ならおうは穏やかに語る

Fly Fishingを中心に難しい話からヨタ話まで支離滅裂な雑文。
(09/08/23カウンターを付けました。)

管付チヌ針

2005-03-19 01:30:08 | 釣り
形状が似ているのはTIEMCOのTMC106TC、TMC206BL、TMC2488、TMC2499BL。TMC600は#1/0以上なので除外。
これらのワイドゲイブのフライフックはボム、エッグ、スカッド、パラシュート、ミッジ・・・と結構使い勝手があります。
管付チヌ針はシャンクがストレートで少しひねりが入り、ゲイブは若干ネムリがあります。色は黒で平打ちがフック強度を上げています。この針は一般の釣り具店でも置いていて入手が容易で12本200円と安価という理由が大きいですね。
私は管付チヌ針をワイドゲイブのフライフックとして特にボム、エッグ、スカッドに使っています。フックサイズが#12以上に相当するのでミッジやパラシュートには少しツライモノがあります。バーブレスにするためカエシはつぶします。若干のネムリがバーブレスにしてもバラシを少なくしている気がしています(笑)。
多分ソルト向けのゾンカーにも向くでしょう。というのはカブラとか大物狙いのサビキがこの手の針を使っているからです。よく考えるとショートシャンクであればてこの原理でゲイブが開く確率が減ります。
釣り針は変形を押さえるため硬すぎると折れますし、粘り重視だと開きすぎます。この辺のバランスは素材だけではなくフックデザインも重要になってきます。太くすると粘っても折れにくいが重くなる。細いと刺さりやすくても弱い・・・。難しいですね。
フライは針に装飾を施すわけですから針のデザインは結構重要です。でも余り細部にこだわる必要はないでしょう。シャンクの長短、ゲイブの広狭、ワイヤの太細の6方向の組み合わせで場合分けできます。ま、この辺は2軸(シャンクとゲイブ)で分析するのが一般的と思います。そこにシャンクのカーブ、バーブレスも入れるとキリがありません。
とりあえず自分が考えている、巻きたいフライに合うフックデザインをパターン化すれば迷いにくいでしょう(きっと)。


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