低温庫の低温装置を交換

　しばらく忙しい日々が続き、久しぶりのブログです。


　幸運にも平成１９年に中古の低温庫（２０坪）を入手し、２シーズン順調に稼動

してきた低温庫が、先日の真夏日に室温が１８度までしか下がらず、業者から点検

してもらった結果、２台ある３馬力の機械は一台には電気系統に致命的な欠陥があ

り、もう一台はクーラーガスが漏れて性能が低下しているとの事。室内設置型の室

外機は真夏の天井近くでは暑すぎ、２０年使用した中古品は全部取り替えた方が良

いとの事でした。元々新品の十分の一以下の価格で設置できた低温庫なので、今回

の出費(軽自動車約一台分）は仕方がないと割り切る。一年を通じて高品質なお米を安定供

給するには低温庫は欠かせません。




左が新しい室内機。右が古い室内機。今日（７月８日）古い機械は取り外します。

新しい機械は半分の大きさで省エネ、高性能。倉庫内の反対側にもう一台設置

してあります。




　　　コントロールパネルを設置する業者



　古い室外機は低温庫の上に設置してあり、屋根の熱で性能が低下していたが、新

しい室外機は倉庫の外に設置する。

第五節間長１センチ

　
　今日（７月３日）当会の展示圃の生育状況を見てきました。梅雨に入り寒い日も

ありましたが、稲の生育は今のところ順調です。連休前半に植えた当会の展示圃の

コシヒカリは第五節間の長さが１センチになっていました。上位第３葉も１０セン

チ程伸び、出穂前２８日と推測されます。長さも６５センチ位でちょうど良い長さ

です。このまま推移すると８月１日には出穂日となる予定です。有機１００％肥料

農魂743は化学肥料より５～７日早く穂肥を施すのが一般的ですが、今年はより慎

重にして、一回目の穂肥は平年より２～３日遅く、一回の施肥量も少なく対応する

予定にしています。



　ピンボケですが、コシヒカリの第五節間長は約１センチとなっています。出穂　

２７～８日前と推測されます。もうすぐ有機１００％農魂７４３の穂肥適期です。

　
　自分の稲は自分で診断を。節間の長さが２～４センチだと出穂２５日前で幼穂形

成期です。一般的な出穂予想は参考程度にして、自分の稲は自分で診断しましょ

う。ミリ単位の幼穂を見るより、節間の長さを見たほうが分かりやすいです。