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ならおうは穏やかに語る

Fly Fishingを中心に難しい話からヨタ話まで支離滅裂な雑文。
(09/08/23カウンターを付けました。)

ルアーでの釣り方

2004-11-21 21:45:33 | 釣り
ルアーでの釣り方についてちょっと解説してみよう。アクションと呼ばれる物はなるべく付けないほうがよい。Stop & Go, Twitching, Jark...とあるが、大げさなアクションは殆ど釣れない。実はただ引きが最も難しくて最も釣れるのかも知れない(笑:特にスピナーはそのとおり)。

Stop & Go
スプーンはLift & Fallに通じる。スプーンを沈めてretrieveすると段々と泳層が上がるのでretrieveをStopするとFallする。つまりRetrieveでLiftして、StopでFall。これの繰り返しで同じ泳層を引いてくる。もう一つのFall効果は最も無防備なスプーンを演出することになる。
プラグはStopで止まる事によって小魚の動きを演出する。グリグリメソッドはまさにそれ。Fタイプのプラグだと止めるとフラフラと浮上する。この感覚が良いのだろう。クエクエメソッドは浮上途上に少しRetrieveすることでビクっとした小魚を演出するわけだ。
メタルジグはスプーンと同じ。だけど案外動きはスプーンよりもトリッキーである。
フェザージグはトリッキーな動きは無いけどゆらゆら揺れるマテリアルが効果的なので余り速くひいては成らない。

Twitching, Jark
高度なテクニック。「ヒラを打つ」を常に演出。Stop & Goではできなかった急加速と慣性スライド。ただしかなりアクティブに誘うので魚はスレやすい。

フライはFallingで誘うこともRetrieveで誘うこともある。ただしフライそのもののアクションは小さい。スプーンのようにウォブリングもしないし、プラグのようにユラユラすることもない。スピナーのようにブレイドが廻る物でもない。
しかし、マテリアルのゆらめきはフェザージグと同じく(限りなくフライに近いルアーだね)魚にアピールするようだ。また、食らいついたときの違和感も少ない。

ついでに魚のバイトは勘違いしている人が多いが、魚は噛まない。自分と同じサイズの魚と闘う時のバイトは別物である。
通常の魚類が水中で餌を口中に入れる最も効率の良い方法は吸引である。風呂に漂う何か小さい物(比重が水に近いほどよい)を指で掴んでみれば判ると思うが、ある程度大きいとゆっくりと掴むことは出来るが、小さい物を高速で掴もうとすると指の動きで生じる乱流のために指先から逃げる。魚は吸い込むのだ。魚の歯は食らいつくためではなく、口中から餌が逃げないようにするタメの物である。これはバス(スズキ科)もトラウト(サケ科)も同じ(トラウトの方が古いタイプと思うが競合種だ)。吸い込むのは鯉だけじゃない。だから魚は餌の小魚を頭から呑み込もうとする。ここでシングルフックのプラグは腹側が横向きの方がフッキング率が高くなりそうだ。

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