ならおうは穏やかに語る

Fly Fishingを中心に難しい話からヨタ話まで支離滅裂な雑文。
(09/08/23カウンターを付けました。)

アロンアルファで火傷した・・・。

2005-06-27 21:10:48 | Weblog
白い綿の手袋をしてアロンアルファで目止めをしていました。
使っていたのはこのExtra速効多用途です。
使用中、ふと中指の先が痛くなったので見ると手袋に液体が染み込んでいました。
何か刺し傷でもあってそこにアロンアルファが染み込んで痛みを感じたと思って手袋を外すとこのように火傷していました。写真が火傷した中指の先の水膨れです。

指先で何らかの化学反応を生じたようです。ちなみに綿の手袋は特に溶けも融けもしておらず、
アロンアルファが染み込んで固まった分硬くなっていただけです。

この製品は接着速度の改善が主目的なので恐らくの様な硬化促進剤を含有しているのでしょう。
ここによると硬化促進剤と混合すると急激に発熱するようです。
もともとシアノアクリレート(実際はアルキルシアノアクリレート)は水分やメタノールなどのOHを持つ化合物をを触媒に急速硬化する性質があります。硬化促進剤はOHさえあればよいのでアルコールでしょう。蒸発しにくいようにするためグリセリンみたいなモノかも知れません。
でも布の手袋との因果関係はよくわかりません。

よく調べるとThree Bond 社のMSDSに、こうあります。
水や塩基性物質に接触した時、ならびに布、皮などの染み込みやすいに多量に付着したときに急速に重合し、かなり発熱する。その際、皮膚に接触すると火傷を起こす。これに近いですね。

さて、普段フライフィッシングのタイイングに使っている瞬間接着剤はセメダイン社のロックタイトを使っています。
ちなみに素手で取り扱うことが多く、火傷なんてしたこともありませんでした。針が刺さったり、カッターで切ったりしても止血のために一滴垂らしてたので、まさか火傷するとは思いませんでした。

今回は緊急用途だったので近所のコンビニでアロンアルファExtra速効多用途を買って使っていましたが、どうも布の手袋は良くないようです(笑)。
【結論】
瞬間接着剤を使うときは素手かポリエチの手袋をするのがよい

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