今年最後の三連休初日の土曜日。昼前から雨の予報。夕方に所用が出来たので朝一から昼過ぎまででなごみの湖で表層中心に楽しむことにした。念のためシンキングラインも用意しているが魚が上ずっていると表層が楽しい。
新着情報では新入生到来(新規放流)とのこと。運が悪ければ放流時に帰路につくことになるが、なごみの湖の放流直後はフライがルアーに及ばない事を考えると放流そのものはそれほどおいしいモノではない。アトラクタなフライのアピール能力もスプーン等に及ばない。何と言っても振動の差は大きい。だが後述するようにそれなりに釣る方法も見出した。
さて、現地到着8時前で車は4台。雨天予報だからお客さんは少ない目だ。そしてフロントグラスには小さい雨滴が付き、ライトエリアには波紋が生じ始めるような雨が降り出した。
事務所でサービス券を使い第一桟橋へ急ぐ。上流から見て左岸側が空いているので中央寄りに陣取ることにする。中央にはフライの人が1人で右岸側はルアーの人が1人。中央桟橋や第二桟橋にうまく分散している。
水面を見るとライズしている。(雨滴と見間違うほど視力は落ちてない)
ライズがあるなら表層狙いだ。水面直下のほうがバンバン釣れるだろうとTMC-108SP-BL#14に赤いガラスビーズ、ピーコックハール、オリーブイエローのスレッドの上にタンのV-Ribを巻いたミッジで狙う。少し沈めてもゆっくりリトリーブも反応がない。
ライズがあるから水面そのものに反応しているのか?と#14のFミッジピューパにしてみるが嫌われているようだ。雨滴で目立たないのかティペットが目立っているのか両方なのか?・・・
ティペットを5Xから6Xに変更し、ちょっとライトパターンが大きくなるTMC90-BL#14のCDC クレーンフライにすると岩魚が出ました。しかし雨足が強くなるとライズが見えにくくなり、さらにCDCは雨に弱くてとっとと沈むので表層ソフトハックルに変更。
今回のソフトハックルはGamakatsu B10S #14にガラスビーズまたは小さなメタルビーズをヘッドにしてソラックスはピーコックハール。アブダメンはフェザントテイルでリビング付き。ウィングはCOCK DE LEON(少量)。ヘンハックルのグリズリーをソラックスの中から出すようにちょっと凝ったもの。
結果的にイワナ祭を堪能しました。早引きでイワナが狂ったように襲いかかってきます。背びれは見せなくても表層に喰い波というかイワナのモジリがフライに突進してヒットの瞬間はライズの様にシュボっと水面炸裂。ここで鋭いダッシュか強烈なヘッドシェイクがあるとニジマス。グイングインって感じだとイワナ。イワナの連チャンでお祭りモードでした。
少し水温が上がり出すとニジマスも浮くのかさらに鼻曲がりのごっついヤツもゲット。
頭デッカチにみえますが、ネットに何とか入れて体が曲がっています。歴戦の勇士だったのか私以外のフライをくわえていました。婚姻色のためか少し黒いですね。
コレよりも小さいオスも釣りましたが、釣り上げるとネットの中で放精してました。なごみの湖は再生産している(信憑性10%)のはこれらのおかげでしょう。
さて13時。雨がきつくなってきたので帰ろうかどうしようか悩んでいるとトラックが上がってきて最下流の堰堤から放流(合計軽トラで3回分)。
放流された魚は暫く堰堤際に固まっているが徐々に拡散していく。そして振動の強いルアーに良くヒットするようになる。しかし雨天で下流から結構キツイ風が吹き出すので本当は下流にフライを投げて釣りたいが顔に雨がかかるのが鬱陶しいし、キャストもままならないので上流を向いて右岸のルアー祭に軽い嫉妬(笑)しながらBHストリーマ#6を沈めて引く。
暫くすると第一桟橋上流側に魚が廻りだしたのかたまにライズがある。ここで午前中のナチュラルなフライを使ってもアピールが弱いのでまず無理。こういう時に役立つのが手芸屋スペシャルのストリーマ。カラーは何でも良いと思うが・・・。
ちなみにエッグ/ボム/スカッドは持ってきていない。BHの手芸屋スペシャルストリーマ#6を投げて煙草をまさぐる。狙いはバナナフォールとライゼリングアクション。沈めていると久しぶりにラインが走るのを見た。煙草を出す間もない。これがLLの醍醐味だ。ビシっとアワセをくれると結構なヘッドシェイク。午前中と同等かな?と思ってたら胴が太いのか水中でのギラツキ感が凄い。午前中の鼻曲がりよりもでかいことは確実でさらに強い。なかなか水面に顔を出さないというか潜ったまま。10分ほど格闘したが桟橋下に潜られて難しい状態になったらテンションがフッと無くなった。もったいない。Release before catch。これを撮ったら手の疲れも癒やせたのに・・・。
気を取り直して再キャストしたら同じようにヒット。さっきより少し小さいがこれも同じく桟橋直下でRelease before catch。Orz...
