ち Sound Discovery お送りした曲は、夏川りみで「とことわのうた」ということでね。
り はい。
ち え~、作詞、小山薫堂、作曲、僕と、いうことで、歌ってもらいましたけども。
り えぇ。
ち いや~、これ、りみちゃんと知り合って・・・ちょうど3年目ぐらいですかね。
り そうですね。
ち その頃に、あの~、曲を書いて頂きたいと言う風に話もらって
り そうそう。あの、イベントの打ち上げの席で、なんかこう、お酒を飲みながら、とても気持ちが
よくなり、で、あぁ、竹善さんとお話ちゃんとしてないなぁって思って、なんか竹善さんがふと
りみちゃんさぁ、どんな音楽とか聴いてるの?って、声かけられたんですよ。
ち ほぅ。
り で、私は、でも洋楽とかも好きで、キャロル・キングとか好きですって言ったら
ち あぁ、言ってたね。
り じゃあ、そんなカンジで作ってみようかなぁ、ってそっから始まったのが、この曲なんですよね。
ち はい。
り それで、デモテープに英語で竹善さん歌ってたじゃないですか。
ち にせ英語ね。
り すごいかっこいい~・・・すっごい、こんなカンジでいつも作ってるんだと思って。
ち いや、りみちゃんにはねぇ、あの~、まぁ、おこがましいんですがね、いつかこう、自分の曲をね
歌ってもらえたらねぇ、幸せだなってずっと思っていてね
り はい。
ち それで、やっぱり僕はあの「涙そうそう」って曲、ほんとに素晴らしい曲でしょ
り うん
ち で、りみちゃんに曲かこ・・ あの曲もすごくこう日本的で、栄昇のイイカンジがね
り はいはい。
ち 表れていながら、やっぱり連中もほら、あの、洋楽のロックとかブルースとかも大好きでしょ
り はい
ち そのへんのいいところがほんとにこう合わさって、とっても素晴らしい曲で
り うん
ち それだけにね、こう、りみちゃんにイメージしながら曲をこう書こうと思ったときに、どうしてもね
あの~、「涙そうそう」に近寄っていきつつ、いき・・・いこうとする、このメロディ、自分の
メロディがね、とっても、いやこれじゃいかんと。
り あはは(笑) うん
ち オレが栄昇のような曲は書けないと
り うん
ち いうことで、もう一回、やめたんですよね、書くの。
り うん。
ち そいで、改めて、もう自分のまんまの曲をもし、りみちゃんが歌ってくれたら、どういうカンジに
なるだろうかなっていう風に、意識をガラッと、ちょっと180度変えてみてね、それで書いて
みたんですが、ま、実際りみちゃんが歌ってみたらですよ
り はい
ち 僕の書いた曲を歌ったらって言うのを超えてね、やっぱり自分の歌にしちゃうんですわね。
り あぁ、ほんとですか! あぁ、嬉しいです。
ち だからこれ、自分で書いた・・のに、おこがましいんですが、これいい曲だなぁと
り うん。すっごい私も大好きですよ!
ち これはもう、いわゆる、りみちゃんのアルバムに入っている、人の曲を聴いてるようなね
り (笑) うんうんうん。
ち なんかそれぐらい、まぁ、自分の手から離れていったカンジがね
り へぇ~。
ち とっても嬉しかったのをね、覚えてるんですけど。
り はぁ・・・
ち ま、実際この曲を、あの~、りみちゃんにこう、あの、りみちゃんがこれを聴いたときに
どういうこう、イメージで歌おうかみたいなの、ありました?
