3/11東日本大地震が発生し今日で10日目を迎えました。今日までに1万9000人が救助されましたが、行方不明者、死者と合わせ2万1000人を超えました。また、避難している人は35万人以上となっています。被災された多くの方々には心よりお見舞いを申し上げます。
福島第一原子力発電所は今もなお深刻な状況ですが、少しずつ危機脱却に向かっているようですし、向かって欲しいものです。
3/11この地震によって、福島第一原発で稼働中だった1号機、2号機、3号機が自動停止しましたが、この地震の影響で外部からの電源を失ったことにより13基の非常用ディーゼル発電機が起動する予定でした。しかし、大津波でバックアップ電源の燃料タンクが流され、バックアップ電源が起動しなくなってしまったのです。これにより1、2、3号機は共に電源を失うことになり、原子炉内の燃料棒に対する継続的な注水冷却機能を喪失する事になってしまったのです。
この事により原子炉内の燃料棒を冷却出来ず、1号機で燃料棒の一部が溶け出し水素が発生し、この水素を含んだ水蒸気により原子炉内の圧力が上昇しました。原子炉内の圧力が上昇した事による原子炉格納容器の破損を防ぐための圧力調整(圧力弁の解放)を行い、原子炉格納容器の破損を防ぐことは出来ましたが、この時、水蒸気と一緒に放出された水素が原子炉建屋に充満し、今度はこの水素が酸素と反応し3/12午後3時頃、1号機で水素爆発を起こしてしまったのです。
この爆発をテレビで見た瞬間ほとんどの人が、これはまずいと思ったのではないでしょうか・・・
2号機、3号機も同じ爆発を起こせば大変な事になるのは、我々原発に知識のない人でも想像できます。
しかし、3/14に3号機が1号機よりも大きい水素爆発を起こし、3/15には2号機が圧力抑制プール付近で爆発が起こってしまいました。
さらに、1号機~6号機全てに使用済核燃料がプールで冷却保管されていて、ここでも燃料棒の露出、溶融が始まり放射能漏れが始まってしまったのです。
その後、1~3号機への海水注入、3、4号機プールへの放水と、東京電力、警察、自衛隊、消防と、放射能に立ち向かいながらの懸命の作業により、安定してきてはいますが、まだまだ予断を許さない状況です。現場で復旧作業をする全ての方々には敬意を表したいと思います。
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