植物さんの葉や茎、幹を手で触ると、見事なサメ肌にであうことがある。砂の主な成分、ケイ酸(シリカ)を含んでいます。
ムクノキ(ニレ科)の黒く熟した果実は、ほのかに甘く天からのゴチソウ。ムクドリがギャーギャー喜びの声を出し、僕も一人でオーオーと声を上げる。
葉は、ザラザラしてサンドペーパーのように磨くのによい。葉や木の形は、一見エノキに似ている。ツゲ、シオジ、トウボク(唐木:ラワン、シタン、コクタン、チーク、マホガニーなど)の表面仕上げに用いた。なお、マホガニーの花やつぼみは、乾燥させるとそのままの姿で残るので飾りとして素敵、わたしのタカラモノ。
トクサ(トクサ科)の茎はザラザラしている。そのまま乾して使ってもいいが、塩湯で煮て乾燥して使う。ムクノキの葉と同じように木材の表面仕上げに使った。トクサ、イヌドクサ、スギナ(穂はツクシ)の茎を引っ張るとスポッと取れ、再び差し込むとどこが切れているのか分からない。子供に「どこが切れているか」という遊びも楽しい。
もみ殻を水に漬けたものをマダケ、メダケの表面を磨くのに用いた。
シュロの毛に小砂を包んで吉野杉の丸太を磨いた。シュロ(ヤシ科)は、日本産のヤシでワジュロという。園芸の外来種はトウジュロ。ワジュロの葉は長く先端が折れ曲がっているが、トウジュロは、葉が短く手の平を広げたようにピンとしているから区別できます。しかし、最近はハーフが多く、紛らわしい。地球温暖化で増えている。
シュロの繊維は耐水性がありシュロ縄、タワシ、ホウキにし、長い柄の付いた葉先を切りそろえて葉を裂いたのを編んで作った蝿たたきは、懐かしさで胸がジーンとする。
昔、娘が生まれると桐の木を植え、お嫁さんになる時箪笥(たんす)にした。同じようにシュロを植え繊維を売って嫁入り準備とした。こういうことは、ついこの前のことなのに、全てが幻の中に沈んでしまった。
ムクノキ(ニレ科)の黒く熟した果実は、ほのかに甘く天からのゴチソウ。ムクドリがギャーギャー喜びの声を出し、僕も一人でオーオーと声を上げる。
葉は、ザラザラしてサンドペーパーのように磨くのによい。葉や木の形は、一見エノキに似ている。ツゲ、シオジ、トウボク(唐木:ラワン、シタン、コクタン、チーク、マホガニーなど)の表面仕上げに用いた。なお、マホガニーの花やつぼみは、乾燥させるとそのままの姿で残るので飾りとして素敵、わたしのタカラモノ。
トクサ(トクサ科)の茎はザラザラしている。そのまま乾して使ってもいいが、塩湯で煮て乾燥して使う。ムクノキの葉と同じように木材の表面仕上げに使った。トクサ、イヌドクサ、スギナ(穂はツクシ)の茎を引っ張るとスポッと取れ、再び差し込むとどこが切れているのか分からない。子供に「どこが切れているか」という遊びも楽しい。
もみ殻を水に漬けたものをマダケ、メダケの表面を磨くのに用いた。
シュロの毛に小砂を包んで吉野杉の丸太を磨いた。シュロ(ヤシ科)は、日本産のヤシでワジュロという。園芸の外来種はトウジュロ。ワジュロの葉は長く先端が折れ曲がっているが、トウジュロは、葉が短く手の平を広げたようにピンとしているから区別できます。しかし、最近はハーフが多く、紛らわしい。地球温暖化で増えている。
シュロの繊維は耐水性がありシュロ縄、タワシ、ホウキにし、長い柄の付いた葉先を切りそろえて葉を裂いたのを編んで作った蝿たたきは、懐かしさで胸がジーンとする。
昔、娘が生まれると桐の木を植え、お嫁さんになる時箪笥(たんす)にした。同じようにシュロを植え繊維を売って嫁入り準備とした。こういうことは、ついこの前のことなのに、全てが幻の中に沈んでしまった。