ETCを付けないのは管理を嫌うことが一番だ。
Nシステム等があるので無駄な抵抗でもあるが、区間平均速度遵守違反なんて交通規則を作られるとかなわない。ETCは高速道路のIC入出時刻を確実に記録するのでAkmの区間をB時間で通過したら平均速度A/B[km/h]だ。国内高速道路に規定されている最高速度は100km/hであるから、下記の単純論理式が成立する。
a) A/B<100はOK。
c) A/B>100は違反。
通常、途中のSA/PAに立ち寄ることで時間つぶしするからc)が適用される可能性は低そうだ。しかし、SA/PAにETC専用ゲート(出入?)を設ける方向で進んでいることから、本線からSA/PAへの分岐路にもETCの受信機を設けることは可能だ。ならば、SA/PAでの時間つぶしも無駄になる。杞憂であるといいのだが。
「ETCを付けている人にはだけ恩恵を与えるので、みなさんETCを付けましょう~。」
これが気持ち悪い。1000円だの、都市をまたぐと2000円を超えるなど細かいことを述べているが、ETCの有無にかかわらず一律1000円にすればいいのではないのか。
という疑問もあるが、もっと底にあるのは、
高速道路無料化はどうなった。
ETCなんか不要じゃねーか。
そもそも高速道路が将来無料化されるのであれば、ETCという設備は無駄な投資にしか見えない。ETC設備導入によって料金所の管理人件費が削減できるというのは私のようにアンチが居る限り削減できない。それにETCを車に設置するか否かは個人の自由だ。もし、標準装備となったら線を切ってやる。
さらに政策的なこの通行料1000円施策。高速道路に車が増えると京都議定書を守ることがよけいに難しくなりませんか?
恐らくこのGWの帰省ラッシュは今まで以上に厳しいでしょう。
大阪(信濃橋)から長野(信州中野)まで(5H35min, 459.8km)の高速料金+ガス代を計算しました。
ガソリン代単価:110円/L。高速燃費:15km/L。行程459.8km→往復919.6km
919.6[km]÷15[km/L]×110[円/L]=6,744円
・通常料金:10,350円 往復20,700円
ガス代込:27,444円
ETCで深夜割引を適用すると
・休日深夜割引適用:4,920円 往復9,840円
ガス代込:16,584円
・平日深夜割引適用:7,450円 往復14,900円
ガス代込:21,644円
・今回の割引適用:2,700円 往復5,400円
ガス代込:12,144円
従来比73.2%(差額4,440円)
現金比44.3%(差額15,300円)
鉄道やバスで行くとすると・・・。
大阪地下鉄本町駅~湯田中(指定席)
・高速バス 6,400円 21:06発 → 翌朝7:28着。10時間22分
本町→地下鉄(200円)→難波OCAT→高速バス(6,200円)→湯田中
往復12,800円
・近鉄で名古屋経由 12,710円 08:54発 → 15:45着 6時間51分
近鉄特急(賢島行)+近鉄特急(近鉄名古屋行)+ワイドビューしなの11号(長野行)+長野電鉄特急(湯田中行)
往復25,420円
・新幹線で名古屋経由 13,130円 08:28発 → 14:26着 5時間58分
のぞみ+ワイドビューしなの11号(長野行)+長野電鉄特急(湯田中行)
往復26,260円
ETCで深夜早朝割引を適用しなくても二人以上ならおよそ高速道路利用の方が安いです。
※高速バスで何人とかは場合に合わせて計算していただきたい。
一人で新幹線で行くのと高速道路を現金支払いが殆ど同じ。どっちが楽かって指定席だと呑みながら寝ていける(笑)し、到着時刻はまず正確だ。行動自由が制約されると言うが、タクシーを使えばってお大尽か・・・。
というよりもこの計算をして次の宣伝がすごいですね。
「ETCで無いとソンですよ。」
でもこのETC割引。結局国民の税金で埋め合わせするわけだ。
「どうせ税金で取られるならETC入れな損やん。」
この発想は自分で自分の足を喰うタコの様だ。で、私はどうするのかって言うと
