花鳥風月

やろうと思ったときができるときが座右の銘。
今はカワサキW400がお気に入り

作業台を作る!ボルトのメッキを剥がすには。

2011年12月21日 | 作ってるものと作ったもの。
今までの作業台でも大きさ的には問題なかったけど、
ボール盤を載せる台を別にすると重心が高いから危ないし、

たまに作業してて動いちゃうから重い作業台が欲しかった。

約2倍の大きさ+ボール盤自重が加われば、まず動くことはないだろうと。( ̄ω ̄)むふ~

作業台は倉庫に来て初めて作ったもの。
溶接も初めてだった気がする。

良く今まで保ったもんだ。

これも立派な材料なので全部解体。
ボール盤に付いてきた台も解体。
足りない部分の資材だけ調達。

鉄はこうやって再利用出来るから良いね。
足りない部分は継げば良いし。

そこそこ溶接が上手くなるのに4年掛かっちゃったな。
毎日やってないから仕方ないか。

やっぱ独学は遅いわ。

今度の作業台は長いから6本足仕様。



でも床が平坦じゃないからアジャスターを付けることにした。



ボルトの溶接をするにはホームセンターのボルトでは出来ない。
ほとんど亜鉛かユニクロのメッキが掛かってる。

これを剥がすには至難の業。
削るのは大変だよ。

そこで塩素系漂白剤の出番。
これを適当なカップ(使ったのはゼリーの容器)に入れてボルトをドブ浸け。



しばらくすると小さな泡がボルトに付き始める。
でも原液そのままでは冷たくて効果が遅い。

そこでお湯と1漂白剤2ぐらいで割って、再度投入。

30分の間に3~4回新しい液で繰り返せば
キレイにメッキはなくなります。



これで溶接がしやすくなる。
塗装する時も楽だろうね。

その後バチバチ溶接、アジャスター部分完成。

脚を作ってる時に小さな溶接機が壊れた。
ファンが回ってない。

早速注文。

これも溶接始めた時に買ったやつ。
まだ修理して使います。

電圧を昇圧器で上げてるから驚く程使える。
もし直らなくてもまたコレ買うね。

コストパフォーマンスは星5つで足りないな。

ファンが来るまでしばらくお休み。

TVボード作りますた。

2011年10月31日 | 作ってるものと作ったもの。
地デジ化のおかげでテレビは新しくなったものの
ちょうど良い台がなかったので作ろうかと
バイクのシートフレームの材料と一緒に違う角パイプを頼んであったんです。


これがメインフレームになる40×20mmの長方形の断面パイプ

精度が必要なんで切り出し加工してもらったんだけど、
さすがな切り口。


これを左右で一個ずつ組み上げて、いつもの正方形パイプでつなげば完成する。
余裕で作業のはずだった。。。。

まずは長方形パイプを4つ使って正方形のメインフレーム作り。


仮付けして。。。


クランプで固定して本溶接。


新しい溶接機を使ったんだけど、まだコツが掴めてなくて
サンダーでスムージングすると汚さが目にしみるねぇ(*/ε\*)

修正したらもう一個。


次は左右のメインフレームをつなぐパイプの加工。

全部で8本は、さすがに手切りがキツいので高速カッターの出番です。

チャイ~んとカット。やっぱりキレイ。

バリを取って溶接面をヤスリがけしたら、上は天板が載るからちょっとオフセットさせて4本の支柱溶接。


下の段は、多分DVDぐらいしか置かないのに、デザイン優先で角パイプが並びます。

均等に測ってパイプを並べたら溶接。


遠くから撮ってるのは溶接箇所がぐちゃぐちゃだから┐('~`;)┌

ここは何度もやり直した。

とりあえず天板仮置き。


まぁこんなもんでしょ。

天板はあとで加工するので、そこらへんに放置。
フレームは溶接の巣がないかをチェックして修正。
もちろんきれいにスムージングしておいた。

フレームが完成したら今度は塗装。

T坊のテーブルの時は蜜蝋で仕上げたから何もしなかったけど、
MTBの塗装以来の大掛かりなブース作り。


例によって足場パイプが活躍します。


写真撮ってないけど、脚のアジャスターベースを埋め込み溶接してあるから
そこにボルトを入れて番線で吊ってます。
だから実は上下逆。

そしたら周りをビニールで囲う。。。

怪しい手術室のできあがり(* ̄▽ ̄)ニヤリ

中はこんな感じ。


これで床に水を流しながら塗装するわけで。


一つ誤算があったのは、今回床から天井まで覆ったら換気ができない!