り これ?? あのね、今までにこういうイメージってなかったんですよ、私の・・・こう・・・
ま、いろんな人が歌ってって曲を持ってきてくださるんですけど、みんなやっぱりおとなしい
カンジの、しっとりとゆったりとしてるカンジが多くて
ち はい。
り で、この、竹善さんにもらったこの曲が、うわっすっごいカッコイイ、なんか、どうやって歌おうって
思った時に
ち はい。
り もう、自然になんかもう、強い・・なんか、ほんとに、力っていうのが、なんか自分の中にも
あったんだなと思って、こう、ゆったり優しい歌だけじゃなくて、力強い・・っていうのもアリかなと
ちょっとこれでね、やってみよう、ってすごく力・・ほんとに自分にも力になったし、で、聴いてくれる
お客さんも反応見てると、みんな好きだって言ってくれるんですよ。
ち 僕ねぇ、コンサート見に行ったじゃないですか、中野サンプラザに
り あっ、はい。
ち で、りみちゃんのコンサートって、ほんとに全年齢層がいるじゃないですか
り はい。そうですね(笑)
ち ですから、この曲が歌われるときに、僕の横にいるおじいちゃんとかおばあちゃんとかね
り うん
ち どういうカンジで聴いてくれるのか、ちょっと僕ドキドキしたんですが
り 心配だったね(笑)
ち ま、でもね、その心配するのがもうね、違うなって改めて思いましたね。 やっぱりね、曲うんぬん
以上に、やっぱり、りみちゃんの歌がこう、持って行く世界っていうかね、それ自体がもう、たとえば
多分ね、もしかしたらりみちゃんは、もうビートルズのLet It Be を歌ったりとか、英語で歌ってもね
り うん
ち もっともっと、例えばジャズっぽい曲を歌っても、あの、全然もう、どんな世代もりみちゃんの
世界へ引っ張られていくんだろうなっていうのがね、もう改めて感じましたね。
り えぇ~!
ち 自分の曲を歌ってもらった時は、自分のメロディがりみちゃんの世界へ行ったっていう感覚でした
けども、あの~、コンサートを見たときには、僕のこの曲を歌ってるときに、あっこの人はもう
オレの曲だからうんぬんとか、外国っぽい曲がなんだとか、ジャンルがどうとかじゃなくって
り うん
ち かつての、例えば、美空ひばりさんとかね
り おぉ~っ!! はい。
ち これはねぇ、ほんとにお世辞ぬきでね、実感しましたね。
り 嬉しいです。
ち ま、りみちゃん・・りみちゃん本人に聞くのはアレですけど
り うん
ち りみちゃん、歌を歌っててね、やっぱりその・・・まぁ、もともとそんなにどういうジャンルでとか
どういう方向でっていうのは決まってなかった分、逆にそれが、まぁ、りみちゃんの歌の力・・が
あったからこそ、長い、こう・・まぁ、長いっていっても、まだ30ぐらいでしたっけ?
り はい。
ち のところで、結局それが自由さの方に、逆に、こう広がって
り はいはい。
ち 行ったと思うんですけども、自分の歌っていうものを、だんだんその、自分の中で、どういうもの
なのかなっていう風に、なんとなく・・どういうカンジに意識するようになりました?
り 自分の歌を?
ち うん
り う~ん、やっぱりね、今までは、あの、ほんとに肩にすごく力が入ってるカンジの曲が多かったかなぁと
思って、で「涙そうそう」という曲に出会ってから、なんか、別に好きなものだけ歌えばいいんだなぁって
考え方がすごく変わって
ち うんうん
り で、好きなものだけ、ほんとにだから、例えば自然を歌ったりとか、愛でも、とってもおっきな愛とか
なんかそういうのを歌えたらいいなぁって。
ち うん
り で、やっぱり沖縄の曲も好きだし、だから、沖縄の歌を歌って少しでもみんなが、あっ、こんなとこなんだ
行ってみたいなぁとか、少しでも思われたらいいなぁとか、あとやっぱり嬉しいのは、元気になりました
っていう方がやっぱりすごく多くて、明日からまた仕事がんばれますとか、長生きできますとか
ち うん
り そうやって歌で、なんか、こう、やる気に、なんか・・させるとか、すごいことだなぁって
ち うん
り それまでは、そんなことあんまり思わなかったんですよ
ち う~ん
り でも、歌っていくことによって、まわりが意外となんか、すごいよかったとか、元気になれたとかって
思ってくれるって言うのは、やっぱり歌でしかないんだなぁって
ち はいはいはいはいはい。
り う~ん。
ち なるほどね~。
り はい。
ち あの~、まぁ、ひばりさんの歌を聴くとねぇ、いっつもこう、りみちゃんを思い出すわけですよ
り えぇ~!!
