チューンナップ屋日誌

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チューンナップ特集!!

2007年10月21日 | チューンナップ特集
スノーカーブチューンナップ特集!!
サイドエッジの手仕上げ(ファイル仕上げ)♪♪
その1
サイドエッジのビベル角調整・・!!

サイドエッジのビベル角も、ファイルによる手仕上げで細密な角度に仕上げます。サイドエッジのビベル角は通常、1°~4°のビベル角をつけて切れを調整しますが、単純に角度をつければ機械仕上げでもエッジの切れが良くなると思われているスキーヤー、ボーダーの方がまだまだ多い様です。
しかし、角度を付けて角を出すだけの機械仕上げでは、鋭い切れは期待出来ない為、熟練を要する手仕上げ(ファイル仕上げ)に、まだまだ頼るしかないのです!!



サイド角はソールに対しての角度になり、サイドビベル角1°はサイド角89°、サイドビベル角4°はサイド角86°となります。ここにベースビベル角を付け加えると、ベースビベル角1°サイド角89°でエッジ角は90°ということになるのです。

サイド角は89°88°87°と角度を鋭角にしていけば、切れは良くなりターンスピードも速くなります。さらに重心移動を上手く使えばターン後半板を加速させる事が出来るのです。
その反面、エッジホールドが強くなりズレ難く、ターン弧の微調整や切り換えが難しくなるのです。

一般的に
サイド角89°は上級者向
サイド角88°はハイレベル上級者、一般レーサー向
サイド角87°はハイレベルレーサー向
サイド角86°はワールドクラスレーサー向
となります。
サイド角86°に関しては今まで二人の方が試されましたが、一度滑っただけで扱いきれず87°に再調整されました。
滑走中エッジが鋭く雪面に食いつき、滑走者自身のイメージよりも回され過ぎてしまい、切り換えも非常に難しくなるのです。
このような事も踏まえ自信のある方や試したいという方は、ぜひチャレンジしてみて下さい・・♪♪

最近新品の板は、トリムディスクという最新のマシンでエッジ角を調整し仕上げていますが、この最新マシンと比較してもスノーカーブの手仕上げ(ファイル仕上げ)は、切れ味の次元が違い抜群の切れ味と加速を生みだすのです。
エッジに関してはまだまだ職人技の、手仕上げ(ファイル仕上げ)が優れているのですね・・♪♪

但し、手仕上げ(ファイル仕上げ)は熟練を要しますので、職人によって仕上げはさまざまです。
ヨーロッパのカチンカチンのアイバーンでも確実に切れる、スノーカーブの手仕上げ(ファイル仕上げ)をぜひお試し下さい・・♪♪

チューンナッププロセス(サイドエッジの手仕上げ)

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