「高速道路を使わない」
になる。
ま、土日祝日の高速道路はダダ混みになるだろうから現金派にはそのほうが良いだろうなぁ。
なんかしんどくなったからこの辺で切り上げよ・・・。
Nシステム等があるので無駄な抵抗でもあるが、区間平均速度遵守違反なんて交通規則を作られるとかなわない。ETCは高速道路のIC入出時刻を確実に記録するのでAkmの区間をB時間で通過したら平均速度A/B[km/h]だ。国内高速道路に規定されている最高速度は100km/hであるから、下記の単純論理式が成立する。
a) A/B<100はOK。
c) A/B>100は違反。
通常、途中のSA/PAに立ち寄ることで時間つぶしするからc)が適用される可能性は低そうだ。しかし、SA/PAにETC専用ゲート(出入?)を設ける方向で進んでいることから、本線からSA/PAへの分岐路にもETCの受信機を設けることは可能だ。ならば、SA/PAでの時間つぶしも無駄になる。杞憂であるといいのだが。
「ETCを付けている人にはだけ恩恵を与えるので、みなさんETCを付けましょう~。」
これが気持ち悪い。1000円だの、都市をまたぐと2000円を超えるなど細かいことを述べているが、ETCの有無にかかわらず一律1000円にすればいいのではないのか。
という疑問もあるが、もっと底にあるのは、
高速道路無料化はどうなった。
ETCなんか不要じゃねーか。
そもそも高速道路が将来無料化されるのであれば、ETCという設備は無駄な投資にしか見えない。ETC設備導入によって料金所の管理人件費が削減できるというのは私のようにアンチが居る限り削減できない。それにETCを車に設置するか否かは個人の自由だ。もし、標準装備となったら線を切ってやる。
さらに政策的なこの通行料1000円施策。高速道路に車が増えると京都議定書を守ることがよけいに難しくなりませんか?
恐らくこのGWの帰省ラッシュは今まで以上に厳しいでしょう。
大阪(信濃橋)から長野(信州中野)まで(5H35min, 459.8km)の高速料金+ガス代を計算しました。
ガソリン代単価:110円/L。高速燃費:15km/L。行程459.8km→往復919.6km
919.6[km]÷15[km/L]×110[円/L]=6,744円
・通常料金:10,350円 往復20,700円
ガス代込:27,444円
ETCで深夜割引を適用すると
・休日深夜割引適用:4,920円 往復9,840円
ガス代込:16,584円
・平日深夜割引適用:7,450円 往復14,900円
ガス代込:21,644円
・今回の割引適用:2,700円 往復5,400円
ガス代込:12,144円
従来比73.2%(差額4,440円)
現金比44.3%(差額15,300円)
鉄道やバスで行くとすると・・・。
大阪地下鉄本町駅~湯田中(指定席)
・高速バス 6,400円 21:06発 → 翌朝7:28着。10時間22分
本町→地下鉄(200円)→難波OCAT→高速バス(6,200円)→湯田中
往復12,800円
・近鉄で名古屋経由 12,710円 08:54発 → 15:45着 6時間51分
近鉄特急(賢島行)+近鉄特急(近鉄名古屋行)+ワイドビューしなの11号(長野行)+長野電鉄特急(湯田中行)
往復25,420円
・新幹線で名古屋経由 13,130円 08:28発 → 14:26着 5時間58分
のぞみ+ワイドビューしなの11号(長野行)+長野電鉄特急(湯田中行)
往復26,260円
ETCで深夜早朝割引を適用しなくても二人以上ならおよそ高速道路利用の方が安いです。
※高速バスで何人とかは場合に合わせて計算していただきたい。
一人で新幹線で行くのと高速道路を現金支払いが殆ど同じ。どっちが楽かって指定席だと呑みながら寝ていける(笑)し、到着時刻はまず正確だ。行動自由が制約されると言うが、タクシーを使えばってお大尽か・・・。
というよりもこの計算をして次の宣伝がすごいですね。
「ETCで無いとソンですよ。」
でもこのETC割引。結局国民の税金で埋め合わせするわけだ。
