4号機地下に水5メートル=津波海水か、当初20センチと発表―保安院
福島第1原発事故で、経済産業省原子力安全・保安院は18日午後、4号機原子炉建屋地下の圧力抑制室付近に大量の水がたまっていると発表した。深さは約5メートルあるという。
保安院は同日午前の会見で、水の深さを約20センチと説明していた。西山英彦審議官は確認不足を認め、「ちゃんとやるように徹底する。申し訳ない」と謝罪した。
4号機は定期点検中で原子炉内に燃料がなく、使用済み核燃料プールへの注水作業も放水量を抑えていた。たまっている水について、保安院は津波で海水が流れ込んだ可能性を指摘。水量や放射線量を調べ、処理については今後検討する。
Yahoo!ニュース(時事通信)より
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110418-00000129-jij-soci
津波で浸水したのなら3月11日に溜まった水だ。
それを今見に行って発見した。。。 (4月16日に作業員が発見したそうだ)
単に、これまで一度も様子を見に行ってなかったということじゃん!!!
これだけグチャグチャと小出しに情報を流されたら、国民ももう考えるのをやめちゃうよね。
でも、今一度、東電・保安院・官邸をしっかり監視する目を、意識したい。
(一旦削除した記事を、新たに修正して復活させました)
今になって、何を言い出すのだ!!
「原発ほぼ制御不能の所まで行った」細野補佐官
細野豪志首相補佐官は16日午前のBS朝日の番組で、東京電力福島第一原子力発電所の事故発生直後の状況について、「どん底までいった。ほとんど制御不能のところまでいった」と述べ、一時、かなり危機的な事態に陥っていたことを明らかにした。
その上で、「少しずつだが、コントロールできるようになった。冷却機能の回復という大きな壁を乗り越えないといけない」と強調した。
Yahoo!ニュース(読売新聞)より。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110416-00000375-yom-soci
危機をしっかり把握していながら国民に隠し、気休めばかり言い続けていたのは、福島県民を脱出させないように足止めするためだったのか?
もし、あのまま原発が完全に制御不能に陥ってしまったら、どれだけの住民が逃げ遅れたのか。
何が起きても、気休めばかり。基準値をうやむやにして、「大丈夫」ばかり。
ならば、ひとつだけ、気休めを言わせてもらう。
政府の言うとおり原発が安全な方向に向かっているのだという可能性は、確かにある。
でもとりあえず、万が一の危機に備え、念のため今の内閣は総辞職しておいた方が良い。
国民に今の政府を信じろというほうが、無理な話だ。
呆れる記事が出た。
<福島第1原発>海水、ヨウ素濃度6500倍 2号機取水口
東京電力は16日、福島第1原発2号機の取水口前の海水で、法令限度の6500倍に当たる放射性物質のヨウ素131の濃度を15日に検出したと発表した。前日より約6倍高い濃度で、東電は「シルトフェンスによる拡散防止の効果が出た可能性もある」と話す。同フェンス設置により汚染水が滞留し、濃度が上昇した可能性があるとみている。
一方、経済産業省原子力安全・保安院の西山英彦審議官は濃度上昇について、「目視では、新たな汚染水の流入はない」とした。ただ、半減期8日のヨウ素が長く滞留することは考えにくく、見えないところから漏れている可能性も否定できないため、「今後のモニタリングデータを注視したい」と述べた。
Yahoo!ニュース(毎日新聞)より
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110416-00000108-mai-soci
シルトフェンス設置の効果があるかどうかなど、簡単に調べられる。
フェンスの内側と外側の濃度を比較すれば良いのだ。
そんなこともしようとせず、とりあえず「効果が出た可能性もある」と言っておく
・・・・・・「気休め」とは、このことだ。
4/12に行われた菅首相の会見を見てみた。
http://nettv.gov-online.go.jp/prg/prg4697.html
個人的に感じたこと・・・これから復興に向けて進む意気込みを語っているようにみえたが、「過去は不問にして、これからの自分を見てほしい」というか、うまくいかなかった1ヵ月をリセットして今からもう一回やり直したい、という弱気の表れに見えた。
(あくまで個人的に感じたことです)
首相の言葉をそのまま書く。
「被災地の産品を消費することも支援のひとつの形である、そう考えて、被災地の産品を楽しんで食べたり使ったりして、その明るさで被災地を応援していただきたい、このようにお願いを申し上げたいと思います」
そう言うのであれば、それは住民・国民を安心させるための気休めが通用しなくなった今、国民に指示を出すものではなく、3月中に被災地(宮城・岩手・福島など幅広く)をたくさん回って、現地をしっかり見て感じて、被災した人たちを激励して、東京に戻らず現地から速やかに伝えるべきメッセージではなかったか?そしてそれは「・・・・・していただきたい」ではなく、「みんなで・・・・・しよう」ではないのか?
