ゆらり散歩日記

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原爆ドーム・平和記念公園

2009年06月29日 | 広島

2日目は、平和記念公園に行きました。
広島電鉄路面電車 「原爆ドーム前」下車すぐです。
広島市内での移動は、主に路面電車。レトロな感じがすきです

平和記念公園は、亡くなった方の慰霊とともに、二度とこのような悲劇を繰り返さないように願って作られた公園です。
園内には、原爆ドーム、記念資料館、慰霊碑などがあり、川に面した緑豊かなところで、市民の憩いの場にもなっているそうです。


原爆ドーム
上のドーム形の骨組みから、いつしか「原爆ドーム」と呼ばれるように。


原爆ドームの南東約160m、上空約600mで原爆が炸裂。
説明書きがあります。

     
左: 原爆死没者慰霊碑
   中央の石室の中には、原爆死没者名簿が納められています。

右: 原爆の子の像
   原爆で亡くなったすべての子供のための慰霊碑。
   近くには世界中から届けられた折鶴が飾られています。

公園の奥にある「広島平和記念資料館」へも行きました。
ここに来たら必ず入ってほしいと思います。

こちらでは、本館と東館に分かれ、原爆に関する様々な資料、被爆者の遺品などが展示されています。
被爆者の遺品が原爆の恐ろしさを伝えています。

8月6日平和記念式典で読まれた、子ども代表による「平和への誓い」の文書が心に残りました。
その中の言葉を拝借させていただくと、
「失われた命の重さを思う時、何も知らなくて平和は語れません。」
本当にそうだと思いました。
小さい頃、原爆について勉強しますが、大人になってこの資料館に来て、より詳しく知ることができ、命の重さについて考えさせられました。

一人一人の命の尊さ、平和への大切さと、生きるということ。
性格の違いや考えの違いはあっても、お互いに寛大になり、お互いの理解を深め、お互いのよさを認め合っていく努力こそ、平和への糸口だと思います。
「暴力ではなく対話を」、これは、平和のために私たちができることの一つです。
世界の友だちのために、ユニセフの募金に協力したり、おじいさんやおばあさんに席をゆずったりすること、これも私たちにできることです。
こうした「人のために」一人一人ができることを実行する勇気を持つ時、世界中が人々の明るい笑顔でいっぱいになると思います。

これは、何年か前の子ども代表の文書です。
飾らない、真っすぐな言葉。 心に響きます。

ありきたりの言葉だけれど、
戦争は二度と起こしてはならない
世界の恒久平和

心よりお祈りいたします。



この日は快晴でした


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