先般
ケアマネージャーの更新研修をうけた。
そのときから
本来の福祉のあり方を
思索してきた。
ケアマネージャーの期待される役割を
分かり易くすると
ソーシャルワーカーないし
メディカルソーシャルワーカー
経営コンサルタント、監査法人の
イメージになる。
具体的な資格でいえば
社会福祉主事、社会福祉士、中小企業診断士、公認会計士、税理士等の概念になる。
すなわち
事業所から離れた第三者機関として
行政、事業者・病医院、家族の橋渡しをし、良い業者、医師、看護師、ヘルパーさんを紹介する役割である。
虐待、人権蹂躙、劣悪な業者の
告発、通報の窓口となり
経営診断と業務・会計監査を
厳しく実施せねばならない。
現実は
所属する業者、病医院のグループのためにお年寄りを囲いこむことになり
虐待案件等も身内の場合は
糊塗隠蔽へ流れることは
容易に想像できる。
巨大な病院グループの場合は
政治力の存在も強力なため
客観的第三者として
公平にケアマネジメントが可能とは思えない。
さらに
経営診断のプロではないので
監査も困難であり
ケアマネ1人では
理想的なケアマネジメントは出来そうにない。
したがって
公益法人の
社会福祉事務所のようなところに
ケアマネ、社会福祉士、中小企業診断士、公認会計士等がいて
相談や監査法人的な業務を行うことが
理想だ。
本会の野望でもある。
高橋ケアマネージャー