ち 似てるとかそういうことじゃなくて
り うんうんうん
ち 彼女もやっぱり小さい頃から、いわゆる民謡歌ったりとかね、で、彼女の歌は最近、あの~、
再評価されてる、あの、スタンダードジャズを歌ったのがあるんですが
り はいはい。
ち ビッグバンドと一緒に。 これがまた素晴らしいわけなんですよ。
り うん
ち で、彼女の長~い歴史・・・コンプ・・コンピレーションアルバムとか出てて、聴いてみると
り はい。
ち もう演歌からポップスから
り なんでもね
ち なんでも
り うん
ち それで、美空ひばりじゃないですか。
り はい。
ち これって歌うまいとか、そういうことだけで片づくもんじゃない、と思うんですけど
り はいはい。
ち りみちゃんはね、数少ないそういうものをやれてしまうというか、そういうもう、なんか・・
なにかを持ってきちゃってる人っていうかね
り うふふふ(笑) ほんとですか? でもね、ひばりさん、ほんとはある意味、なんでも、なんか
歌いこなせるっていうの聞くんですけど、でも、私も最近は、別に演歌だからとか、ジャンルをね
だから、こうだからとかって、あんまり思わなくなったかもしれないですね。
ち はいはいはい。
り だって、それを超えて、なんか・・・なんかもっと違うものと、こう、感じあえる、人と人と、とか
出会いとか
ち はいはい
り う~ん。
ち ま、そういうのやっていい人っていうのは、実は、ほんとに限られてきますからね。
まぁ、歌い手はみんなやっていいんですけど、それが実際、やりたいって言うのと、やった分伝わるって
言う人は
り あぁ~。
ち これはなかなか、そういう使命の人ですからね~。
り う~ん。
ち え~、もうりみちゃんの、その、まぁ、その最終的には、いつかもう、ジャズからクラシックから
なにから、いろんなの歌ってるヤツをいつか聴いてみたいなと思うわけですが
り (笑) はい。
ち じゃ、続いての曲はですね、え~、これはまぁ、りみちゃんと僕がデュエットしたのに
り うん!
ち なるんですけども。 え~、今年の3月、え~、リリースされました、りみちゃんの
り はい。
ち え~、『RIMITS』という、デュエットソングス、え~、いろんな人とのね、デュエットを集めた
アルバムの方にも、ま、入れてくれたわけなんですが
り はい。
ち これは、南こうせつさん、かぐや姫の「僕の胸でおやすみ」という曲なんですけどもね。
り はい。
ち え~、じゃこれをですね、ちょっと聴いてみようかなと思います。
り はい。
ち 夏川りみ、佐藤竹善で「僕の胸でおやすみ」
僕の胸でおやすみ By 夏川りみ/佐藤竹善
り はい。
ち え~、作詞、小山薫堂、作曲、僕と、いうことで、歌ってもらいましたけども。
り えぇ。
ち いや~、これ、りみちゃんと知り合って・・・ちょうど3年目ぐらいですかね。
り そうですね。
ち その頃に、あの~、曲を書いて頂きたいと言う風に話もらって
り そうそう。あの、イベントの打ち上げの席で、なんかこう、お酒を飲みながら、とても気持ちが
よくなり、で、あぁ、竹善さんとお話ちゃんとしてないなぁって思って、なんか竹善さんがふと
りみちゃんさぁ、どんな音楽とか聴いてるの?って、声かけられたんですよ。
ち ほぅ。
り で、私は、でも洋楽とかも好きで、キャロル・キングとか好きですって言ったら
ち あぁ、言ってたね。
り じゃあ、そんなカンジで作ってみようかなぁ、ってそっから始まったのが、この曲なんですよね。
ち はい。
り それで、デモテープに英語で竹善さん歌ってたじゃないですか。
ち にせ英語ね。
り すごいかっこいい~・・・すっごい、こんなカンジでいつも作ってるんだと思って。
ち いや、りみちゃんにはねぇ、あの~、まぁ、おこがましいんですがね、いつかこう、自分の曲をね
歌ってもらえたらねぇ、幸せだなってずっと思っていてね
り はい。
ち それで、やっぱり僕はあの「涙そうそう」って曲、ほんとに素晴らしい曲でしょ
り うん
ち で、りみちゃんに曲かこ・・ あの曲もすごくこう日本的で、栄昇のイイカンジがね
り はいはい。
ち 表れていながら、やっぱり連中もほら、あの、洋楽のロックとかブルースとかも大好きでしょ
り はい
ち そのへんのいいところがほんとにこう合わさって、とっても素晴らしい曲で
り うん
ち それだけにね、こう、りみちゃんにイメージしながら曲をこう書こうと思ったときに、どうしてもね
あの~、「涙そうそう」に近寄っていきつつ、いき・・・いこうとする、このメロディ、自分の
メロディがね、とっても、いやこれじゃいかんと。
り あはは(笑) うん
ち オレが栄昇のような曲は書けないと
り うん
ち いうことで、もう一回、やめたんですよね、書くの。
り うん。
ち そいで、改めて、もう自分のまんまの曲をもし、りみちゃんが歌ってくれたら、どういうカンジに
なるだろうかなっていう風に、意識をガラッと、ちょっと180度変えてみてね、それで書いて
みたんですが、ま、実際りみちゃんが歌ってみたらですよ
り はい
ち 僕の書いた曲を歌ったらって言うのを超えてね、やっぱり自分の歌にしちゃうんですわね。
り あぁ、ほんとですか! あぁ、嬉しいです。
ち だからこれ、自分で書いた・・のに、おこがましいんですが、これいい曲だなぁと
り うん。すっごい私も大好きですよ!