まぁ目に滲みるわ、臭いわで大変さぁ。
マスクはしててもすぐ詰まる。

結局塗装が終わるまでに4回交換。
ベースのつや消しブラックを3度塗り。

塗装が乾くまでの間に天板の加工に入ります。

天板は祖父の使ってた裁ち台の残り。

これの幅を詰めて使う。


長い年月に出来た傷も汚れも全て活かす。

このままでは痛んでしまうので、まずはハケを用意してオイルステインで着色


表は二度塗り、裏は一度塗りで塗ってます。



結構強い色だったので二度目は薄く。

乾いたら軽くサンドペーパーで空研ぎして、レザー用のワックスを塗り込む。
別に何でも良いと思うけど、オイルステインが色移りするのを止めるだけ。
これなら人に害もないしね。

フレームのベースが乾いたら降ろして次の塗装準備。


つや消しブラックだけだと安っぽい。
もともとメインフレームはツブツブ塗装にするつもりだったから
上下逆では都合が悪いのと、下から塗った部分に塗り残しが無いかをチェックするため。

ちょっと塗り残しがあったので修正。

それと一緒にアジャスターも塗装しておきました。

塗り終わって乾燥しても焼き付けてないので塗膜を寝かす。


ここまででざっと一週間掛かってるかな。

後日、完全に乾いたらセットアップして完成。














今回は溶接しては削り、また溶接しては削りの連続で
倍以上の時間が掛かってしまいましたが、これで祖父の刻んだ年月を朽ちさせること無く
傍に置いておけるわけです。大事にしなきゃね。



はぁ~疲れた。( ̄ω ̄)むふ~

植木鉢ホルダーなんて作ってみた。

2011年10月18日 | 作ってるものと作ったもの。
だから陽に良く当てるために植木鉢ホルダーを作ってみました。

市販のやつは大きな鉢を乗せるには、なんだか心細いし
大した造形でもないので、そんなものに金を払うくらいなら、
作った方がマシ。

で小一時間で鉄筋を曲げて、一回目終了。

最近また続きを始めてパチパチっと溶接。


予想以上に頑丈なホルダーができました。


ブロック塀に引っ掛ければガタツキなし。

例によってつや消しブラックに塗れば目立たず、
夜はまるで植木鉢が浮いているよう。

意味ないけど。

一個だけ誤算があったのは、倉庫に転がってた植木鉢と
実際の大きさが違ったこと。

ちょっと座りが悪いんだよね。

どうせすぐ大きくなるさ。

気にしない ( ̄。 ̄)~゜゜

植木鉢置きを作る

2010年06月13日 | 作ってるものと作ったもの。
鉢下の通気を確保するためと、デカクなった分
移動に非常な体力を使うのでキャスター付きの鉢ラックを作る事にした。

本当はホームセンターに売っていれば買ってくれば済むことだけど
なぜか小鉢用のものしかなくて、クジャクヤシの重量には絶対耐えられない。

それに最近ガッツリ作ってないし、材料もありそうだから
一日メイキングを慣行。

さて、材料はこちら。


いらなくなったスチールラックの棚板×1枚


これを適当な大きさに切ります。
これごときで高速カッターなんて出すのがめんどくさいんで
私は上の方にある巨大な盤線カッターでバツバツ切り落とします。


その際、端にあるトラス部分は残します。


そしてトラス部分を内側に曲げていき、桶を作るみたいに巻いてしまうわけですね。


そして完成。ではなくカット。要するに失敗ですな。
くっついたままで曲げるのが大変なんですよ。
だから潔くセパレート。


ほら。曲げやすくなったでしょ。最初から単品でやれば良かったと思う。


これは残った方だけど、さっきセパレートにしたやつは切りすぎちゃったのね…。
だからこっちで新造することに。


今度は失敗しないように型紙を作る。といっても適当に新聞紙だけど…。


今度は慎重に型紙にそって切り進める。


あとは地道に溶接して完成。
以前、誕プレで鳥かごみたいのを作ったときよりめんどくさい。
http://blog.goo.ne.jp/spagoo/e/d5644e60646aa920be98622a980bf795


とりあえずこんな感じ。自分が乗っても余裕の強度。
そりゃ基本的にメタルラックと同じ作り方だもの、クジャクヤシを載せても楽勝。


これからキャスターを付けようと思ったけど、ボルトが足りないので持ち越し。
一応床から浮いてるし、多分気が向くまでこのままだと思うけど…。

塗装もしてないから次第に錆びていくだろうけど、それもまた良し。
ただしこの疲れは2日後に来るわけよ。

はぁ。

板一枚

2010年03月28日 | 作ってるものと作ったもの。
使うのはこれ。



前に捨てた書棚の扉。

これのガラスを外し、枠の一部を取り去ると。



こうなる。

継ぎ手のダボをそのまま活かして、ドッキング。
裏に9mmの合板をタッカーでバスバス留める。



全部留めると枠がある板が出来上がった。



ここに髑髏の造形をしたときの石膏やらパテやらを流しこんだのだが、あえなく失敗。
脆すぎてお話しにならなかった。



一度剥離させて、今度はモルタルを流し込む。



これでベースが完成。

ホームセンターに行ってタイルを買ってきた。

この枠はタイル貼りのプレートを作るため。
モルタルは完全に固まり、タイルに接着剤を塗布して、圧着。

一週間経ったら完璧にくっついた。



あとは残ったモルタルを目地に流し込んだら
タイル貼りプレートの出来上がり。

実はこれTちゃん宅の乾燥機をどかしたあとに乗せる
洗濯物を置く台の板。

一応濡れてるものを置く所だから、タイル貼りにしたわけだ。

だけどこの時点でかなりの重量。
出来上がった後持って行けるのかが不安…。