NPO法人 地域福祉協会

清掃事業  森林事業(植栽・剪定)

西郷どんを観て。

2018-12-17 | コラム
西郷隆盛氏は
私と同じ胃宿(宿曜占術)であり
また
日本の右翼人士が尊崇する特異な人物である。


しかしながら
最期に陽明学のわがままな
主観的正義感に
陥ったことは
残念な終焉であった。


私は
予定説的な
運命論に与しない。


よって
西郷どんの人生が
謀叛に終わることが運命であった
とは思わない。


西南戦争の最終局面で
政府に恭順し
大久保利通氏の国づくりに協力する
選択肢は残っていた。


私は
多情で主観的な正義感に陶酔する
大塩平八郎的な生き方には賛同しない。


却って
大久保利通氏に見られた
冷静かつ大局的な視点が
政治や事業には必須である。


ただ
大久保公の冷静は
生得的というより
後天的な修練によるものであろう。


その意味で
西郷どんの情緒的な様は
やはり
修練や思索の不足を
露わにするものだ。



西郷どんを観て
極めて冷静に
その意義を現代に活かすならば

安倍総理に恭順し
民として
勤倹力行を尽くすことである。



西郷どんの
俳優さんやスタッフのみなさん
原作者の林真理子さんに
深く感謝致します。


感動しました。





高橋記(大久保公の命日が誕生日)