michi の てくてく日記

歩きニスト. 76 years old。


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  16年
年目。

「草の花」福永武彦著

2020年08月02日 14時37分57秒 | Weblog
昨日&本日 午前中、

私は 途中で止めようと
何回か思いつつも😄 結局 おしまいまで読んでしまった。

若いとき、そう 60年位 昔😄 かなり夢中に読んだのが この「草の花」だった。 旅に行くときは必ず持参し 読んだのだ。

ご子息の池澤夏樹氏が 福永武彦を語る時に「草の花」に触れないのが
不思議で 今回読み返してみたのだ。

確かに~~ 若いから 読めたのだ~~
愛と孤独と 戦争と信仰~~そしてサナトリウムの清瀬村。
自分に酔う要因ずらりだ。
あの時代
肺結核で命を落とす人は多かった。

若者は 愛とは何ぞや~~等と 真面目に向き合ったものだ。(懐かしい)

漱石の「こころ」も ぐさりと胸にささったが
旅に持参するには「草の花」が 薄くて相応しい

戦争や肺結核の時代
死ぬことが隣りにあったことを今さらながらに思う。

今や 人生100年
そこまで暮らさなくてはならないなら😄 違うワードが 小説に 現れる。

う~~ん。
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