ち これはもう、いわゆる、りみちゃんのアルバムに入っている、人の曲を聴いてるようなね
り (笑) うんうんうん。
ち なんかそれぐらい、まぁ、自分の手から離れていったカンジがね
り へぇ~。
ち とっても嬉しかったのをね、覚えてるんですけど。
り はぁ・・・
ち ま、実際この曲を、あの~、りみちゃんにこう、あの、りみちゃんがこれを聴いたときに
どういうこう、イメージで歌おうかみたいなの、ありました?
り これ?? あのね、今までにこういうイメージってなかったんですよ、私の・・・こう・・・
ま、いろんな人が歌ってって曲を持ってきてくださるんですけど、みんなやっぱりおとなしい
カンジの、しっとりとゆったりとしてるカンジが多くて
ち はい。
り で、この、竹善さんにもらったこの曲が、うわっすっごいカッコイイ、なんか、どうやって歌おうって
思った時に
ち はい。
り もう、自然になんかもう、強い・・なんか、ほんとに、力っていうのが、なんか自分の中にも
あったんだなと思って、こう、ゆったり優しい歌だけじゃなくて、力強い・・っていうのもアリかなと
ちょっとこれでね、やってみよう、ってすごく力・・ほんとに自分にも力になったし、で、聴いてくれる
お客さんも反応見てると、みんな好きだって言ってくれるんですよ。
ち 僕ねぇ、コンサート見に行ったじゃないですか、中野サンプラザに
り あっ、はい。
ち で、りみちゃんのコンサートって、ほんとに全年齢層がいるじゃないですか
り はい。そうですね(笑)
ち ですから、この曲が歌われるときに、僕の横にいるおじいちゃんとかおばあちゃんとかね
り うん
ち どういうカンジで聴いてくれるのか、ちょっと僕ドキドキしたんですが
り 心配だったね(笑)
ち ま、でもね、その心配するのがもうね、違うなって改めて思いましたね。 やっぱりね、曲うんぬん
以上に、やっぱり、りみちゃんの歌がこう、持って行く世界っていうかね、それ自体がもう、たとえば
多分ね、もしかしたらりみちゃんは、もうビートルズのLet It Be を歌ったりとか、英語で歌ってもね
り うん
ち もっともっと、例えばジャズっぽい曲を歌っても、あの、全然もう、どんな世代もりみちゃんの
世界へ引っ張られていくんだろうなっていうのがね、もう改めて感じましたね。
り えぇ~!
ち 自分の曲を歌ってもらった時は、自分のメロディがりみちゃんの世界へ行ったっていう感覚でした
けども、あの~、コンサートを見たときには、僕のこの曲を歌ってるときに、あっこの人はもう
オレの曲だからうんぬんとか、外国っぽい曲がなんだとか、ジャンルがどうとかじゃなくって
り うん
ち かつての、例えば、美空ひばりさんとかね
り おぉ~っ!! はい。
ち これはねぇ、ほんとにお世辞ぬきでね、実感しましたね。
り 嬉しいです。
ち ま、りみちゃん・・りみちゃん本人に聞くのはアレですけど
り うん
ち りみちゃん、歌を歌っててね、やっぱりその・・・まぁ、もともとそんなにどういうジャンルでとか
どういう方向でっていうのは決まってなかった分、逆にそれが、まぁ、りみちゃんの歌の力・・が
あったからこそ、長い、こう・・まぁ、長いっていっても、まだ30ぐらいでしたっけ?
り はい。
ち のところで、結局それが自由さの方に、逆に、こう広がって
り はいはい。
ち 行ったと思うんですけども、自分の歌っていうものを、だんだんその、自分の中で、どういうもの
なのかなっていう風に、なんとなく・・どういうカンジに意識するようになりました?
