梅干と言っただけで、すっぱそうな顔をする人には申訳ございません。すっぱい植物さんに付き合ってください。
スイバ(タデ科酢葉):別名スカンポは名前のとおり葉に酸味があり、酸い葉の意味。
スカンポもその酸い葉からの転化といわれている。古名をスシという。酸味のあるシ(ギシギシ)という意味。漢名は蓚 又は酸模。化学で言う蓚酸(しゅうさん)の蓚は、スイバの味から。なお、酢の英語はVinegar(ヴィネガー)、ぶどう酒を発酵させて 酢を作った。Vin(ヴァン)はフランス語のワイン。
ヒメスイバ(タデ科):姫酸葉、タカネスイバ(タデ科):高嶺酸葉 スグキナ(アブラナ科):酸茎菜という意味で、根を葉と一緒に塩漬けにすると酸味 がつくのでこの名がついた。房州の山に行くと、スノキ(ツツジ科)に出会います。「酸の木」で、葉に酸味があることから。
カタバミ(カタバミ科):漢名 酢漿草、茎や葉に蓚酸を含んで酸味がある。金物を 磨くのに用いました。
シュウカイドウ(シュウカイドウ科)には、ベゴニアの園芸種が多く、いずれも酸味があります。 以上は葉や茎がすっぱい植物さんですが、果実がすっぱいものは多い。
冒頭のウメ(バラ科)やスグリ(ユキノシタ科):酸塊(スグリ)という意味で、すっぱい実のこと。塊(クリ)は丸いことを指すという説があります
。
スモモ(バラ科):酸桃の意味で果実は酸味が強い。西洋スモモをプラムという。
ダイダイ(ミカン科):代々の意味で、果実が年を越しても木についていることにより、めでたいものとして正月の飾りに用いる。九州の出身者は冬の味覚として懐かしいことでしょう。なお、東京の代々木(よよぎ)はモミの木のことだそうです。ユズ(ミカン科柚子・柚):柚(ゆ)酸(ず)の意味。柚は木の名。酸は果実のすっぱい味にもとづく。スダチ(ミカン科・酢橘)は徳島県の特産、カボス・臭橙は大分県の特産です。ホオズキ(ナス科)の漢名は酢漿。
皆様もうすっかりすっぱそうな顔をされているのでは?
スイバ(タデ科酢葉):別名スカンポは名前のとおり葉に酸味があり、酸い葉の意味。
スカンポもその酸い葉からの転化といわれている。古名をスシという。酸味のあるシ(ギシギシ)という意味。漢名は蓚 又は酸模。化学で言う蓚酸(しゅうさん)の蓚は、スイバの味から。なお、酢の英語はVinegar(ヴィネガー)、ぶどう酒を発酵させて 酢を作った。Vin(ヴァン)はフランス語のワイン。
ヒメスイバ(タデ科):姫酸葉、タカネスイバ(タデ科):高嶺酸葉 スグキナ(アブラナ科):酸茎菜という意味で、根を葉と一緒に塩漬けにすると酸味 がつくのでこの名がついた。房州の山に行くと、スノキ(ツツジ科)に出会います。「酸の木」で、葉に酸味があることから。
カタバミ(カタバミ科):漢名 酢漿草、茎や葉に蓚酸を含んで酸味がある。金物を 磨くのに用いました。
シュウカイドウ(シュウカイドウ科)には、ベゴニアの園芸種が多く、いずれも酸味があります。 以上は葉や茎がすっぱい植物さんですが、果実がすっぱいものは多い。
冒頭のウメ(バラ科)やスグリ(ユキノシタ科):酸塊(スグリ)という意味で、すっぱい実のこと。塊(クリ)は丸いことを指すという説があります
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スモモ(バラ科):酸桃の意味で果実は酸味が強い。西洋スモモをプラムという。
ダイダイ(ミカン科):代々の意味で、果実が年を越しても木についていることにより、めでたいものとして正月の飾りに用いる。九州の出身者は冬の味覚として懐かしいことでしょう。なお、東京の代々木(よよぎ)はモミの木のことだそうです。ユズ(ミカン科柚子・柚):柚(ゆ)酸(ず)の意味。柚は木の名。酸は果実のすっぱい味にもとづく。スダチ(ミカン科・酢橘)は徳島県の特産、カボス・臭橙は大分県の特産です。ホオズキ(ナス科)の漢名は酢漿。
皆様もうすっかりすっぱそうな顔をされているのでは?