官房長官も、トマトやイチゴを食べるなら、東京でスーツ姿で食べるのではなく、現地で採れたての一番新鮮でみずみずしい食べ、心の底から湧いてくるその美味しさを国民に伝えるべきではなかったか?
あくまで個人として、感じたままに書いてみた。
今、政府は改めて一致団結した復興を国民に呼びかけている。
会見では記者から「総理の存在自体が国民にとっての不安材料になっていると思います」という言葉まで出ている。たしかにそうかも知れない。
でも、それはその記者個人の考え。
内閣を信頼し、日本政府の力を信じてついていくかどうかは、国民一人ひとりが、国民の一人だという責任のもとで判断するべきもの。
みんな、しっかり考えて判断しよう。
まず、枝野氏は、レベル7相当の可能性が高いことを先月既に知っていたことが、明らかになりました。
昨日の記事の「改めて」の意味がわかって、モヤモヤが晴れました。
枝野長官も事前に把握=レベル7引き上げ
枝野幸男官房長官は13日午前の記者会見で、原子力安全委員会が福島第1原発の放射性物質の放出量がレベル7相当量になる可能性を3月下旬に把握していたことに関し、「同委などから『可能性があると認識していた』との報告は受けていた」と明らかにした。官邸サイドも、「引き上げの可能性」の情報に12日の発表以前から接していたことを認めたものだ。
Yahoo!ニュース(時事通信)より
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110413-00000072-jij-pol
ところが今度は、菅首相の言動に異変が。。。
まず、この記事が出ました。
原発周辺「20年住めない」と菅首相=内陸に移住、10万人規模の宅地造成
菅直人首相は13日、松本健一内閣官房参与と首相官邸で会い、放射能漏れ事故を起こした福島第1原発周辺の避難区域について「そこに当面住めないだろう。10年住めないのか、20年住めないのか、ということになってくる」との認識を示した。松本氏が会談後、記者団に明らかにした。
松本氏は、避難区域などに住んでいた住民の移住先について、福島県の内陸部に5万~10万人規模の環境に配慮したエコタウンをつくることを提案。首相は賛意を示し、「中心部はドイツの田園都市などをモデルにしながら再建を考えていかなければならない」と語った。
Yahoo!ニュース(時事通信)より
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110413-00000089-jij-pol
そこに、新たな記事が登場し、上塗りしています。
首相発言なかった?…原発周辺「当面住めない」
菅首相は13日、首相官邸で松本健一内閣官房参与と東日本大震災の復興に関して意見交換した。
松本氏は会談後、福島第一原子力発電所周辺の避難対象区域について、首相が「当面住めないだろう。10年住めないのか、20年住めないのか。そういう人を(内陸部に)住まわせるエコタウンのような都市を考えなければならない」と述べたと記者団に明らかにした。
首相の発言が報道されると、松本氏は改めて記者団に「発言は私の推測だ。首相は言っていない」と述べ、訂正した。首相は13日夜、首相官邸で記者団に「私が言ったわけではない」と強調した。福島県の地元住民の感情などに配慮したものとみられる。
松本氏の訂正後の話によると、松本氏は首相に、避難区域には当分「住めない」との見通しを示したうえで、住宅を高所に移したり、自然エネルギーに頼った都市を作る「エコタウン構想」を説明。首相は「それがいいのではないか」と応じたという。
Yahoo!ニュース(読売新聞)より
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110413-00000834-yom-pol
これをまとめてみると、、、
☆枝野官房長官は、「レベル7」を3月の時点で知っていた。
☆菅首相は、「当面住めない」発言をしたと報じられたが、後になって否定した。
偶然なのかも知れないけれども、、、、でも、「言い間違いは無意識の悪戯」だと、言われるなぁ。
何かを感じるけど、余計な憶測はしないで、とりあえず、静観。
この構えが、肝心ですね。
「レベル7」発表のあと、ロシアより、こういう発言が飛んだ。
レベル7は「行き過ぎ」=ロシア原子力企業
【モスクワ時事】ロシア国営原子力企業ロスアトムのノビコフ広報局長は12日、福島第1原発事故について経済産業省原子力安全・保安院が国際原子力事故評価尺度(INES)の評価で最悪のレベル7としたことについて、「行き過ぎ」との見方を示した。タス通信が伝えた。
