て、思い出しました。

ここ数年、フォーサイトばっかりだから
スクリーンありの感覚に慣れちゃってた。

視界もすっきり、新しいバイクに乗ったみたいで
ちょっと楽しい。

そして翌日、乾いたステーを取り付ける前に

ドリルで穴をビスより少し大きく開けておく。
取り付けた後からビス穴を開けるのは大変だからね。


あとはルーターで接合面をV字に削りとって溶着


裏側だしまた折れても困るのでモリモリにしておいた。
パイプをかぶせてあるから元の径より太くなって強度もアップしてると思う。

乾かしている間にパッキリ割れたスクリーンも直してしまおう。



もう数ヶ月も前だけど、家に帰ってきたら倒れてた、
強風でカバーが孕んで倒れたらしい。
しかしなぜか反対側が割れてしまったGIVIのスクリーンは
応急処置としてぷらりペアを使ったのだが、V字に削るのを知らなくて
全く付かなかった記憶がある。

アクリル接着剤を使って溶着して、熱した針金でも埋め込もうかと悩んだ。
良く見るとぷらりペアの説明にはアクリルも接着できると書いてある。

針金を埋め込むより見た目がスマートな気がして
スクリーンもトライ!

カウルと同じように接合面をV字(断面的にはX的)に削る。

ヒビではないので接合部分の末端もV字に削っておく。



書類を束ねるときに使うクリップで両端を留め

中心部分を溶着。

乾いたら反対側を端から端まで溶着。

また乾いたら元に戻して、残っている端の部分を溶着。

これでいけるだろうか。

風圧の掛かる部分だからちょっと心配ではあるけれど
かなりガッチリくっついている。

とりあえずで良ければここで終わりでも問題ないけど
どうせなら目立たない方が良いから、磨きに入る。


触ると分かるけど溶着面はボコボコ。


これを彫刻刀の丸平刀?

で平面に削り出していく
この彫刻刀を使う理由は3次元カーブの場所だから。

普通のノミや切り出しナイフを使うと、
間違いなく関係ないところを傷つけます。(経験者は語る。)

元の面まで平面にしてもV字に削ってある部分が
保持してくれるから削ってても持った感じは変わらないです。
はみ出しているところもきれいに削り取ります。

※端の部分は強度的に必要そうなので削りません。

ここで分かったのは、プラリペアは溶着する時には盛り上がってますが、
乾くと引けてきます。必ず何度か上に盛るようにしておきましょう。


削り終えたら、1500番の耐水ペーパーで溶着面をペーパー掛け、
その後、2500番の耐水ペーパーを掛ける。

水で洗い流して、水分を拭き取ったら、極細コンパウンド(カー用品店で売ってるやつ)を
ウエス(古びたTシャツなど柔らかいもの)に少量付けてひたすら磨く!


そうするとプラリペアの硬化したところが透明になっていきます。
(私の場合は磨いてから盛りが足りなかったと気づいたので、磨けてない部分があります)

満足いくまで磨けば角度によっては、ほとんど分からないぐらいまで同化すると思います。


仮装着するとこんな感じ。

これで片手だけ寒いのともおさらばだぜ。

あ。カウル忘れてた。。。(-д-)

フォーサイトは致命傷か?

2009年10月25日 | ホンダ フォーサイト
止まったときの音が、以前にベルトを切ったときの音とは違っていたからイヤな予感がしていた。

カバーを外すと…。

あ、やっぱり。

ベルトが切れてない!

替わりにプーリーナットが落ちていた。

外れただけなら締め直せば直るじゃん!と思いきや。

プーリー自体も外れる寸前。

ポコッと手で外れる始末。

はめ直そうとするもなぜかハマらない。

↓よく見たらこうなってた(; ̄_ ̄)=3


↓こっちが新品


噛み合うようにギザギザが切ってあるんだけど、外した方は上の方のギザギザが削り取られてる。

これではシャフトに噛み合わせるのは無理な話。

ナットが先に外れたか、ギザギザが削られてからナットが外されたかは分からないけど
どのみち使えない。

そしてプーリーのベルトが狭まれる側も、散った金属片で傷ついた。



やっぱ無理か...... ( ̄□ ̄;)!!

