ならおうは穏やかに語る

Fly Fishingを中心に難しい話からヨタ話まで支離滅裂な雑文。
(09/08/23カウンターを付けました。)

奈良市防災センターにて

2005-02-13 16:21:51 | 子育て・家族
日曜の朝から家族で「消火体験」「煙避難体験」「台風体験(私だけ)」「地震体験」をしてきました。
・消火体験
石油ストーブが転倒して洋服棚と本棚に引火した映像の画面に向かって消火器を操作します。
消火剤ではなくが入っていますが、20秒ほど水がでる構造です。
センサーが操作した水を関知して適当に画像を切り替えるようです。
現行の消火器の構造などを教えてもらいました。
消火器は二重構造で本体の内部に炭酸ガスボンベがあり、本体には粉末消火剤が入っています。
レバーを握ると内部の炭酸ガスボンベに孔があいて本体内部が高圧になり、その勢いで粉末消火剤を噴出します。
噴出時間はおよそ20秒です。
一般家庭に消火器の設置義務はありませんが、底の錆があると実使用時に破裂の危険があるとのこと。ただし通常では20年選手で錆が出るそうな…。他に5年程度経過したら軽くシェイクして粉末消火剤が固まらないようにすると良いとのことです。
聞きそびれたのは奈良防災センターについてですが、まいいでしょう。
・煙避難体験
演劇で使う煙(人体に害がないそうだ…少し甘い香りでした)の中で軽く迷路になった(ロックされたドア、チェィンロック)廊下を抜けてきます。長男と共に体験しました。本来は真っ暗の中で体験するのですが長男が怖がるので薄明かりの中で体験しました。狭い通路で判断するのはなかなか面白いモノです。
ここで学習したことは煙を吸わないために布〔湿らせる、濡らすと尚良い)をフィルターにする事。布がなければ襟や上着の裾など何でもOK。手じゃだめ。それでも「しないよりマシ」の程度。湿った布でトラップできるのは粒子で有毒ガスは無理です。それでも咳き込む可能性が減ります。そして煙は基本的に上から下りてきますので体を低くする事は有効です。あと「気道」という空気の通り道が地上数センチの所に存在するのですが、それを活用するには匍匐前進するしかありません。
・台風体験
長男が怖がったので一緒に風速12mを体験する予定でしたが、私だけで風速20mを体験しました。巨大な扇風機から風がやってきます。風洞実験機みたいなモノですね。装置能力の最大風速が20m/sなので時速72km相当です。目を見開くのが厳しくなり、呼吸しにくくなります。
台風による最大風速ではその1/2から1/3が常に吹いている状態です。最大風速60mは時速216km相当で、鉄塔が曲がるそうです。ちなみに奈良は盆地なので台風による風害が少ない地域です。警報が発令されたらなるべく屋内に入り、雨戸を閉めることが肝要です(何かが飛んでくるので・・・)。
・地震体験
家族全員で震度4まで体験。長男と私で震度5を体験しようとしたら長男が怖じ気づいたので震度5はお預けです。30年以内に来る東南海大地震は数分間揺れるそうで、家具の倒壊防止措置は必要でしょう。
ちなみに奈良の予想震度は5程度なのでTVが落ちるそうです。ま、気をつけましょう。

それなりに楽しく、解説も判りやすいのですが、もう少し物足りないのはなんでしょうかねぇ。

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