福島被災動物レスキュー(NPO法人SORAアニマルシェルター)

東日本大震災等で行き場を失ってしまった動物達の保護活動をしています。
「世界一楽しいシェルターにしよう」を合言葉に…。

東日本大震災から13年

2024年03月11日 | 活動報告

今日3月11日は、東日本大震災と原発事故があった日から13年目です。

皆さんは今日、どのような思いで一日過ごされましたか?

シェルターでは、地震が起きた時刻14時46分に合わせて黙とうを行いました。

震災当時からいる犬はチョコビだけになってしまったので、チョコビも一緒に黙とうしました。

あの日の記憶は人間だけでなく、動物たちも忘れていないはずです。

震災後、飼い主と離れ離れになり、辛いことが続いたことも決して忘れていないと思います。

深い傷を負った動物たち...

シェルターに来た犬猫たちは、震災で負った辛い思いと付き合いながら、一生懸命毎日を生きています。

チョコビと、震災を経験した猫7頭、おいち・おくに・がく・たま・あきお・ホワイティ・のらおが、シェルターで生活できて良かったと思ってもらえるように、私たちはこれからも活動を続けていきます。

震災はこれからも起きる可能性が高いです。

この子たちのような飼い主と離れてしまう動物が発生しないよう、ペット防災についても広めていきます。

ペット防災は難しいことではなく、ペットを家族の一員として一緒に生活していれば、おのずと身に着くものだと思います。

何かあったら一緒に逃げる。

被災後の生活でなるべく困らないよう、事前に準備しておく。

13年目の3月11日は、それを徹底する機会にしていただければと思います。

そして、今も被災した動物たちがシェルターで過ごしていることを、どうか忘れないでください。

 

東日本大震災、福島第一原発事故、被災後の生活でお亡くなりになられたすべての命のご冥福をお祈り申し上げます。

 

 

 

 

 

 

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