キッチンは毎日使う場所だからこそ、
使い勝手と美しさの両方を兼ね備えたいですよね。
その鍵となるのが、周辺の収納部です。
特に近年は広いリビングにキッチンが配置される
いわゆる「オープンキッチン」プランが主流です。
生活空間を美しく保つためにも、
「収納部」の設計は非常に重要だと考えております。
今回は過去の事例を基に
キッチン収納部の設計アプローチを
ご紹介させていただきます。
●キッチンスペースを最大限に活用
収納は単に多ければいいというものではありません。
食器の量、ストックの有無、家電の配置、ゴミ箱の形状、
見せたいか隠したいか、たくさん保管、最小シンプル、
大切なのは、、、
ライフスタイルや住まい手の好みを考慮した
最適な収納計画です。
●家電は事前に細かく把握
家電配置はキッチンの使い勝手に大きく関わるため、
種類、使用頻度、寸法、可動域、臭いや排熱の有無などを
事前に出来る限り具体的に検討しておくと、
無駄のない配置が可能になります。
●家事動線を考えたゾーニングプラン
当社では、プラン段階で上記のような収納計画と
家事動線を考慮したゾーニングを行います。
その上で、希望を具現化するために最適な商品を提案します。
●自由設計で理想の収納を実現
家電配置やライフスタイル、間取りに合わせて、
収納部を自由設計することも可能です。
可動棚、フロート棚、カウンター、
ワゴン、ゴミストッカー格納、コンセント、
間接照明、意匠仕上げ(タイル・パネル・クロス)など、
自由設計ならではの利点を活かして、
理想の収納空間を創造します。
●規格品と造作のバランス
自由設計といっても、
できるだけ規格品を組み合わせることが多いです。
規格品には、価格、金物の納まり、面材・素材の豊富さなど
メリットが多くあります。
主役となるキッチンや内装テイストとの
バランス・コーディネートを考慮しながら、
コストを抑えながら理想の形を模索します。
●造作家具は最後の選択肢
どうしても規格品では希望に合致しない場合は、
「造作家具(キッチン)」という選択肢もあります。
しかし、1点ものの造作家具はコストが高くなるため、
最後の選択肢として検討するのがおすすめです。
キッチンの使い勝手と美しさは、
収納部によって大きく左右されます。
当社は、お客様のニーズに合わせて、
最適な収納計画を提案します。
キッチンリフォームをお考えの方は、
ぜひお気軽にご相談ください(*゚▽゚)ノ