政治・経済に関する雑記

なるべく独自の視点で、簡潔・公平に書きたいと思っています。

ブログのアクセス数は見掛け倒し

2016-03-12 00:51:12 | その他
数年前からこのブログを書いているので、記事は累計100本近くにもなった。「アクセス・ランキング」を見ると、毎日の閲覧数は(全ページ合計で)40ほど、訪問者数も30ほどだ。「ランキング」は240万ブログ中10万位前後を行ったり来たりしている。10万番でも上位4%なのだから立派なものだと、ちょっと悦に入っていたのだが、数日前にGoogle Analyticsを導入してみたら、それがまったくの勘違いだったと判明した。

Google Analyticsでは訪問者数は1日平均わずか1人程度となっている。Gooのアクセス・ランキングの30分の1しかなかったのである。

どちらが正しいかというと、残念ながらGoogle Analyticsのほうだろう。Gooのカウントにはクローラー(ロボット)による訪問が入っていて、これが全体の大半を占めていることは以前から知っていた。しかしこれほどまでとは思わなかった。

ここはGooのブログだし、GooがGoogle Analyticsをサポートしてくれたおかげでわかったことだから、こんなことを書くのはちょっと気が引けたが、まあ事実だから仕方ない。いくらなんでも差があり過ぎると思ったので書いてみた。もっとも、もっと人気のある更新頻度の高いブログなら30分の1ということはないかもしれない。

ホロコーストは存在したのか

2016-03-02 02:17:22 | 国家
第二次世界大戦時のナチスドイツによるユダヤ人の計画的な絶滅政策という意味でのホロコーストについて、今までは当然の事実と思っていたのだが、最近のインターネット上の情報を読むと、疑念を持たずにはいられなくなった。衝撃的なことだった。

このような主張はホロコースト否定論、ホロコースト修正主義などと呼ばれ、ドイツ、フランスなど多くの欧州諸国ではその主張をすること自体が違法だ。欧州人権裁判所はホロコーストの否定を人種差別、ナチズムの復興運動と見なす。英米では直接的に違法でないが名誉毀損や虚偽の報道など別の法律で裁かれることがある。言論の自由を尊重する欧米がこうした言論抑圧をしていることは異常である。日本では幸い法的に有罪にはならないが雑誌が廃刊に追い込まれた例はある。

ナチスの収容所は非人道的な待遇だったし「水晶の夜」などという話を聞くとナチスのユダヤ人に対する敵意と差別は誠にひどいものだったようだ。しかし、ナチスが計画的にユダヤ民族を殺戮しようとし、ガス室で大量殺人を行ったかということになると、それが真実であると信じるに足る証拠は見つかっていない。むしろ、計画的ホロコーストが存在したという現在主流の言論は感情的、文学的、もしくは威圧的、権威主義的な場合がほとんどだが、少数派の否定論者の議論には冷静で具体的な検証がある。

これは主にインターネットの記事を読んだだけの私の印象にすぎない。だが最近のインターネットは馬鹿にできない。たとえばウィキペディアの「ホロコースト否認」の記事を読んでみてほしい。ホロコーストは存在したとの立場で主にまとめられているが、否定論者の主な主張も公平に載っている。どちらに説得力を感じるだろうか。

欧米ではこの論争が長らく続いてきたが、世界の主流は今も圧倒的に肯定論である。それが真実だからなのか、それとも真実より政治的抑圧や扇動が勝ることもあるからなのか、ある意味非常に興味深いことで、現代社会にとって重大な問題である。

この問題を欧米で論じることは、刑罰や社会的圧力が加えられるので、かなり困難である。幸い日本ではこの問題についての発言で罪に問われることはないが、著名人、マスコミ、言論機関はやはり抑圧されているから、この問題について発言できるのは、このような匿名の草の根ブログくらいしかないかもしれない。だから印象での話で僭越だが、あえて書いてみた次第である。

なお、この話を調べていくと、「南京大虐殺」や従軍慰安婦の問題と構造がそっくりであることに気付かされる。日本とナチスドイツの非人道的行為はまったく異なるものだと思っていたが、もしかしたら中国や韓国の政府も、このあたりから宣伝の有効性を学んでいるのかもしれない。


2018/12/24 追記
その後いろいろと勉強してみると、認識が改まり、ホロコーストやガス室はやはり存在したと確信するようになった。印象で先走りすぎてちょっと反省しました。