070218撮影
玄関を入り最初に目にしたのが客殿にある宮本武蔵が描いたと伝わっている
水墨画の『鷲の図』と襖画の『竹林の図』です。
宮本武蔵が一乗寺下り松の決闘後、観智院に身を潜めていた時に描かれたと伝わっています。

【五大の庭】築山(日本国)中央にある5つの石は、五大虚空蔵菩薩像を表しています。
石にはそれぞれに梵字が描かれています。5つのの石の前にあるのは、礼拝石です。

【勅使門】と客殿から見た五大の庭

客殿から見て左側が築山(日本国)で右側の築山が唐の長安・越州を現しています。

中央に遣唐船、周りに守護する竜神(玉を咥えています)、神亀、鯱、を現し
右側の長安から日本国へ無事帰還するという構成になっているそうです。
竜神の側にはかもめが飛んでいます。

五大の庭の隣にある六地蔵尊

【四方正面の庭】客殿と本堂の間にあります。



茶室近くにある坪庭

茶室『楓泉観』から見た【珍石の手水鉢】

茶室から見た露地
|
露地には蹲踞(つくばい)と石灯籠があります。
|
画像はありませんが本堂には、唐から持ち帰られたといわれる
五大虚空蔵菩薩像が本尊として祀られています。
カルラという、体は鳥で顔が人間という生き物に乗った菩薩様などとても興味深い本尊でした。
五大虚空蔵菩薩像の隣には、愛染明王像(縁結び、開運、子宝の本尊)が祀ってあります。
【観智院】![]() ![]() ◎拝観時間:10:00~16:00 ◎拝観料:600円 ◎アクセス:市バス 東寺東門前すぐ |