Lotus 78 JPS Mark III

F1MODELiNGという雑誌を買った！。名作ロータス78の特集だ。グランドエフェクトを初めてレーシングカーに取り入れた傑作。黒地に金文字という出で立ち、細いコクピットにサイドポンツーン。大好きなF1マシンである。
サイドポンツーンは逆翼断面形状であり、その側面はスカートが取り付けられている。このスカートが重要である。
強烈なダウンフォースを発生するが、スカートから横に空気が入ると一気にダウンフォースが抜けるという危険はある。
後にフラットボトム、ステップドボトムへ規制されていくが、グランドエフェクトという概念を持ち込んだ最良のマシンの一つだ。
当時のマクラーレン(MP23)もデザインは良くない。むしろださい。フェラーリも312T(2?)の時代。ボクサーエンジンの低重心をフルに生かしていたがグランドエフェクトは難しい構造だった。全体のデザインはT4よりはスッキリしているがスコップのようなフロントウィングがイマイチ。
当時はタイレル（懐かしい！）P34「六輪車」もあった。
これらはスーパーカーブームの頃にプラモデルを作ったので色々と構造を覚えている。
その追確認のために買った雑誌だな。

最近のＦ１はセイウチのようなウィリアムズ（不細工だと思う）以外、色で見分けるしかないのが難点だ。当時は上記のマシンのようにシルエットでも見分けられた。空力を追求するとみんな同じ形状になるのかな(笑)。