バーブレスフックの弱点はテンションが抜けたらバレやすくなること。桟橋下でヘッドシェイクされると(魚はその意図がないが)テンションが抜けやすい。フライラインの水中抵抗も影響していているかもフックのネムリをつけるのは難しいから桟橋下に潜られたらちょっと強引にやった方がよいかも。
右岸下流側はずーっとルアーが好調。少し風が弱くなったので下流に向いてキャスト前に少し考える。ルアーのアピールをフライで出すには・・・。表層の小刻みファーストリトリーブしかない。BHで縦の動きは出る。速い動きは反射食いを誘う。
弱肉強食で弱者は速く逃げるしかない。強者はそれを喰らわないと生き残れない。逃げるモノを捕まえるのは本能。と早いリトリーブでこれをゲット。
午前中のモノと異なって婚姻色が出ていません(腹が銀色でしょ)。
さらに尾びれが丸いですね。その後この方法で二連続ばらし(乗らない)でしたが短時間でアタリがあったことから間違いはないでしょう。
思い起こすと午前中はルースニング、シンキングリトリーブよりも表層ソフトハックルで堪能。シンキングでもリトリーブ速度が速い方良いでしょうね。上述のようにソフトハックルを襲うイワナは背びれこそ立てていませんが鮫のようで圧巻でした。波が立ったらリトリーブ速度を少し上げるとガツ!。サクラ狙いと基本は同じですね。
午後からもどちらかというとバホバホなフライで表層リトリーブ。これは放流魚速攻対応仕様。来週末にも出動する予定ですが、表層で楽しみたいですね。
新着情報では新入生到来(新規放流)とのこと。運が悪ければ放流時に帰路につくことになるが、なごみの湖の放流直後はフライがルアーに及ばない事を考えると放流そのものはそれほどおいしいモノではない。アトラクタなフライのアピール能力もスプーン等に及ばない。何と言っても振動の差は大きい。だが後述するようにそれなりに釣る方法も見出した。
さて、現地到着8時前で車は4台。雨天予報だからお客さんは少ない目だ。そしてフロントグラスには小さい雨滴が付き、ライトエリアには波紋が生じ始めるような雨が降り出した。
事務所でサービス券を使い第一桟橋へ急ぐ。上流から見て左岸側が空いているので中央寄りに陣取ることにする。中央にはフライの人が1人で右岸側はルアーの人が1人。中央桟橋や第二桟橋にうまく分散している。
水面を見るとライズしている。(雨滴と見間違うほど視力は落ちてない)
ライズがあるなら表層狙いだ。水面直下のほうがバンバン釣れるだろうとTMC-108SP-BL#14に赤いガラスビーズ、ピーコックハール、オリーブイエローのスレッドの上にタンのV-Ribを巻いたミッジで狙う。少し沈めてもゆっくりリトリーブも反応がない。
ライズがあるから水面そのものに反応しているのか?と#14のFミッジピューパにしてみるが嫌われているようだ。雨滴で目立たないのかティペットが目立っているのか両方なのか?・・・
ティペットを5Xから6Xに変更し、ちょっとライトパターンが大きくなるTMC90-BL#14のCDC クレーンフライにすると岩魚が出ました。しかし雨足が強くなるとライズが見えにくくなり、さらにCDCは雨に弱くてとっとと沈むので表層ソフトハックルに変更。
今回のソフトハックルはGamakatsu B10S #14にガラスビーズまたは小さなメタルビーズをヘッドにしてソラックスはピーコックハール。アブダメンはフェザントテイルでリビング付き。ウィングはCOCK DE LEON(少量)。ヘンハックルのグリズリーをソラックスの中から出すようにちょっと凝ったもの。
結果的にイワナ祭を堪能しました。早引きでイワナが狂ったように襲いかかってきます。背びれは見せなくても表層に喰い波というかイワナのモジリがフライに突進してヒットの瞬間はライズの様にシュボっと水面炸裂。ここで鋭いダッシュか強烈なヘッドシェイクがあるとニジマス。グイングインって感じだとイワナ。イワナの連チャンでお祭りモードでした。
少し水温が上がり出すとニジマスも浮くのかさらに鼻曲がりのごっついヤツもゲット。
頭デッカチにみえますが、ネットに何とか入れて体が曲がっています。歴戦の勇士だったのか私以外のフライをくわえていました。婚姻色のためか少し黒いですね。
