夢見る天使

2010-01-30 | Weblog
子供の頃
目に映るすべてのものが
夢の世界につながっていた

風に揺れる草に
見えない力を感じ
夜空の星に
はるかかなたからの伝言を聞き
ちびた鉛筆が
無限を描く魔法の杖に思えた

子供の頃
現実の世界と
空想の世界との境界線はなかった

自分が思うこと
自分が感じることが
自分にとって一番大事なこと
素直にそう思っていた

けれども
一つ一つ年を重ねることは
世の中、社会という世界のルールを学ぶこと
夢の世界はもちろん
自分の世界だけで生きていくことはできない

大人になるということは
そういうことだと思っていた



「ほんとうに、そうなの?」

どこからか
そんな声が聞こえた

ふと机の上に目をやると
小さな天使の置物があった

十数年前、母の誕生日に贈ったもの
その母も亡くなり、
今、私の手元に残った

子供の姿で羽を持つ天使
まさに「自由」の象徴

ぼんやり見つめていると
また問いかけられた

「子供の頃と今と、何が違うの?」

天使は、笑っているようにも見えた



じっと目を閉じてみた

暗闇の奥から光が透けて見える

そこは現実であり、まるで夢の世界

なぜなら
そこにありながら、写真にも取れない世界だから


そうか…

現実も夢も
自分の心の中のものなのかもしれない

とすれば…





パッと目が開いた

机のライトの下に
天使の置物がひとつ

「そんなに答えを急がないで」

そう言っている気がした


「子供であろうが、大人であろうが
 夢の世界への切符は永久だよ」

天使がそうささやいた












刈り上げ茶々 (>_<)

2010-01-29 | Weblog
我が家のお転婆シェルティー茶々

なんと… 体に3つできてしまった脂肪の塊をとる手術を受け、
まだらに刈上げ状態

しかも、5cm~8cmもの切り傷

辛かったよね


あ~

お父さんもお母さんもチャンピオンの血統証付き

毛並みは、
ちょっと一部にまだら模様があるけれど、ツヤも良く上々だったのに



今から2年以上前、
茶々が一歳くらいに、首の後ろにシコリを発見

動物病院の先生は、
「脂肪の塊ですね。悪性ではないので、無理に切ることもないでしょう。犬自身はあまり気にしてませんよ。人間が気になるのなら、手術してもいいですが」

そう言われれば、
無理に手術は選びませんよね。

でも…
2歳、3歳・・・となり、
脂肪の塊は2個、3個となってしまいました。

そして、今年の1月初め、
なんと首のシコリから膿が

ぎゃ~
びっくりして病院へ。

動物病院の先生は、百戦錬磨。
優しい口調で
「ああ… こんなに大きくなったんですね。では、取りましょうか?」

結局、それから一週間後の1月19日に、
一泊で茶々は脂肪の塊を取る手術を受けました


とら刈りは覚悟していました。

でも、切る長さが8cmもあるなんて、ショック。

なんでも、脂肪が溜まっていた袋も取らないと、
また同じところにできてしまうことがあるそうです。

脂肪の塊は、できる犬とできない犬があるそうです。


それにして、
美しい毛並みの女の子が、
刈られて、切られて・・・
人間だったら、ショックでしばらくご飯も食べられないですよね。

でも、我が家のお転婆茶々は、
手術から帰ったその日から、元気いっぱい

兄貴ネコのネコチューと家の中を走り回り
食欲もモリモリ


生命力の強さをまざまざと見せ付けられました。

ネコチューは、交通事故であごを手術し、
茶々は、体に三箇所の傷。

生きるって、見た目じゃないよ

って、言われた感じです。



今年のクリエイティブカラー 静岡

2010-01-28 | Weblog
2010年 平成22年 

クリエイティブカラーを始めて早5年


今年もイロイロ好奇心カラー講座等を開催したいと思っています。

次の49回目は・・・



2月1日(月)13:00~

いつもとちょっと違った形式で、
ランチセミナーにいたします。

実は、人数に制限があり、今回は限られた方にしかお知らせしていません。

現在、6名の方にお申し込みいただいています。

テーマは、今年のラッキーカラー


クリエイティブカラーは、
カラーの知識を様々に活用していただくきっかけを提供するのが目的です。

皆様からのお声を聞きながら、
楽しんでいただけるサロン形式を続けたいと思っています。


もし皆様のご希望があれば、
ランチセミナーは、また開催させていただきたいと思っています。



アバター にノックアウト!

