今年の4/30は月曜日で昭和の日の振替休日。4/28-30の三連休最終日なごみの湖は思ったより空いていた。
出かける前に調べた天気予報はほぼ当たっていて15時半から雨が降り出した。風は思ったより強く信楽のアメダスはこんな感じでした。

5m程度の風なんて・・・と谷間に風が抜けるとおよそ倍になります。
一応雨量も記録に残しておきましょう。左から15時、15時半、16時です。



和束は京都府の最南東端。こんな感じでパラパラ降ってきて、16時頃は少し強まってました。幸運なことは雨と共に風が止んだ事でしたが、カッパのパンツを忘れたこと、靴が雨用じゃないことで16時半に上がり鱒と共に切り上げました。
早朝6時過ぎに現地着。駐車場でホイール周りの焼けた匂いを楽しむ。ガソリン代高騰を考えるとアホだが、こういう無駄が経済や文化の発展に繋がっているのだろう。事故のリスクがあってもクルマ、スキー、チャリで速度を出す、魚を傷つけても釣りをする、身体に悪いと判っていても煙草を嗜む、無駄だと判っていてもブランドものに価値を見いだすなど・・・言い出したら切りがない。安全速度なら事故った時の衝撃が小さくなる事は事実。だが、活性は下がりストレスは高まる。魚を見て愛でるだけというのも一つの解だろうが、ハンディを背負い、己の技量で魚を出し抜けた時は楽しいし、己の何かを再発見している(と思う)。煙草やブランドも己の何かだ。スマートに小賢しくってのがしっくりこない。
音楽も泥臭く、バタ臭く、本能の赴くままという感じのロックやクラシカルミュージック、鼓舞してくれるタイプが好きだ。都会派でソフィスティケートとされた音楽はあまり好きではない。具体例はわざわざ挙げないが、テンションの多い和音7thとか9th, sus4, dim等を駆使する音楽ってこと。なお、ポップで都会的なプリンスやマドンナは以外にテンションの多いコードの使用を控えているそのままコードをガーって鳴らす事は無く、アレンジが冴えている。
(テンション系でもdim7というコードは独特の響きを持っていて全く都会的ではない・・・バッハのトッカータとフーガでイントロの♪チャリラ~チャララララ・ラ~(チャリラー鼻から牛乳~とも言う)が終わった後のダーダーダーダーダー・・・と重なりながら昇っていくあの音階。)
閑話休題
なごみの湖ライトエリア前の山桜も奇麗なものだ。
この桜はしだれとかでソメイヨシノとは違って遅く迄咲いている。奥の方はブナ等が何とも言えない黄緑色で芽吹いている。
受付で、常連のB氏と話していると今日は少なそうなので共に第一桟橋に入ることにした。中央桟橋から固定桟橋前のスタンプを狙う釣りはココ最近十分楽しんだし、久しく第一桟橋に行ってないことも思い出した。
ティペット交換中。写真で判る様に朝一は風も殆ど無い。曇っていてメマトイが出てきそうな感じ。湖面はたくさんのライズ。これを見たらドライで狙いたい。今回はPolyleader Floating10ftに6.5Xのティペットに最近入手したマテリアルを駆使したこのフライを使う。
残念な事は視力低下のため、遠投したらどこにフライがあるか判らん事(orz...)。多分あれがこのフライだろうっと目を凝らしてたらその横のゴミにライズして「違う!隣や!!」とつぶやくとラインが引き込まれて隣が自分のフライだったって事多数。インジケータが小さいから仕方が無い。小さいから落下途上も見えにくい。あまり遠投するなってことか。とりあえず今日の一尾目はこれ。適度にあしらってネットインが6:50。
その後、岩魚もでるし、なかなか良いフラだが、遠投してフライが見えないのはヒットが見えずに哀しい。
そこで#!2のパラシュート。
次は#16程のCDCガガンボ。
風が吹き出すとライズが散発になる(というか見えない)ので水面直下のリトリーブに変更。フライはレオン(略し過ぎ?)のミッジ・ウェット。
遠投後ちょっと待って元気よくリトリーブ。すると向こう合わせでガツっと。6.5Xのティペットでは40cm程度ならなんてことなくてもなごみの湖に多い50cmクラスがヒットするとヒット後の魚の反転衝撃でティペットが断裂してフライが略奪されます。特に高速リトリーブは反転衝撃が強いし、中央桟橋の魚よりも追い食いが少ない。そこでティペットを5Xにしてフライも太軸Pupaに変更。逃げるpupaへの攻撃は殆どアトラクティブへの反応ですが面白い。こんな感じですね。