コレよりも小さいオスも釣りましたが、釣り上げるとネットの中で放精してました。なごみの湖は再生産している(信憑性10%)のはこれらのおかげでしょう。
さて13時。雨がきつくなってきたので帰ろうかどうしようか悩んでいるとトラックが上がってきて最下流の堰堤から放流(合計軽トラで3回分)。
放流された魚は暫く堰堤際に固まっているが徐々に拡散していく。そして振動の強いルアーに良くヒットするようになる。しかし雨天で下流から結構キツイ風が吹き出すので本当は下流にフライを投げて釣りたいが顔に雨がかかるのが鬱陶しいし、キャストもままならないので上流を向いて右岸のルアー祭に軽い嫉妬(笑)しながらBHストリーマ#6を沈めて引く。
暫くすると第一桟橋上流側に魚が廻りだしたのかたまにライズがある。ここで午前中のナチュラルなフライを使ってもアピールが弱いのでまず無理。こういう時に役立つのが手芸屋スペシャルのストリーマ。カラーは何でも良いと思うが・・・。
ちなみにエッグ/ボム/スカッドは持ってきていない。BHの手芸屋スペシャルストリーマ#6を投げて煙草をまさぐる。狙いはバナナフォールとライゼリングアクション。沈めていると久しぶりにラインが走るのを見た。煙草を出す間もない。これがLLの醍醐味だ。ビシっとアワセをくれると結構なヘッドシェイク。午前中と同等かな?と思ってたら胴が太いのか水中でのギラツキ感が凄い。午前中の鼻曲がりよりもでかいことは確実でさらに強い。なかなか水面に顔を出さないというか潜ったまま。10分ほど格闘したが桟橋下に潜られて難しい状態になったらテンションがフッと無くなった。もったいない。Release before catch。これを撮ったら手の疲れも癒やせたのに・・・。
気を取り直して再キャストしたら同じようにヒット。さっきより少し小さいがこれも同じく桟橋直下でRelease before catch。Orz...
バーブレスフックの弱点はテンションが抜けたらバレやすくなること。桟橋下でヘッドシェイクされると(魚はその意図がないが)テンションが抜けやすい。フライラインの水中抵抗も影響していているかもフックのネムリをつけるのは難しいから桟橋下に潜られたらちょっと強引にやった方がよいかも。
右岸下流側はずーっとルアーが好調。少し風が弱くなったので下流に向いてキャスト前に少し考える。ルアーのアピールをフライで出すには・・・。表層の小刻みファーストリトリーブしかない。BHで縦の動きは出る。速い動きは反射食いを誘う。
弱肉強食で弱者は速く逃げるしかない。強者はそれを喰らわないと生き残れない。逃げるモノを捕まえるのは本能。と早いリトリーブでこれをゲット。
午前中のモノと異なって婚姻色が出ていません(腹が銀色でしょ)。
さらに尾びれが丸いですね。その後この方法で二連続ばらし(乗らない)でしたが短時間でアタリがあったことから間違いはないでしょう。
思い起こすと午前中はルースニング、シンキングリトリーブよりも表層ソフトハックルで堪能。シンキングでもリトリーブ速度が速い方良いでしょうね。上述のようにソフトハックルを襲うイワナは背びれこそ立てていませんが鮫のようで圧巻でした。波が立ったらリトリーブ速度を少し上げるとガツ!。サクラ狙いと基本は同じですね。
午後からもどちらかというとバホバホなフライで表層リトリーブ。これは放流魚速攻対応仕様。来週末にも出動する予定ですが、表層で楽しみたいですね。
快心の一撃!
という所でしょうか。となれば放っておくのも申し訳なく、ならおう殿ご同様に、この29日に出撃の予定を立てつつあります。天気が今ひとつかも知れませんが、この年末連休、雨の方が客足が鈍り、かえって好都合かとも考えています。何とか桟橋の上でのお出会いと、なごみ恒例「年越し蕎麦」を楽しみに、もう少しばかり働き続けようと思う次第です。
今年もあと少し。お仕事頑張りましょう。
私は上司の不快な欠伸がかなわないので実験室に逃げて業務遂行中です(笑)。
12/29のなごみは第一桟橋を筆頭に考えていますが、放流一週間後なら中央桟橋も良い感じになっていそうです。
私はメインに表層狙いで、状況に応じてシンキングという取り組みです。最近全然ボムで釣っていないのでBHストリーマを代役にします。
詳細はこれからブログで書きます。