潟東減農薬米生産者の会日記 URL http://yamagara-club.com

昭和63年設立の個人経営生産者組織
会の別名称 「やまがら倶楽部」
会員数14名
業務提携先 丸山光一商店

結果良好な食味値

2011-10-24 18:26:44 | 日記
 昨年は静岡県で開催されている全国の食味自慢が集う食味コンテストに参加して400点中98位。品質が低下した新潟県からの参加者14名の中では第2位の好成績でした。

 今年の年間行事予定では会の中で食味コンテストを実施する事になっていました。先日の米検査時にサンプルを採っていたのですが、その結果が出ましたのでお知らせします。食味計の機種はケット科学のAN800です。当会会員11名の最高点数は79点で76が一番低い点数。平均点は78でした。

 ケット社の食味計では目標としている良食味の点数は75点となっています。新潟の平場では80点以上は中々出ないといわれている中、上々の検査結果でした。検査を依頼した会社(ネイグル新潟)の担当者も「さすがですね」と言ってくれました。

 10月22日(土)会の刈上げ会(収穫祭)が開催され、その中から丸山審査委員長の判断で食味と品質を加味した中から、最優秀賞1名と優秀賞2名の発表をしました。刈上げ会の様子は後日お知らせいたしますが、会員全員参加で大いに盛り上がりました。24年産に向けて明るい話題も多く、楽しい宴会となりました。(大きく減収したのも忘れて大いに飲みました)



コシヒカリの1等米比率97.5%

2011-10-18 15:50:32 | 日記
 10月17日に米穀検査を終了して、当会のコシヒカリは1等米比率は97.5%でした。新潟県内の平均が約75%、近隣のJAに出荷した農家からは2等米の比率が高いとの話が聞かれる中、素晴らしい検査結果となりました。精米していても22年産米と比較して心白粒が少なく、精米歩留りも良好です。会員全員のサンプルを食味検査に出していてまだ結果は出ていませんが、きっと高い数値が出ると期待しています。(ブログでも結果をお知らせいたします)

 ここまで書くと結果良好なのですが、大雨や台風にたたられた23年産米は予想以上に収穫量が低迷しました。発表されている作況指数は下越南は98となっていますが、9月上旬の台風とフェーン現象の影響で実態は大きく減収している筈です。当会も減収した22年産よりも更に減収し、反収で7俵台の会員が多かったようです。

 総合生協から要請されている出荷数量は平年であれば充分に確保できて、会としては新たな販路開拓が課題だったのですが、残念ながら今年産はその数字に僅かながら達しませんでした。

 生産者としては高品質な作物を生産するのは勿論大切ですが、大きく減収してしまうと、同じ手間隙と経費を差し引き、収入が大きく落ち込みます。従って、会員の皆様は半分ガッカリしています。10月21日は今年の反省会を兼ねた「刈上げ会」が行われます。今年の結果の検証と24年産米への取組を会員みんなで話し合いたいと思います。