気ままな日記~弘前にて~

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友を送る

2008年04月28日 | 「健康」掲載コラム
春は出会いそして別れの季節と言われる。この春、学生時代からの友人であり同志である内科のK先生が当県を去った。
K先生は弘大入学時には僕の1級上であった。留年のため3年生の時に同級生になった。それまでも医学生ゼミナールや新入生歓迎企画などで一緒に活動する機会はあったのだが、4年生の時(1988年)に僕が学生自治会の委員長になる際に副委員長になってもらい、以後さまざまな活動をともにしてきた。お互い悩みを相談したり切磋琢磨したりして、よい医師になって青森県の医療が発展することを夢見てやってきた。ちなみに僕の結婚式の司会は彼が、彼の結婚式の司会は僕が務めている。1993年に僕の長男が翌年に彼の長女が生まれ、健生病院の赤ちゃん同窓会の記念撮影には両家並んでおさまっている。3年後には互いの第2子が生まれ、家族ぐるみでずっとお付き合いしてきた。
彼は青森市のあおもり協立病院と堤診療所に長くいたため、しばらく一緒に仕事する機会がなかったが、2004年に健生病院に異動となり約10年ぶりに同じ職場となった。2004年の健生病院望年会では10年ぶりにコンビを組んで歌で出場。2人とも目立ちたがり屋のカラオケ好きなので、入賞したことに味を占め、2005年も連続出場しコブクロの桜を歌った。(ハモリだけでなくビジュアル的にもパロってるつもりだったが・・・。)
事情あって退職し故郷の北海道に帰ったK先生。でっかい体とでっかい声で患者さんに親しまれながら診療していくことと思う。しかし今後いつか再び同じ職場で一緒に働く日も来るであろうと願いながら、3月25日夜の青森駅、寝台車で旅立つK先生一家を我が家総出で見送った。
(第8回掲載分)

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