おおしま あきらのブログ

口元の美は、顔の美!
それは、健康美!

かもす(菌類のふしぎ:国立科学博物館より)

2008年11月07日 21時54分30秒 | 日常・つぶやき
かもす
1.広辞苑第3版より
醸す(かもす)・・・・①穀類などを水に混ぜて醗酵させ、酒・醤油などをつくる。醸造する。かむ。〈運歩始色葉〉
醸む(かむ)・・・・・(カモスの古語。実際に米などを噛んで作ったところからいう)酒などをつくる。
2.国立科学博物館の内容より引用
「かもす」の語源は、口噛み酒にあると考えられているよ。人が米を噛むことで、米のデンプンが唾液中の消化酵素によって糖に変わり、それに空気中の酵母がついて醗酵が始まるんだ。
「噛む」という意味の「嚼(か)むす」から「醸(かも)す」になったというわけだね。さらに、「かむ」には、カビという意味もあるらしい。これが「噛む」という意味を残しながら、さらに「生える」を意味する「たつ」と合わさって「加無太知(かむだち)」ということばが生まれたんだけど、これは、米にカビが生えたものを意味するんだ。これが「カムダチ」→「カムチ」→「カウヂ」→「コウヂ」と、現在の「麹(こうじ)」になったといわれているんだよ。「かもす」も「麹」も元をたどれば同じところでつながっているんだね。


菌類のふしぎ(国立科学博物館)

2008年11月06日 22時37分32秒 | 趣味
 先日、国立科学博物館にて開催されている「菌類のふしぎ」展(平成20年10月11日~平成21年1月12日)に行ってきました。もやしもんとのコラボです。楽しかったです。

菌類
 生物は一般に植物と動物に分類します。では、菌類はどちらにあてはまるのだろうか。以前より疑問に感じていました。
 植物は光合成によって栄養を確保します。動物は摂食より得ます。菌類は吸収により栄養を確保します。ですから、植物でもない、動物でもない、菌類なのです。長年の疑問が解決しました。
参考文献:菌類のふしぎ




菌類のふしぎの本



日本人になった祖先たち(篠田謙一著書)

2008年11月04日 23時19分46秒 | 日常・つぶやき
DNAと聴くとドキッとしてしまう。
時々耳にするミトコンドリアDNA。
母から子どもに伝わるミトコンドリアDNA
と男性に継承されるY染色体を構成するDNAは、
ルーツ探しに用いられる。

日本人はどこから来たのか?
日本人はどういう人なのか?
縄文人と弥生人はどんな関係か?
など

分子生物学の面白さが本日紹介する本から伝わってくる。

日本人は、旧石器時代人につながる東南アジア系の縄文人が居住していた日本列島に、東北アジア系の弥生人が流入して徐徐に混血して現在に至っているという「二重構造論」が主流の学説。

日本人になった祖先たち
篠田謙一 著
NHKブックス1078
920円〈税別)