り 自分の歌を?
ち うん
り う~ん、やっぱりね、今までは、あの、ほんとに肩にすごく力が入ってるカンジの曲が多かったかなぁと
思って、で「涙そうそう」という曲に出会ってから、なんか、別に好きなものだけ歌えばいいんだなぁって
考え方がすごく変わって
ち うんうん
り で、好きなものだけ、ほんとにだから、例えば自然を歌ったりとか、愛でも、とってもおっきな愛とか
なんかそういうのを歌えたらいいなぁって。
ち うん
り で、やっぱり沖縄の曲も好きだし、だから、沖縄の歌を歌って少しでもみんなが、あっ、こんなとこなんだ
行ってみたいなぁとか、少しでも思われたらいいなぁとか、あとやっぱり嬉しいのは、元気になりました
っていう方がやっぱりすごく多くて、明日からまた仕事がんばれますとか、長生きできますとか
ち うん
り そうやって歌で、なんか、こう、やる気に、なんか・・させるとか、すごいことだなぁって
ち うん
り それまでは、そんなことあんまり思わなかったんですよ
ち う~ん
り でも、歌っていくことによって、まわりが意外となんか、すごいよかったとか、元気になれたとかって
思ってくれるって言うのは、やっぱり歌でしかないんだなぁって
ち はいはいはいはいはい。
り う~ん。
ち なるほどね~。
り はい。
ち あの~、まぁ、ひばりさんの歌を聴くとねぇ、いっつもこう、りみちゃんを思い出すわけですよ
り えぇ~!!
ち 似てるとかそういうことじゃなくて
り うんうんうん
ち 彼女もやっぱり小さい頃から、いわゆる民謡歌ったりとかね、で、彼女の歌は最近、あの~、
再評価されてる、あの、スタンダードジャズを歌ったのがあるんですが
り はいはい。
ち ビッグバンドと一緒に。 これがまた素晴らしいわけなんですよ。
り うん
ち で、彼女の長~い歴史・・・コンプ・・コンピレーションアルバムとか出てて、聴いてみると
り はい。
ち もう演歌からポップスから
り なんでもね
ち なんでも
り うん
ち それで、美空ひばりじゃないですか。
り はい。
ち これって歌うまいとか、そういうことだけで片づくもんじゃない、と思うんですけど
り はいはい。
ち りみちゃんはね、数少ないそういうものをやれてしまうというか、そういうもう、なんか・・
なにかを持ってきちゃってる人っていうかね
り うふふふ(笑) ほんとですか? でもね、ひばりさん、ほんとはある意味、なんでも、なんか
歌いこなせるっていうの聞くんですけど、でも、私も最近は、別に演歌だからとか、ジャンルをね
だから、こうだからとかって、あんまり思わなくなったかもしれないですね。
ち はいはいはい。
り だって、それを超えて、なんか・・・なんかもっと違うものと、こう、感じあえる、人と人と、とか
出会いとか
ち はいはい
り う~ん。
ち ま、そういうのやっていい人っていうのは、実は、ほんとに限られてきますからね。
まぁ、歌い手はみんなやっていいんですけど、それが実際、やりたいって言うのと、やった分伝わるって
言う人は
り あぁ~。
ち これはなかなか、そういう使命の人ですからね~。
り う~ん。
ち え~、もうりみちゃんの、その、まぁ、その最終的には、いつかもう、ジャズからクラシックから
なにから、いろんなの歌ってるヤツをいつか聴いてみたいなと思うわけですが
り (笑) はい。
ち じゃ、続いての曲はですね、え~、これはまぁ、りみちゃんと僕がデュエットしたのに
り うん!
ち なるんですけども。 え~、今年の3月、え~、リリースされました、りみちゃんの
り はい。
ち え~、『RIMITS』という、デュエットソングス、え~、いろんな人とのね、デュエットを集めた
アルバムの方にも、ま、入れてくれたわけなんですが
り はい。
ち これは、南こうせつさん、かぐや姫の「僕の胸でおやすみ」という曲なんですけどもね。
り はい。
ち え~、じゃこれをですね、ちょっと聴いてみようかなと思います。
り はい。
ち 夏川りみ、佐藤竹善で「僕の胸でおやすみ」
僕の胸でおやすみ By 夏川りみ/佐藤竹善