稲作にとって穂肥の施用は品質や食味に直結する大切な作業です。当会の栽培指
針は平成19年産米、20年産米、そして21年産米と毎年少しずつ微調整してよ
り品質と食味の向上に努めています。当会の穂肥の栽培指針の移り変わりは下記
の通りです。
○平成19年産米
・第一回穂肥 出穂25日前 農魂743 20kg(N成分1.4kg)
・第二回穂肥 出穂15日前 農魂743 20kg(N成分1.4kg)
(穂肥のトータルチッソ成分は2.8kg)
穂肥を早く施用し、早めに切り上げる。タンパクの値が低く、食味値は魚沼産コ
シヒカリに近い高食味米に仕上がった。但し登熟後半に栄養不足となり、心白・腹
白がやや多く、くず米の発生も多かった。
○平成20年産米
・第一回穂肥 出穂25日前 農魂743 15kg(N成分1.05kg)
・第二回穂肥 出穂15日前 農魂743 15kg(N成分1.05kg)
・第三回穂肥 出穂5日前 農魂743 10kg(N成分0.7kg)
(穂肥のトータルチッソ成分は2.8kg)
一回の穂肥施用量を少なくし、三回に分けて施用。登熟後期の栄養保持を考慮。
19年産米より心白や腹白は減少し品質は向上、くず米も少なくなった。但し玄米
タンパクの値は平均で2~3点悪くなる(一般栽培米よりは上)
○平成21年産米
・第一回穂肥 出穂23日前 農魂743 15kg(N成分1.05kg)
・第二回穂肥 出穂15日前 農魂743 15kg(N成分1.05kg)
・第三回穂肥 出穂5日前 ミネラルユーキ443 10kg(N成分0.4kg)
(穂肥のトータルチッソ成分は2.5kg)
穂肥チッソ成分のトータルを0.3kg減らす。後期栄養はより低く長くし、ミ
ネラル成分の併用とオキサミドによる根の活力向上により高品質と高食味の両立を
目指します。
同じ様な穂肥を少しやり方を変更した位で品質や食味に大きな差は無いと思いま
すが、僅かな差を一つ一つ大切にして、少しでも前向きに米作りに取組んでいく事
が後で大きな差となるでしょう。
針は平成19年産米、20年産米、そして21年産米と毎年少しずつ微調整してよ
り品質と食味の向上に努めています。当会の穂肥の栽培指針の移り変わりは下記
の通りです。
○平成19年産米
・第一回穂肥 出穂25日前 農魂743 20kg(N成分1.4kg)
・第二回穂肥 出穂15日前 農魂743 20kg(N成分1.4kg)
(穂肥のトータルチッソ成分は2.8kg)
穂肥を早く施用し、早めに切り上げる。タンパクの値が低く、食味値は魚沼産コ
シヒカリに近い高食味米に仕上がった。但し登熟後半に栄養不足となり、心白・腹
白がやや多く、くず米の発生も多かった。
○平成20年産米
・第一回穂肥 出穂25日前 農魂743 15kg(N成分1.05kg)
・第二回穂肥 出穂15日前 農魂743 15kg(N成分1.05kg)
・第三回穂肥 出穂5日前 農魂743 10kg(N成分0.7kg)
(穂肥のトータルチッソ成分は2.8kg)
一回の穂肥施用量を少なくし、三回に分けて施用。登熟後期の栄養保持を考慮。
19年産米より心白や腹白は減少し品質は向上、くず米も少なくなった。但し玄米
タンパクの値は平均で2~3点悪くなる(一般栽培米よりは上)
○平成21年産米
・第一回穂肥 出穂23日前 農魂743 15kg(N成分1.05kg)
・第二回穂肥 出穂15日前 農魂743 15kg(N成分1.05kg)
・第三回穂肥 出穂5日前 ミネラルユーキ443 10kg(N成分0.4kg)
(穂肥のトータルチッソ成分は2.5kg)
穂肥チッソ成分のトータルを0.3kg減らす。後期栄養はより低く長くし、ミ
ネラル成分の併用とオキサミドによる根の活力向上により高品質と高食味の両立を
目指します。
同じ様な穂肥を少しやり方を変更した位で品質や食味に大きな差は無いと思いま
すが、僅かな差を一つ一つ大切にして、少しでも前向きに米作りに取組んでいく事
が後で大きな差となるでしょう。