昼前から風がさらに強くなりだし、帽子が飛ばされそうになるとフライは釣りにくくなっていく。タナが不定になっていく(というのは釣りにくくなって釣れないってこと)。さらに風で寒いのでレインウェアを着込む。
強い追い風を利用したロールキャストでもそこそこ投げられるが、フローティングラインは先端にシンキングリーダーをつけてもラインが流されてイライラする。そこで昼前にインタミ+Slow Sinkingに変更。
ここで、ふとマラブーを試したくなったので投げてみる。ヒットするが乗らない。
やはりPupaが良いという結論。たまにPupaのフォーリングでも食うが、基本的にはストロークも大きく(スプーンなみかの速度もしれんが)早引き。
タナは浅い目。シンキングリーダーとの組み合わせは探るのが楽しい。
沖合で掛けると楽しい。反転衝撃と強烈なヘッドシェイクで針が折れたり、5Xをぶちきられたりした。なごみの湖は楽しい。
雨が降りだして風がやみ、横殴りの風雨での釣りは無くなったが、ジーンズのみでは厳しくなってきたので上記の上がり鱒で投了。3
0尾弱の虹鱒と存分に楽しみました。
雨が降ると流れが見える?


これは微妙な表層のさざ波にすれば境界がはっきりしすぎている。流れに伴う小さな水の粘性の違いだろうか。雨滴が消え易いか消えにくいかの違い?
ここでは納得のいく答を得ていない。
流れが寄与していそうな感じもある。理由が判らないのが気になる次第。
おまけ。
出かける前に調べた天気予報はほぼ当たっていて15時半から雨が降り出した。風は思ったより強く信楽のアメダスはこんな感じでした。


5m程度の風なんて・・・と谷間に風が抜けるとおよそ倍になります。
一応雨量も記録に残しておきましょう。左から15時、15時半、16時です。



和束は京都府の最南東端。こんな感じでパラパラ降ってきて、16時頃は少し強まってました。幸運なことは雨と共に風が止んだ事でしたが、カッパのパンツを忘れたこと、靴が雨用じゃないことで16時半に上がり鱒と共に切り上げました。

早朝6時過ぎに現地着。駐車場でホイール周りの焼けた匂いを楽しむ。ガソリン代高騰を考えるとアホだが、こういう無駄が経済や文化の発展に繋がっているのだろう。事故のリスクがあってもクルマ、スキー、チャリで速度を出す、魚を傷つけても釣りをする、身体に悪いと判っていても煙草を嗜む、無駄だと判っていてもブランドものに価値を見いだすなど・・・言い出したら切りがない。安全速度なら事故った時の衝撃が小さくなる事は事実。だが、活性は下がりストレスは高まる。魚を見て愛でるだけというのも一つの解だろうが、ハンディを背負い、己の技量で魚を出し抜けた時は楽しいし、己の何かを再発見している(と思う)。煙草やブランドも己の何かだ。スマートに小賢しくってのがしっくりこない。
音楽も泥臭く、バタ臭く、本能の赴くままという感じのロックやクラシカルミュージック、鼓舞してくれるタイプが好きだ。都会派でソフィスティケートとされた音楽はあまり好きではない。具体例はわざわざ挙げないが、テンションの多い和音7thとか9th, sus4, dim等を駆使する音楽ってこと。なお、ポップで都会的なプリンスやマドンナは以外にテンションの多いコードの使用を控えているそのままコードをガーって鳴らす事は無く、アレンジが冴えている。
(テンション系でもdim7というコードは独特の響きを持っていて全く都会的ではない・・・バッハのトッカータとフーガでイントロの♪チャリラ~チャララララ・ラ~(チャリラー鼻から牛乳~とも言う)が終わった後のダーダーダーダーダー・・・と重なりながら昇っていくあの音階。)
閑話休題
なごみの湖ライトエリア前の山桜も奇麗なものだ。

