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蕎麦屋のネタ帳

人生半ば、駆け出し蕎麦屋の
「ネタを探してデジカメ提げて・・・」
天ぷらのネタや蕎麦の話、山野草等も有るかも。

ざるそば

2007-05-29 17:59:30 | Weblog
<ざるそば>

ざるといっても竹製のいわゆるザルに盛り付けるのではなく
お皿に盛っています。(写真は普通盛り)
理由は、清潔・衛生が保てることです。
これから暑くなると臭いやカビなど神経を使います。
特に竹製の器やすのこの重なり部分は乾きが悪くこの心配があります。
以前はすのこを敷いていたのですが、洗いに気を付け良く乾かし消毒をしても
しょっちゅう新しいものに買い換えなくてはならず・・経済的にも??でした。
お皿にじかに盛り付けるとき洗い終えた麺の水切りをしっかりするのがコツです。
ふやけ(水吸い)腰抜けにならないように気をつけます。

※ 麺はやや細切り(開店当初はもう少し細かった)にしています。
  食べやすく、つゆのからみがよくドボンと浸さなくてもいいように・・です。
  付け合せ(右上の四角い皿)は日替わり・・これは「ネギ入り玉子焼き」。
  そば茶しぐれが付きます。

汗、汗!

2007-05-27 19:36:38 | Weblog
今日も暑くなりました。
日曜日で、しかも8名様の予約(昼間)もあり、
いつもの2倍の量を打ちました。

麺をのしていると??視線を・・・若いカップルがじっと見ています。
アハッ!・・けっこう気になるもんです。汗が出る!。

切るところが見たいらしく、「切るのはまだですか」と・・
ようやく切り始めると、「ウワーッ!細い、おいしそー!!」
と、開店と同時に入ってこられました。
切りたてのおそばを、一押しの<冷やかけ>で食べていただきました。
その後立て続けにお客様があり、汗、汗!でした。

夕方、あと少しで後片付けも終わるころに又しても若いカップルが・・
名古屋からみえた(名古屋ナンバー)ようで、急きょ食べていただくことに

とても喜んでくださいました。

これから活躍・・

2007-05-25 17:48:06 | Weblog
<辛み大根>

私のおばが、畑で丹精込めて作っています。
辛味はそれほど強くなく、爽やかな口当たりで、
スーパーの大根と違い香ばしい風味もあります。
よく洗って土を落とし、皮付きのままおろして使います。

「お店で使うだろうから」と二畝も作付けしてくれたそうで・・
これからの暑い日々、「おろしそば」として活躍してくれそうです。 

そば粉について

2007-05-24 18:53:13 | Weblog
本日 木曜日は、お店の定休日でした。

そば粉について少し・・・
今使っているそば粉は、製粉所さんから粉の状態で仕入れているものです。
産地は主に「北海道」だそうです。
石臼挽きの、荒めの粉を2種類・・ひとつは白っぽい荒挽き、
もうひとつは香りの強い少し黒めのやはり荒挽きです。
この2種類に少し細かめの甘味の強い粉もブレンドして、
二八(つなぎに小麦粉を2割)で手打ちをしています。

粉屋さんから届いた粉は、2キロ位づつ小分けして空気を抜き、
冷蔵庫で保管しています。こうすることで少しでも劣化を防ぐように
なると思って届いたらすぐに作業します。
これからは特に、暑くなるので神経を使います。

勿体ないから・・・

2007-05-21 18:19:05 | Weblog
「勿体ないから」
開店当初も、今もそうですが、お客様の入りが予想できずに、
(ふたを開けてみなければ分からない・・当然のことか??)
随分と麺を残す日々が続き、何時か目がつぶれるのでは・・と真剣に
悩む日がありました。
偶然開いた本に「そば団子」が載っており、これだ!!と早速作りました。

麺を湯がいて少量のそば粉を混ぜ、すりこ木でつぶし
適当な大きさに丸めます。(それを冷凍保存してあります)
それをじっくり油で揚げると、外はカリカリ、中はモチモチの
団子の出来上がりです。

タレは、五平餅のように胡桃やゴマダレでは面白くないので、
当店オリジナルで、郡上味噌+しょうゆ+お酒+砂糖+だし、に
そば茶の出がらしを軟らかく煮て加え、さらにそば粉を水で溶いて加え
とろみをつけます。そばの実のツブツブがさらに食感を良くします。

なかなか人気の一品になりました。