ならおうは穏やかに語る

Fly Fishingを中心に難しい話からヨタ話まで支離滅裂な雑文。
(09/08/23カウンターを付けました。)

曽爾高原

2010-08-09 06:55:41 | 子育て・家族
サマーキャンプで曽爾へ。ススキの草原で有名。一泊二日の楽々コース。
青蓮寺ダムへ流れ込む香落渓(こおちだに、かおちだに)を抜けていく。
奈良市北部から大仏殿前を抜け、奈良県道188号(K188)を南下。以前チキンランだった八島町の隘路も二車線になっている。
県道が西へ曲がる前にそれ、老人ホーム前を駆け下りてシャープ天理工場の裏を抜け、天理東ICから名阪国道に入る。
名阪国道はそれなりに混んでいる。五ヶ谷の登坂車線を強引に上っていくセルシオに付いていく事はやめた。後に彼は神野口を超えた辺で覆面に補足されていた。
山添辺りでちょっと踏んで、そのまま治田(はった)で降りる。ここからはもう10年近く前の地図のナビには道が乗っていない(笑)から車は道無き道を進んで桔梗が丘を超える。奈良から名張へは五月橋ICから県道K80を駆け抜けても良いのだが、そうすると家族が酔うのでなるべくまっすぐな道を選択。この辺は結構知り合いが住んでいたりするが、まそれはよしとしよう。
そして青蓮寺ダムへの道を駆け上る。前方にCUBE。譲って・・・。ダムの堰堤へ抜けてくれたのでAll Clear。しばらくOn the railの運転で走るとSilphyに追いつく。後部座席に4人。帰省してきた子供達を乗せているのか。速度差があるのに譲ってくれない。と思っていたらK81は香落渓で片側交互通行で信号機がある。
信号の待ち時間はおよそ10分。当初Silphy超しにカウントダウンの秒数だけ見て、あと1分ほど・・・と思っていたらその前に数字があった。
さて、片側交互通行で10分ということは前から車がこないので、ズバっと抜ける訳で。当然、そうする。
そして柱状摂理をみながら(写真は停車して適当に撮影)渓流沿いの道を上っていく。


断崖絶壁な訳で、これが落ちてくるのを防ぐ為の落石対策トンネルが頻繁にある。河原にもデカイ石がごろんごろん転がっている。
渓流からK81までは10mも無いので入川が容易で釣りやすそうだが、釣り師は鮎のみでした。

ちょっと川を見にいった写真です。後ろに鮎師がいます。
ガードレールにあるのぼりも「がまかつ」、「OWNER」そして(国構えに化)あります。で確実に鮎のみになっていそうです。季節的なものかもしれませんし、鮎師のいないところなら案外アマゴやニジマスがいるのかもしれませんが、解禁後に抜かれていないでしょうね。残っててもでかくなって鮎を食うから鮎師に嫌がられるし、かといって青蓮寺のバックウォーターになるとバス釣りになってしまうし。

さて、という感じの渓流沿いのK81を遡っていくと奈良県に入り、左手に秋のすすきで有名な曽爾高原が見えてきます。結構標高は高いようです。標識に従って坂を駆け上るとレストラン(すすきの館)温泉(お亀の湯)のある「曽爾高原ファームガーデン」へ。
車をここに止めて、一路「お亀池」へのハイキングコースを歩きます。
地図のURLはこれで、引っ張るとこれです。

この写真は帰路で、地図に乗っ取るとここから東海自然歩道に入るって感じです。正面中央の森の向こう側がお亀の湯などのある「6」です。こんな坂を車に注意して上って行きます。

地図の「15分」あたりの車道と歩道が接近するところに採れたて野菜の直販所と自販機があります。そしてもう少し歩くと
20分で曽爾高原バス停に到着します。実際は車道を渡って少し山道を登ります。
国立曽爾青少年自然の家第一駐車場」につきます。
この内部サイトの方がわかりやすいです。駐車場の際になかよしホールという体育館があります。私たちが通過するときは女子バレーボールががんばっていました。
地図の直リンク

第一駐車場にトイレがあります。そして「遊歩道」を登りますが、結構きついです。途中のアスレチックは「使用申し込み」が必要です。そして遊歩道の最後がこんな感じ。前は小学校1年生。がんばっています。

途中で拾った杖はなまった体に必須です。

本館横を抜けて草原が曽爾高原です。草原は「定められたルート」を歩きます。植生が貧弱なので踏みしめられるとヤバい事よりも、キリギリスがたくさんいる。→トカゲや野ネズミなどの小動物もたくさんいるだろう。→お亀池は湿地帯。→マムシが居てもおかしくない。ということは考えておいた方がよいかと。風がふいてワサワサと音がするので、マムシも人が来たのか、風なのか気づかないということはあります。


一番上まで登る元気はありませんので、途中から撮影。
お亀池の前にあるベンチ

宿泊バンガローの方向。

お亀池

鎧岳の柱状摂理。


曽爾村。



夏は緑の絨毯で雰囲気は春日山に似ているが、斜面はもっと急と思われる。秋になるとすすきで有名。そして夕焼けですすきが黄金色になるのだろう。その時期はハイカーとカメラ愛好家で埋まるそうだ。

