おおしま あきらのブログ

口元の美は、顔の美!
それは、健康美!

音楽家専門歯科外来

2020年08月30日 12時26分41秒 | ウイン式治療法
音楽家専門歯科外来
音楽家にとって、素敵な口元は豊かな表現力や、クオリティの高いパフォーマンスを支える重要な器官です。どの分野においても重要なことは美しく健康な歯と口をいかに維持し、メンテナンスしていくかに尽きます。


「歯並びや口腔周囲筋の状態によっては、
音楽家に様々な課題を起こす事が知られています。」

1.【楽器奏者の方へ】(ご自分の楽器をぜひご持参ください。)
楽器の中でも特に管楽器は、口腔を楽器の一部として演奏を行うため、歯科との関係が非常に深いです。演奏する際、楽器にあてる唇の形のことを「アンブシュア」と言います。美しい音色を出す重要条件です。アンブシュアは、演奏する楽器の種類により一般に4種類あります。①トランペットやチューバなどのカップ型マウスピースを使用する金管楽器、②クラリネットやサキソフォンなどのシングルリード楽器、③オーボエやバスーンなどのダブルリード楽器、④フルートやピッコロなどのエアリード楽器の、4種類です。ダブルリード以外のアンブシュアでは、口唇とその内側にある前歯に楽器マウスピース部を押しつける状態となります。そのため前歯に、虫歯や歯周病、咬合不正などが無く、健康な状態である必要があります。
 前歯欠損になった場合の管楽器奏者に対しては、演奏するための専用の義歯が考案されて歯科治療が提供されます。しかしながら最も重要なことは、若い時から管楽器奏者は歯周病のリスクが極めて高いことを自覚し、セルフメンテナンスと、定期的プロフェッショナルメインテナンスを受けることが重要です。

【管楽器奏者のアンブシュアの問題への治療】
木管楽器奏者の前歯の歯並びが「叢生(そうせい)」、歯列不正にの状態になっていると、リードと前歯に挟まれた口唇に炎症が起こることがあります。これには歯科医院で製作するリップ保護装置が役に立ちます。リップ保護装置は前歯を覆う形です。

【診療の流れ】
カウンセリング行い、皆様の悩みが解決するお手伝いをします。
厚みの異なるリップ保護装置を2種類作成して、実際使用し演奏してみる事で、より良いものが完成するでしょう。カスタムメードですので、練習可能時間も増加して、演奏会に自信をもって臨めると考えております。

2.【声楽・オペラ・合唱などの方へ】
発音障害の課題を解決しなければなりません。歯列不正、狭窄歯列、滑舌、舌通症、むし歯などの問題を解決する必要があります。
咬耗によって前歯の形態が鋭くなって、舌を傷つけることもあり、その場合は、発声・発音に影響することもあります。そのような方には、簡単に調整することで改善されます。

【解決方法】
歯列矯正、口元ケア、金属アレルギーを考慮したメタルフリー治療など必要になります。

3.【バイオリン奏者、ビオラ奏者】
顎の変形、歯列不正による顎関節症の発症、舌痛症、頭痛などの課題に取り組みます。

詳細は、
愛D歯科&矯正歯科
電話03-6429-8383





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