(全4話中最終話です。第1話、第2話、第3話 が、前の話を読んでなくても大丈夫だと思います)
荒野に芽吹く生命。
順番が前後しますが、避難場所に持って行ったものを公開します。結果ほとんど使わなかったのですが
左の丸いのは本来は屋外用の人感センサーつきライトです。
何故、そんなものを買ったのかと言えば、金曜日の段階で懐中電灯がまるっと売り切れてたからですよ。
ちゃんと常灯のモードがあるので無問題。
真ん中の四角いのと右のケーブル はスマホの充電器等です。
これが高かった…。でも購入の時点でかなりの確率で停電すると思ってたからさ…。
通帳とか貴重品。ビニール in ビニール(ジップロック)。
あとは大量のタオル類。
着替えはほとんど持っていきませんでした。羽織るものくらい。
避難場所が自宅からそう遠くなく、万一建物に何かあったとしても、取りに帰ることぐらいできそうだという判断です。
同様の理由で持ってはいかなかったけれど、食料はそこそこ買って家に置いていきました(おにぎりなんかは持っていった)。
冷蔵庫がなくても日保ちする、火を使わなくても食べれる、となるとどうしてもパンとお菓子類になるよね。
帰ってから食べたけど、結局水曜日くらいまで残ってた。絶対太った。
ちなみに缶詰はまだある。
他には
- ペットボトルに水を凍らせて冷蔵庫に入れた。
停電対策です。
- 浴槽と洗濯機に水を張った。
断水対策。ただし台風が去ってすぐは下水に余裕がないので一斉に流さない方がいいとSNSからってなんでこれも自治体の正式なアカウントで報せないかなと小一時間。
- 物干し竿を取り込んだ。
強風対策。部屋の中に物干し竿があるってシュールですね。
追記:あ、そうだ。お風呂の窓はもちろん閉めました。笑 '20.1.24
『東京は奇跡的に被害がそこまで大きくなかった』というツイートを見かけて、それはその通りなんですけど、その『奇跡』は治水を計画、実行、管理など、関わった全ての方々のお陰です。本当に感謝します。
— やわらかチーズ (@soft_fromage) October 13, 2019
今回、首都圏外郭放水路、通称【地下神殿】を始め、色々なところで頑張ってくれた方々のおかけで首都圏は大きな被災は免れたと思います。
しかしそれらの施設も、水位が90%まで達したという報道もあり、きわどい状況であったことがうかがえます。
未だ行方不明の方、避難所生活を強いられている方々がいらっしゃいます。幸い私は何か不自由をした経験は今までないのですが、地球温暖化が進めば大きな台風は増えるだろうし、この先どうなってしまうのかという不安は年々増していきます。
とは言え恐れていても始まらない。
日頃の備えといざという時の覚悟、そして環境のために何ができるのかという意識を持って、私たちはこの地球(ほし)で暮らしていくしかないのです。
はじめての自主避難 【台風19号】シリーズ おわり
…と見せかけて おまけ