というわけで午前中に高原散策もすませて、レストランへ下る。最後の遊歩道がこんなに短かかったと驚いたりする。

レストランは10分待ち。定食を注文する。
大和豚のソテーというかま、そんなもんだ。小皿に入っているのはカッテージチーズでブルーベリーソースがなかなか。

ここには写していないがトマトスープが絶品で子供達に奪われてしまいました。そして曽爾高原ビール(ケルッシュ)。


食後はお亀の湯。

ナトリウム一炭酸水素塩泉とあり、ぬるぬる系で硫黄の匂いは無い。
「石の湯」ってのが男湯。源泉掛け流しの湯と循環風呂(塩素の匂いが少しある)。露天風呂は源泉と循環風呂の混合とのこと。
打たせ湯もあるが、そこは良い日陰になっていて日除け場所とする人がいるので、ちょっと面倒。
なお、ここでも飲食可能で、ファームガーデンよりも遅い時間まで開いている。

風呂上がりに晩ご飯と朝ご飯の買い出しはパン工房「お米の館」
米粉パンが売りで、全般的にモチモチ感が強い方。ベーコンエピにカボチャパン、フランスパン、色々ガッサリ買い込みました。
そしてファームガーデンでソーセージ、ハム、曽爾高原ビール、トマト、キュウリ、レタス、等などを買い込んで、飲むヨーグルトなんかも買ったときにふとチャレンジしたのがこれ、せんとくん 発泡酒
ブルーベリーの紫が効いたビール系発泡酒。渋みがワインのようにというのは大失敗。紫色のビールを思う方が良い。ホップを抑えめにしてちびちび飲むエールにした方が良いと思うが、これは人それぞれ。
なお、ファームガーデン前の広場でソフトクリームを子供達は食ってましたが、増粘材が少ないのと温風にさらされるので、予想以上に早く解けていました。
私は飲むヨーグルトをたしなんで、これがちょっとこくがあってチーズっぽく旨かったです。ちなみにファームガーデンの向かいにも店があり、草餅・おでんとかを売っているようだ。もう一本曽爾高原ビールを買って宿泊地・サンビレッジ曽爾へ向かう。
道はなかなか難しいので要注意。
高原ホテル曽爾を過ぎてすぐに右折。ちょっと細い道を抜けて次のT字路を右折。二車線の道を駆け上る。暫く走るとサンビレッジ曽爾の最上部へ到着。そこから下ると管理小屋。

受付を済ませ、シーツ一式と鍵をもらってバンガローへ行く。
バンガロー上の道から曽爾高原を望む。

杉の左側の山頂が倶留尊山(クロソヤマ)。右側が二本ボソ。その右側の松坂の方向で雷雲発生。曽爾高原がすり鉢状になっている事がわかる。でかいカンデラかもしれないね。
お泊まりのバンガローはこんな感じ。

どこぞのblogにターフをかける為のフックが無いと書いてあったのと、夏は着替えが多いので最小限の荷物にする為今回ターフを外したが、屋根の梁に紐をかけたらターフを吊るす事は可能。ただし、ポールを柵に縛り付けるとか、少々のアレンジは必要。いわゆるヘキサゴンターフじゃ厳しい。むしろブルーシートかな。

さて、荷物を持ち込んだら汗だく。せっかくお亀の湯に入ったのは消えたようだ。そこで五分/百円のコインシャワーを使う。
ここのオートキャンプ場は設備はそこそこ整っている。トイレは鼻を突く様な悪臭が無い。コインシャワーも心地よいし、コテージも上手く予約できれば車を横付けしてアウトドアを超えているね。
なお、オートキャンプ場でも電源が来ているので、炊飯器を持ち込んでいる人もおりました。
今回、バンガローを予約できたが、夏のキャンプは屋外でのテント泊は苦痛。薮蚊、サウナ状態のテント内部。風は抜けるようにしないとどうしようもないが、メッシュは風を通さない。ターフの下に蚊帳を吊るすような設計でないと熱気ムンムンと薮蚊で睡眠不足になります。
バンガローは冷房付き。蒸し暑さとは縁のない快適さを保持します。
個人的にはキャンプ泊は少し寒い季節が良いですね。昼間に長袖でも心地よい季節に限ります。半袖でないと厳しい季節は苦痛です。

さて、バンガローでの晩飯。その辺みんなバーベキューだがうちは簡易夕食。パンとトマトとキュウリとレタスとホットソーセージ。
野菜は切ってドレッシングをかければ良い。ソーセージはマグカップに入れて沸騰した湯を注げばできあがり。これ、手軽でおいしくいただけます。
ソーセージにはビール。
・せんとくん発泡酒。・・・紫がおもしろいが、それだけ。
・曽爾高原ビール。・・・普通においしくいただきました。
そしてカードゲーム(UNO)をやって21時過ぎに就寝。夜半過ぎには雨が降っていたようで、テントだと厳しいだろうな。そういえば天体観測用の反射望遠鏡を持ち込んでいる人もいたが、この天気じゃ何も見えないだろうね。

翌朝、5時過ぎに起きて湯を沸かしているとシトシトと雨が降ってくる。コーヒーを入れてハムを切って昨日買ったパンを食って朝はおしまい。一気に片付けて8時前には出発。曇ってるし、鎧岳も霧がかかっている。

そして太平洋側から雲がやってくる。


さて、帰りは赤目か室生かという選択で、室生となった。
このへんもいつの間にか良い道ができていて、気づいたら室生寺の門前。ノンワインディング。
門前の回転焼き屋さんが「無料」駐車場を紹介。他の駐車場は500-600円なので、ラッキーただし、ここで何か食わんとね(笑)
室生寺。


本堂前の石段

五重塔。数年前の台風で折れた杉がぶっ壊してしまった。

箱庭みたいですね。

秘宝展を見て(解説が無いからよくわからん)、回転焼き屋へ向かう。
昔ながらのかき氷マシン。氷が良いのか、あまりキーンとしない。

いちご300円、抹茶400円、抹茶ミルク金時550円也。

そして広域農道「やまなみロード」を駆使して帰宅する。



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