前回の話のつづき・・・
もう一つ
たとえば70倍発泡ウレタンを70㎜吹こうとすれば
下地に必要なウレタン樹脂の量は1㎜ですむことになります。
現実には下地に着く樹脂量とスキン層の樹脂量で
単純にはそうとはいえませんが、
理論的にはそうなります。
職人さんがちょっと気を抜くと
すぐに厚みが倍増してしまいます・・・あああ・・・まあ削ればいいか。
30倍発泡で
同じ断熱効果を持たせようとすると約1.5㎜。
どちらも繊細な技術が要求され、
職人さんの技術が出来上がりに大きな違いを生みます。
現場発泡ウレタンフォーム吹き付け工事には
厚生労働省認定の技能士試験があります。
できれば1級技能士の資格を持った
職人さんに施工してもらいたいものです。
次回からは充填断熱の繊維系断熱材について