2010-01-28 | Weblog
ついに観てきました!!!!!

「アバター」

六本木ヒルズのTOHOSシネマ
18:20~

前日の夜にネット予約しておいて良かった~
窓口では完売でした。

どこかのテレビの取材が来ていたのですが、
家に帰ってTVを付けてビックリ
「報道ステーション」に流れているじゃないですか。

劇場で見終わった後、
中村七之助さんとすれ違いました。
きっとこれから観るのですね

興行成績が「タイタニック」を間もなく抜くほどの人気
3D
これはやはり大画面で見なくちゃと。

で…
感想…

眼鏡がずれて観づらかった というのは別にして

すごい
映画の革命
だと思いました。

一緒に行った友人は
「明治維新と同じみたい…」

つまり、大きな黒船が突如現れ、
ドカーン! と大砲を撃ってきたような衝撃でした。

発想・アイデアはもちろん素晴らしいですが、
それを実現させた力の凄さ!

どうやって創ったのだろう… 

どのシーンを見ても、
スケールが大きい上に、細部へのこだわり、全体のバランスの美しさ
ただただ驚くばかり。


映像は未知のSFの世界
でも、ストーリーは、ラブストーリー


ジェームズ・キャメロン監督の創造者としての偉大さに改めて敬服。


ふと、
日頃、悩んでいることなんて小さい小さいと反省。


Aがいいか、Bがいいか… なんて
出来ることで悩むなんて時間がもったいない。

出来ないかもしれないことを実現させることに
もっともっと力を注がなくちゃ。

同じ人間に生まれ、
人としての能力には、どの人もきっとそれほど大差はないのだと思います。

でも、
想いの大きさ・深さ・熱さが
周りの人を動かし、世の中を動かし、時代を動かす

ジェームズ・キャメロン監督は、
14歳のときにアイデアを考えたといいます。

脚本を書いたのは1995年頃だといいます。

それから3DやCGなどの技術の進歩を待って、
数年かかって制作し、2009年公開。


数年先の輝く未来のために、
今、これから始めなきゃ。


そして、夢だけは大きく





招福たい焼き

2010-01-28 | Weblog
田町の芝浦方面で、

「招福たいやき」を見つけました。

小倉あん 100円

薄皮が特徴で、

なんと

たい焼きの形からはみでた皮ごと売られていました。

少々小ぶり(鯛ではない)でしたが、

食感もよく、あんこもたっぷり。

小腹が空いた時にはぴったりなたい焼きでした。

コラーゲン入りのたい焼きもありました。

他の場所にもあるのでしょうか?

真実の色 みかん色って?

2010-01-27 | Weblog
先日、
みかんをいただきました。

オレンジではなく、みかんです。

でも、
みかんというより、オレンジでした。


つまり、オレンジ色をしたみかんです


香川から送ってもらったというみかんは、
ふつうのみかんより、色がかなり赤みがかっていました。

みかん色というと、

赤みかがった黄色というか
黄みがかった橙(オレンジ)

