SOMETUKE

二匹の猫、クロとウォルターと飼い主の
日常。ひとり言。

続、悲しい話

2004-09-14 10:49:05 | Weblog
 びっこ(不適切な表現?)を引いている。動物相談

センターに、電話を入れた。レントゲンで判断するのが

ベストのように思われた。しかし、いつもの病院に装置

が有ったか記憶に無い。タウンページで探して電話した。

”レントゲンは、あまり体によくないから、、、”

この言葉を言ってくれた病院へ、連れて行った。

 ほんの少しのハレは認められるが、触っても痛がらない。

レントゲンをとって確認。骨折は認められないが、先生の

表情がおかしい。呼吸を、息ずかいを黙って確認している。

”多分、びっこは栄養失調。子猫用の高カロリーの餌を与

えれば、直ぐに直るでしょう。申し訳ないが、全体のレン

トゲンを取り直します。もう少し待ってください。”

 写真を見て、私でも直ぐに異変に気が付いた。肺が変!!

頭のほうの3分の1弱は、形にそって透明だが、尻尾の方

3分の2は白く写っている。

”この白く写っている所、水が、膿が溜まっています。

呼吸を見てください。静かに座っているだけなのに、荒い

でしょ。肺の3分の1しか機能していません。膿を抜き取

る方法も有りますが、こんな小さい子(670グラム)

では、注射針を刺しただけでショック死してしまう。仮に

手術をするにしても、もう少し大きくならないと、、でも

このような状態になって、成長した子を僕は見た事が無い。”

 いろいろな説明の中から、断言はしないが、夏を越せれ

ば御の字、のニュアンスに感じられた。


 そんな子が、生きた。余命より1年も長く生きた。生命

の神秘。小さな肺で生きられる大きさで、成長は止まった

が、延命した。五頭身ぐらいなまま、ずっと、生きていた。


     今日のチビクロ。700グラム!大きくなれ!!