医師でありながら利き手を骨折してしまった私
まず、真っ先にしたことは私が執刀する予定であった術前の患者さんに事情を話して謝罪し、待機、術者変更もしくは紹介など今後の方針を決めることであった。
次に同僚の医師達に相談して、私の手についての治療方針を決め、当番や手術予定の変更などを決めた。
幸いにして人差し指の使い方に気をつければ何とかいろんな事が可能なようだったため、病欠ではなく出勤継続として手術以 . . . 本文を読む
レントゲンで、まず骨折は間違いないと思いつつ、正確な評価をするためにCTを撮影。
1mm刻みに撮影した画像をコンピューターで3次元に再構成してもらうと・・
レントゲンでは今ひとつはっきりしなかったが、明らかに折れている
しかも少し転位している・・・ . . . 本文を読む
右手に湿布して一晩経ったが、翌日も痛みは変わらず
あせりながら、自分の病院へ行き救急外来でレントゲンを撮ってもらうと・・・
えー マジか・・
患者本人として否定したい気持が勝るが、医師としての自分は冷静な判断を下していた。
これは骨折だな . . . 本文を読む
4月に清水由貴子の自殺のニュースが流れた。
何を隠そう、昭和52年の一時期、小学生だった私は清水由貴子のファンだった。今でもシングルレコードを4枚持っている。抜群の歌唱力の高田みづえ(今は相撲部屋の親方夫人)、愛嬌のある榊原郁恵(今でも芸能人)と比べ、どこかさびしげでそれゆえに惹かれるものがあった。
デビューシングルの「お元気ですか」もよいが、B面の「あじさい村から」も秀逸で、都会に出て行った恋人 . . . 本文を読む