下を向いて歩く

２日続けてしっかりと雨が降りました。
空気が乾燥して山火事が起きたり、水不足になったりするのは本当に困るので
雨の季節に雨が降るのはありがたいことなのですが
あいにくなことに、先日の歴史的大規模な山火事のせいで地面に大量の灰が積もったままで
それが大雨で流されて土砂崩れという悲劇が起こっています。

山火事だけで十分にたいへんだったのに、ホッとしたところでこの仕打ち、
神様、それはあんまりじゃありませんか？って言いたくなります。

おかげさまでうちの辺りは山火事の影響のない地域だったし、土砂崩れも近所では起きていないのですが
今回はたまたま運が良かったというだけで、我が身に起こっていても不思議はなかった災難なので
もう本当に心が痛みます。


「今日はいいお天気だった！キリッ！」

この写真はキリッと上を向いてるけれど、雨の後はいつもの匂いが流されて
普段とは違う匂いがするのか、散歩中ずーっと下を向いてすんすん嗅ぎまくり。


「スンスンスンスンスン、なんか変なニオイ」


「ニコちゃん、ここもいつもと違う」「どれどれスンスン」


「忙しいわ〜、こんなに知らないニオイがいっぱいだと」


「ニヤ、ここはニコが調べるからどいて」「ニコちゃんだけに任せられない」

本当は何を言ってるのかわからないけど、それはもう嗅ぎまくっておりました。
いっぱいニオイ嗅ぎをすると、夜ぐっすり寝てくれるからありがたいんですけれどね。
嗅いで考えて情報を分析して、犬にとって鼻を使うって脳がフル活動になるんでしょうね。


じゃニコも最後に上を向いてくれる？

「こう？これでいい？」

うん、いい感じいい感じ。




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