受付で、常連のB氏と話していると今日は少なそうなので共に第一桟橋に入ることにした。中央桟橋から固定桟橋前のスタンプを狙う釣りはココ最近十分楽しんだし、久しく第一桟橋に行ってないことも思い出した。





そこで#!2のパラシュート。
よく見えてまるでインジケータフィッシング。これは出るが乗らない。ショートバイトはフライへの違和感が原因か、フックデザインの違いか。乗らないと面白くない。とわがままになる。
次は#16程のCDCガガンボ。
これは落下時のフワって感じで落下点もよくわかる。そしてこれはよく出るし乗るし、ドライ三昧って感じ。ただCDCの難点は釣るとヌルにやられる事。フロータント依存症になる(笑)。でも着水と同時にヒットとか、一旦沈めて浮き上がらした瞬間にヒットとか(イマージャの演出)とまぁ風が吹くまで楽しませてもらいました。
風が吹き出すとライズが散発になる(というか見えない)ので水面直下のリトリーブに変更。フライはレオン(略し過ぎ?)のミッジ・ウェット。
遠投後ちょっと待って元気よくリトリーブ。すると向こう合わせでガツっと。6.5Xのティペットでは40cm程度ならなんてことなくてもなごみの湖に多い50cmクラスがヒットするとヒット後の魚の反転衝撃でティペットが断裂してフライが略奪されます。特に高速リトリーブは反転衝撃が強いし、中央桟橋の魚よりも追い食いが少ない。そこでティペットを5Xにしてフライも太軸Pupaに変更。逃げるpupaへの攻撃は殆どアトラクティブへの反応ですが面白い。こんな感じですね。


既に湖面が風で波立ってます。これが段々強くなっていきます。
昼前から風がさらに強くなりだし、帽子が飛ばされそうになるとフライは釣りにくくなっていく。タナが不定になっていく(というのは釣りにくくなって釣れないってこと)。さらに風で寒いのでレインウェアを着込む。
強い追い風を利用したロールキャストでもそこそこ投げられるが、フローティングラインは先端にシンキングリーダーをつけてもラインが流されてイライラする。そこで昼前にインタミ+Slow Sinkingに変更。
ここで、ふとマラブーを試したくなったので投げてみる。ヒットするが乗らない。
やはりPupaが良いという結論。たまにPupaのフォーリングでも食うが、基本的にはストロークも大きく(スプーンなみかの速度もしれんが)早引き。
タナは浅い目。シンキングリーダーとの組み合わせは探るのが楽しい。
沖合で掛けると楽しい。反転衝撃と強烈なヘッドシェイクで針が折れたり、5Xをぶちきられたりした。なごみの湖は楽しい。
雨が降りだして風がやみ、横殴りの風雨での釣りは無くなったが、ジーンズのみでは厳しくなってきたので上記の上がり鱒で投了。3
0尾弱の虹鱒と存分に楽しみました。
雨が降ると流れが見える?


これは微妙な表層のさざ波にすれば境界がはっきりしすぎている。流れに伴う小さな水の粘性の違いだろうか。雨滴が消え易いか消えにくいかの違い?
ここでは納得のいく答を得ていない。
流れが寄与していそうな感じもある。理由が判らないのが気になる次第。
おまけ。
帰宅中左足の指の付け根に違和感。なにかが刺さっている様な感じ。帰宅して靴の裏を見るとルアー用のフックが刺さっていた。
取り出したら細軸。先端が折れたので桟橋に捨てたのか、わからないが、靴に注意ですな。


この時期のなごみはドライや表層リトリーブ
で釣れるので好きです。
ムダを楽しむのが人間ですよねぇ!
G.W.後半は、混雑しそうなので、
なごみの湖は諦めますわ。
小賢しさを楽しむのが人という仰せの方も居られる様ですが、私は小賢しさよりも無駄を楽しみたいです。
GW後半は最終日を考えていますが、もう週末が見えてきました。短いですねぇ。
また桟橋で楽しみましょう。