そのもの固有の色には、
一般的な色、思い込みの色があるものです。

肌の色(実際より明るく思い込んでいる)
葉の色(緑というより、黄緑)
空・海の色・・・

ほとんどのものが、
実際の色と記憶している色、イメージする色は違うものですから。

色は、比較することで、
その色の特徴がわかります。

色彩学を学ぶと、
色の比較の仕方がわかり、
つまり色の本質を知ることができます。

色って、イロイロ奥深いものです。

今年も、イロイロトライ!です





赤い兜をかぶってみました

2010-01-11 | Weblog
昨年の11月にお世話になった掛川城へご挨拶に。

澄み渡った青い空に、
白くそびえたつお城が美しく輝いていました。

近々、掛川に甲冑専門(?)のお店ができるそうで、
店主の方をはじめ数名が、
ボランティアで鎧や陣羽織姿で掛川城に来ていらっしゃいました。

鎧などを実際に見てもらうことで、
日本の伝統文化を伝えたいとのこと。

鎧はもちろんレプリカですが、それでも20~30㎏あるそうです。

ご好意により、兜だけかぶらせていただきました

赤い兜は持っただけで、ずしっと重さを感じましたが、
被るとしっかりと頭を包み、
気合が入る気がしました


恐らく…
女性の私が兜を被らせていただくというのは、
今の平和な時代だからともいえます。

甲冑はデザイン的に優れ、
実に興味深いものです。

でも、それはあくまで戦いのためのものです。


日本の歴史を知るためには欠かせない戦国時代…
そして、戦国武将…

強さに憧れ、ヒーローとして見るだけでなく、
日々生死を意識した日々を送るという時代があったことを
いえ、あったからこそ今があるのだと改めて思いました。





白 本日の夕食は クリームシチュー

2010-01-08 | Weblog
今年初めての
クリームシチュー

クラムチャウダー風

「正月うどん」が白で縁起がよいのなら、
今日は洋風「New Year シチュー」ホワイトソースでラッキー!

<材料>
玉ねぎ   1個半
にんじん  1本半
ジャガイモ 小6個
カブ    6個
ほうれん草 1/3束
にんにく  1かけ

ベーコン
アサリ 400グラム(殻つき)
帆立の貝柱 中4個

野菜は、それぞれ適宜に切って、
フライパンで炒めてからスープなべへ。
早めにブイヨンを入れて煮出します。

一方、アサリは殻のまま、フライパンで酒蒸しに。
口が開いたら、殻から取り出し、残った汁とともにおなべへ。

(東京では、アサリの水煮缶がすぐ手に入りますが、
静岡では、生のアサリの方が安いのですよね)

ひと手間かかりますが、味はグーです。


野菜と、アサリと帆立を入れたら、
クリームソースのルーを入れればオッケー。
いやはや、便利です。

今回は、テレビからのヒントで、
朝のお雑煮の残りをシチューに入れてみました。

すっかりどろどろになっていたので、
さらにとろみと甘みとコクが増し、かなりおいしく出来上がりました!

(ちょっと食べ過ぎてしまいました)

静岡のお雑煮は、
焼かずに、だし汁で煮込み、とろとろにします。
入れる野菜は、白菜、大根、サトイモ
このお雑煮慣れてしまうと、
お澄ましにや焼餅を入れる、関東風のお雑煮ではものたりなくなります。


おいしい色… というものがありますが、
白の魅力は大きなものです。

いつか全国食べ歩き行脚にでたいと思います

1月7日 七草粥 松の内

2010-01-07 | Weblog
1月7日といえば、

 七草粥

最近は、炊飯器でお粥が炊けるのですっかりお任せしています。

スーパーには、七草がパックになって売っているので、これまた便利。

せり・なずな ・ごぎょう・はこべら ・ほとけのざ・すずな・すずしろ 春の七草~

さっぱりお粥は、体の中からきれいになる気がしますね。


七草は、1月7日(人日の節句)の朝に、

「七種菜羹(ななしゅさいのかん)」

つまり7種類の野菜が入った汁物を食べる風習のことです。

七草粥は、
古来平安の時代から食され、
お正月のお節やお雑煮などのご馳走に疲れた胃腸をいたわり浄化、
新年の無病息災を願うというものです。

確かに、年末年始は食べてばかりだったため、体がすっかりなまってしまったような…


調べてみると、
「七草」と書くと、秋の七草のことを指すそうです。

春のななくさは「七種」と書くのが正解だそうです。

知りませんでした。


そして、1月7日で、松の内も終わり。

松の内がいつまでか…
松飾はいつまで飾るのか…

毎年のように家族で話題になります。

今年は、1月7日までが松の内ということで、
明日1月8日に松飾を片付けることになりました。

過去には、
1月11日の鏡開きまでのとき、
1月15日のお焚き上げまでのこともありました。

日本の風習も、古来続いて来ていますが、
変化もしています。

お正月から春にかけては、
様々な節句があり、日本という国を意識する良い機会ですね。


さてさて、
2010年、平成22年は、どんな年になるのでしょうか?