ならおうは穏やかに語る

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(09/08/23カウンターを付けました。)

日産の新型ノート「ほぼ電動」を考える

2016-11-06 08:35:25 | クルマ
まずはここを見てみよう。日産の性能比較ページだ。

この図の上半分はサイトからの転写だ。この図によるとNOTE(EV)は時間とともに加速度が増え、ある一定時間後の加速度は一定値を示すことを示している。そして内燃機関のエンジンは加速度が緩やかに上昇し、同じレベルの加速度を維持した後、さらに加速していることを示している。
疑問点がある。
EVの加速の基となるモーターのトルクは回転数に依存しない。だからギアが不要で軽量化と単純な構造にできることが特徴だ。それをイメージしているのかもしれないが、経験上LEAFではいきなりドンと加速するのに途中から頭打ちで力が抜けた感じになる不満を説明していない。
むしろ図の下半分の様にいきなりすごい加速をするが、そのあと力が抜けていく感じになる。2.0Lターボならギアがあるのでまだまだ加速していく。ギアが高くなるほど加速力は落ちるが、それでも加速していく。この不満が解決しているのかどうかが不明だ。

一応LEAFの数時間の試乗で感じた不満を述べておく。
1) 航続距離
満タンで200km強走れるのだが、3kmほどの峠道を2往復したら残走行距離が100kmになった。

2) 回生ブレーキ
もしかしたらフットブレーキペダルで回生ブレーキが働く仕組みだったのかもしれないけど、下りのコーナーでアクセルオフで減速しない特性はものすごく走りにくい。
切実にLギアが欲しいと思った。実際LH切り替えがあってもいいと思った。

3) 中高速での頭打ち(上述)
初めの加速は素晴らしい。50km/hまでなら2.0Lターボを凌駕する。だが、そこからそれほど伸びないな?と思ったらローギアだけで走った車が頭打ちになったかの様に加速しない。そこで思ったのはHギア(またはOD)があればなぁ。だった。
中高速域ではモーターの加熱を防ぐために何らかの制御をしているのかもしれんけど。
これがテスラだとこんな感じでポルシエに引けを取らない(途中から引き離されるけど)。こういう性能が欲しいね。




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