改正総一郎の外断熱・外張り断熱日記

断熱工事に関わって38年。
快適・健康・省エネ建築について探求し続ける日々の雑記帳。
建物の外皮性能、計画換気など。

省エネ改修セミナーが目白押し

2010-10-26 18:05:44 | 日記
今日は午後7時から大阪市内の設計事務所・アークスコーベさんで木造住宅についてのセミナーをします。断熱・気密・換気の話になるけど、最近は省エネルギーの話から、室内温度がもたらす健康障害の話に花が咲きます。
温度移動の研究は今まで十分になされているけど、湿気移動と健康障害についてはまだ十分に認識されていないことが多いですね。
省エネ改修セミナーは9月に「省エネ建築診断士」があり、10月には「賃貸住宅セミナー」で大阪市平野区で賃貸住宅のオーナーである石田さんと外断熱賃貸マンションの成功例をお話してきました-http://www.sotodan.biz/‐。31日にも京滋マンション管理対策協議会分譲マンション管理組合の皆さんに省エネ改修事例などを紹介します。
日時:10月31日(日)13:30~16:30
会場:本能寺文化会館5階ホール
テーマは「外断熱改修による管理コストの削減」です。相模原マンション管理組合ネットワークの朝野会長がこの成功事例をお話され、私は緑化を含めたエコ改修事例を紹介します。関心がある方は
TEL 075-351-7421へどうぞ。

室内温度と健康障害については関西圏では近畿大学の岩前先生が研究をされています。今回のセミナーの内容をパワーポイントで作成して気づいたのですが、4年前に省エネ改修した私の家ですが、2畳用のホットカーペットのみで15℃前後なので、ほかの暖房設備をつかってなかったのです。ホットカーペットには家内が座り、私は薄い毛布を膝にかけて問題なくすごしていたつもりなのですが、呼吸器障害心疾患など深刻なリスクが表れる温度16℃、健康リスクが表れる温度19℃というデータを見せられると今年の冬は暖房しないといけないなあ。日本は我慢という省エネ文化があるけど、健康を犠牲にしてるのかなあ。




もう56歳なので、十分気をつけなくちゃ。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。