改正総一郎の外断熱・外張り断熱日記

断熱工事に関わって38年。
快適・健康・省エネ建築について探求し続ける日々の雑記帳。
建物の外皮性能、計画換気など。

硬質ポリウレタンフォーム吹きつけ断熱業界の・・・その10-5

2013-07-15 10:00:00 | 硬質ポリウレタンフォーム

前回の話のつづき・・・

 

もう一つ

たとえば70倍発泡ウレタンを70㎜吹こうとすれば

下地に必要なウレタン樹脂の量は1㎜ですむことになります。

 


現実には下地に着く樹脂量とスキン層の樹脂量で

単純にはそうとはいえませんが、

理論的にはそうなります。

 


職人さんがちょっと気を抜くと

すぐに厚みが倍増してしまいます・・・あああ・・・まあ削ればいいか。

 


30倍発泡で

同じ断熱効果を持たせようとすると約1.5㎜。

 


どちらも繊細な技術が要求され、

職人さんの技術が出来上がりに大きな違いを生みます。

 



現場発泡ウレタンフォーム吹き付け工事には

厚生労働省認定の技能士試験があります。

 


できれば1級技能士の資格を持った

職人さんに施工してもらいたいものです。

 



次回からは充填断熱の繊維系断熱材について


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。