クラッチ側のプーリーも外してみたが鉄製だけに無傷。

どうせならとクラッチシューとギヤオイルも交換しよう。

そしたらクラッチのセンターナットが外れない。
聞いていたのは32mmぐらいの大きさのナットがあるということだけ。

が、実際には41mm。

そんなデカいソケットなんて普通ないだろう。

しかもこれ以外に使う用途が見つからないし。

だから出費を抑えるために工具を探しまわる。

で、見つかったのはコレ



一見ふつうのスパナよね。

でも手に持つと大きさがわかる。



ん~。凶器にしか見えな~い:*:・( ̄∀ ̄)・:*:

以前買ったダッジのラジエターファンを外す36mmが最高かと思っていたが
また特大工具が増えた。それでも3000円いかないスパナなぞ工賃に比べれば安いもの。

ナットの面をナメてしまうかと心配もしたけれど、あっさり外れた。



外したものの、予想外にシューが残っていたために、掃除だけしてまた組み直し。

これでオイル、ベルト、プーリーの3点が新品に。



フォーサイトはいつもここまでの整備が多い。
昔なら全部バラすほど手を入れていたのにね。

フォーサイトはホントよく出来てると思う。
これでまた走れるもんね。
良かった良かった。

フォーサイトが止まった日

2009年10月04日 | ホンダ フォーサイト
ちょっと長いシルバーウィークのあとのお休みの日。

衣替えのために実家に戻る。
わざわざなんでと思うかもしれないが、大した距離でないからこそ帰るきっかけがないといつでもいいやっ!てなるから意外と大切なのです。

で、戻ったら馴染みのバイク屋さんに行って自賠責保険の更新。
切れるのは10/1日。危ない危ない。

どうなの?って聞いたら
前はビッグスクーターばっかりでつまんない!と言っていたが。
最近ではお客さんがビッグスクーターすら修理も買い替えも控えてるんだそうで、暇~。
だって。

じわじわ厳しくなっていくんだね…。

さて3万キロを超えた私のフォーサイト。「そろそろ3回目のベルト交換かもね~。様子見て発注するよ~。」

なんて会話した次の日。

戻る246号線のちょうど実家と倉庫の半分の地点。

イキました。

ベルトが…。異様な音と共に…。

若干うすら寒い夜の10時過ぎ。

もう笑うしかありませんな。

うそだろ~。まさかね~。とか言いながら顔ひきつってましたよ。

救いだったのは近くにファーストフード店があったこと。

帰って食べようともらって来たカレーライスは食べれないし、お腹すいた矢先の光景はちょっと嬉しくなる。

故障して助けが来るまでって意外と長く感じるし、こういう時に限ってお腹空いたり、トイレに行きたくなったりするんだよね。

しかし、ここから倉庫までの距離はけっこうある。

JAFの牽引(移送)限界は15km。どうみても途中までしか帰れない…。

今まで運が良かったのかそこまで長距離の牽引はなかったから、どうしようかと。

バイク屋さんは呼べないし、そこで思い出したのは保険に付帯してるレッカーサービス。

但し車でなくバイクのレッカーはできるのか?いそいそと携帯のメモリを調べることに。

あった。

私はパニックになっても大丈夫なように、緊急の「き」でJAFや、銀行の盗難紛失窓口なんかの電話番号を登録しているのだ。(これ連絡するところ全部出てくるからお勧めです。)

オペレーターに対応してもらってあとはローダーの到着を待つだけ。

しかも空腹は満たされ、雨風がしのげる場所で待てるというのは不幸中の幸い。

適度に空腹が満たされた頃。JAFが到着。

はじめて知ったのだが、任意保険などでレッカーサービスが付帯している場合、JAFの会員でもあると、サービス内容は保険会社(今回は55kmまで牽引無料)で実作業はJAFという併せ技をしてくれるらしい。

実作業がJAFなら安心だし、早いのは知っていたから、
とことんお任せですな。



広い荷台に固定されたフォーサイト
そして助手席に座って楽チンの1時間後。

倉庫に着きました~。

明日から出張だから状況見るのは早くて1週間後か…。

致命傷とか負ってなけりゃいいけど、不安だなぁ。