「どうせ税金で取られるならETC入れな損やん。」
この発想は自分で自分の足を喰うタコの様だ。で、私はどうするのかって言うと
「高速道路を使わない」
になる。
ま、土日祝日の高速道路はダダ混みになるだろうから現金派にはそのほうが良いだろうなぁ。
なんかしんどくなったからこの辺で切り上げよ・・・。
ちなみに、ETCは発足当初、登録料の名目で500円を別に天下り団体に徴収されていたことがあり、これの意味が報道番組で問われてすぐに廃止になった料金だったなんてこともありーの、いわく付きシステム。
また今回はETCカードを持つにはクレジットカード(基本)が必要として、各同泥会社がクレカ申し込みまでやらせてその手数料(数千円)を懐に入れようとしてまんまと成功している例もあり。
「高速道路無料化」は民主党のマニュフェストですね。
で、今度の1000円+「ETCを付けよう」作戦は自民が民主案をつぶす(選挙で大きな争点にさせない)意味があると読んでいる評論家もいるようです。
選挙前に「高速無料化」というのが、「今すでに1000円で走れるんだからまあいいか無料化までいかんでも」ということにさせちゃおうという企みですね。(と言っても1000円は時限付きなんだが、選挙期間ならご利益もあるでしょう)
それと、今回の1000円化は平日仕事で使うドライバーは関係なし。1000円と言わずとも平日の割引率をもっと増やすといった方策もあってよかったのではなかろうかと。
タイトル「ETC自体がおかしかった」。としましたが、おかしな物に基づいたことで更に何かをすると、どっちみちおかしな事になりますわ。
そもそも高速道路は償却されて無料になるはずだったので記しましたが、民主党のマニュフェストは忘れてました。
なお、有料道路の自動課金システムはもっと簡単にスキー場のゲートみたいなんでできたと思うんです。ところがなんか色々管理機能がついていることもおかしいなぁと。
特に天下り団体関連の暴利は「越前屋お前も悪よのぉ」を今でもやってるわけで、胡散臭さ最高です。
でも我々はいったい何ができるんでしょう。考えると暗くなります。
ttp://kikko.cocolog-nifty.com/kikko/2009/03/post-10ff.html
民主党政権になったら、マニュフェストに従って高速道路無料化になるのでしょうか。そうなるとETCそのものが不要です。でも政権交代毎に高速料金を・・・って考えたらNEXCO●日本って NTTやJTと同じ特殊会社だが株式会社やからそんな面倒なことにはならんかな。
うーむ。下道か現金だ。
あのゲート通過は制限時速20km/hなんですよね。あのゲートの狭さを思いますと理不尽に遅い速度ではないと思います。(法令かどうかは今???ですけど)
ところがそれを守ろうとするとかなりな率で「追突の危険」を感じずにはいられません。個人的にはかなり怖いです。ゲート通過のための減速にはかなり気を遣います。で、自車を追走する車を減速しながら見るにつけ、「よほどのバカにも追突されないだろう安全速度」を考えますと、どうしても40km/h以下に落とす気になれないケースがザラです。
諸外国の自動課金システムでは日本のようなゲート式でなく、Nシステムのように上にぶら下がっている形式で、この辺の問題をクリアしているようです。
取り締まり対象としてしょっ引くつもりになれば、ETCゲートにスピードガンをつけておくとほとんどのドライバーが即免停、免取りになるだろーなー。
で、くだんの1000円ですが、先行した明石大橋などは交通量が1.4倍に増えました。値下げして需要を喚起するってのは携帯電話料金と同じでインフラ酷使による早期償還はいい考えっぽいのですが、車の場合、エネルギーの浪費なので余り良くないんじゃないかと思います。
なお、明石大橋片道2,300円が1,000円なら交通量2.3倍でトントンですが、1.8倍の交通量ってことは赤字です。
2,300円*A台=1,000円*B台
B=[2,300/1,000]*A
なにやってんだか・・・。