SOMETUKE

二匹の猫、クロとウォルターと飼い主の
日常。ひとり言。

花咲か爺さん

2006-04-13 10:05:42 | Weblog
 昨日”日本昔話”を見た。花咲か爺さんが放映されましたが、私の記憶とは違っていました。

隣の悪いお爺さんに、畑を荒らしたとして追いかけられていた子犬を良いおじいさんが”わしの顔に免じて許してくれ”と助ける。命名ポチ。
エサを与えただけ大きく成長。
ある日、おじいさんを背に乗せ山に行く。”ここ掘れワンワン”で小判がザックザク。
これを見ていた隣の悪爺がポチを無理やり山に引きずっていく。引きづられて弱り助けを呼ぶ声で”ワン”と鳴く。そこを掘ってみるとお化けが現れ、蜂も飛び出してきて、悪爺はさんざんな目にあう。
怒った悪爺は、ポチを殺してしまいます。
良爺は悲しみながら、山に埋葬してお墓を立てました。一晩にしてそのお墓は大木に育ちました。翌日、良爺がお墓にいくとその姿にびっくり!そして大木から”臼にしてくれ、臼にしてくれ”と声が聞こえます。
それに従い、臼を作り、ポチの好物だった餅を搗きました。小さく一口大に取り分けると、それが小判になりました。
それを盗み見していた悪爺が、力づくで臼を取り上げ、自宅で餅つきをしました。すると餅はOOO(変な物)になり悪爺に襲い掛かりました。
怒った悪爺は、臼を斧で割り、かまどにくべて燃やしてしまいました。
良爺は悲しみながら”ポチの形見”として灰を引き取り、ポチの好物だった大根の肥料にしようと畑に行きました。そのとき突風が吹き、灰が枯れ木にかかりました。すると時期ハズレの桜が咲きました。村中を桜でいっぱいにしました。
その噂がお殿様の耳に入り、お城に花を咲かせました。
途中から悪爺が灰を持って現れ”私こそが本物の花咲か爺です。”と言って灰を撒き散らし、お殿様を灰まみれにして、牢屋に入れられました。
良爺は褒美をもらい、村は花咲村(?)となりました。