ならおうは穏やかに語る

Fly Fishingを中心に難しい話からヨタ話まで支離滅裂な雑文。
(09/08/23カウンターを付けました。)

2006年無錫

2011-04-03 13:52:38 | Weblog
かつて仕事でWuxiへ行った時のメモが出てきた。

無錫かって錫の名産地。掘り尽くして錫が無くなったので無錫とか。三国志の呉の首都だった?
上海からおよそ300km離れている。当時はまだ新幹線は無かった。

空港はまず入国審査が待っている。怪しいオッサンが3分も足止め。他にも色々持ち込んで止められている。
なので入国処理能力は異常に低い。オッサンのパスポートはルーペで丹念に調べられている。
偽造か?仕事熱心だがそういうオッサンは別室に移せよ。
ちなみに我々の入国審査は10秒程度で終了。

さて、空港を出たら現地会社のお出迎えバス(ハイエース)。非常に尻が痛いのはクッションが薄すぎる。
高速道路はおよそ120km程度でぶっ飛ばしているのに、クラクションを鳴らす。
このクラクションは「どけ」じゃなく、「いるよ」って意味。だから町中クラクションだらけ。
高速道路でも追い越し写真が右とか左という概念は殆どない。クルマはAudi A4, A6が多い。
ICを降りると、クルマとチャリの戦いが待っている。ホーンでクルマの接近を知らせる訳だ。

さて、現地会社の工場。
女工さんが圧倒的に多い。ま、組み立て産業では女工さん。女工哀史かね。
女工さんの年齢は10代前半。女子高生とか中学生が騒いでいる。休憩時間とかの交代時間は殆ど学校だな。
ちなみに風呂の習慣が無いせいか下足室はなかなか凄い臭い。慣れるとなんて事が無いが。
現地のスタッフに聞くと油足なんてモノじゃないそうな。

工場からの帰り、夜はTaxiでホテルに戻る。
速度違反関連はどうなってんのか知らんが結構飛ばす。追い越していいくクルマへの嫌がらせは無い。
なお、歩行者は適当に車道を横断しているが、走って渡ると跳ねられる。びっくりするらしい。
というのは歩いている速度を見て運転手は適度に判断しているらしい。
ただ、それは町中であまり飛ばしていないときに限定。
工員は凄いマジメにモノを取り組む。これ、日本国内の協力工場よりも出来が良い。
開発品を持って行ったので、従来のやり方ではちょっとできないところがある。でもそれを吸収しようとする意気込みはすごい。
日本国内だとそれを面白がるのが40代以上のおじさん達。20代の方々はそれよりも時間単位。
このままだと抜かれると思った。

無錫の街。
小鳥と虫が居ない。季節は5月の連休明けだったからそれなりに虫は居てもおかしくないが、いない。
街灯にたかるカゲロウ達(滋賀では琵琶湖虫)が全く居ない。
水道水は泥臭い。沸かしてから茶とコーヒーを淹れる。
コンビニで雑誌と茶を買って13元。適当に金を払うときちんと返す。なかなかしつけは良い様です。
ホテル(無錫大飯店)のクロワッサンとオムレツは秀逸。

最終日、中国料理の接待を受ける。
当然ビールの一気のみがあるし、彼らは本当に酒が強い。こちらは腹が張って飲めん食えんになる。
なお、味は濃厚。下手物好きの私は鶏の足先とかを堪能できましたが、そういうのんがあかん人は困っていました。

とま、これは懐かしい当時の状況。
詳細はこの辺を振り返ってください。



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