同局長は「原子炉の損傷程度はレベル5を超えていない」と指摘。今回の評価変更には「政府がこれ以上批判されるのを避けようとする政治的思惑が働いている」と述べた。
Yahoo!ニュース(時事通信)より
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110413-00000010-jij-int
そうなのかな・・・ただ、これまで「5」に固執してきた後で「6」を経ずいきなり「7」になったのは、なんか違和感がある。。。
そしてさらに、こういう報道が。
<福島第1原発>事故賠償補償料足りず 差額、国民負担に
原発事故の損害賠償制度を定めた原子力損害賠償法(原賠法)に基づき、電力会社が毎年国に納めた補償料が、1962年の制度開始から2010年度まで累計で約150億円しかないことが12日、分かった。東京電力福島第1原発事故で、国は最低でも1200億円を支払う必要があるが、これまで受け取った補償料では足りず、不足分は国民負担で賄うしかない。現行制度では大規模事故への備えが十分ではないため、政府は賠償措置額の増額や補償料率の引き上げなど制度を見直す方向で検討する。
Yahoo!ニュース(毎日新聞)より
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110413-00000013-mai-soci
子ども手当、10月以降廃止へ…復興財源を優先
政府・民主党は12日、中学生まで1人当たり月1万3000円を支給している「子ども手当」について、支給期限が切れる10月以降は廃止する方向で調整に入った。
東日本大震災の復興に多額の予算が必要となるため財源確保は困難と判断した。10月以降、自公政権時代の児童手当を修正した上で支給を継続する方針だ。
Yahoo!ニュース(読売新聞)より
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110412-00001200-yom-pol
国民の負担を強調する報道が2つ出てきた。
確かに「レベル7」発表に官邸の政治的思惑が働いていないという証拠はないが、でもとりあえず判断は保留にして、今後を見守る姿勢をもちたい。
ただ、いずれにしても、
震災復興に向けて国民と政府が一体になる、、、というイメージからはほど遠いような気がする。
もし首相が、もっとリーダーシップのあるあの人だったら・・・とか、やっぱり考えてしまう。
本当に過小評価していたのかどうか・・・
「国は事故を過小評価」専門家から批判の声も
福島第一原子力発電所の事故の国による評価は、事故発生直後の「4」が3月18日に「5」に、そして20日以上たった4月12日になって最悪の「7」に変わった。
専門家からは「国は事故を過小評価しようとしてきたのではないか」との批判の声も上がっている。
(途中略)
当時、すでにフランス原子力安全局は「6」、米民間機関「科学国際安全保障研究所」も「6または7」との見解を示していたが、保安院は「健康にかかわるものでない」として見直す姿勢は見せなかった。
しかし、18日には国際世論に押されるように「5」に変更した。保安院の西山英彦審議官は「圧力や温度などが大きく変動し、評価が難しかった」と弁明。その後は「6にするには早い」と繰り返してきた。
Yahoo!ニュース(読売新聞)より
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110412-00000883-yom-sci
「国は事故を過小評価しようとしてきたのではないか」・・・違うと思う。国は、わかっていたのだと思う。
昨日の記事で引用した報道にあったが、官房長官の言葉「大変、大きな事故だと改めて裏付けられた」の「改めて」には、「私にだってそれくらいわかっていたんだよ」を国民に伝えたい意図を感じた(あくまで私個人が感じただけです)。
そして現実に、こういう記事が出た。
チェルノブイリ級、先月には認識=レベル引き上げは求めず―安全委
福島第1原発事故が国際原子力事故評価尺度(INES)でチェルノブイリ事故に並ぶレベル7に引き上げられたことについて、放射性物質の放出量推計に当たった原子力安全委員会の代谷誠治委員は12日の記者会見で、レベル7相当の非常に高い値となる可能性を先月下旬には把握していたと明かした。
安全委は同日、推計放出量は63万テラベクレル(ヨウ素131換算)と発表したが、代谷委員はこの数値も「1週間ぐらい前に分かっていた」と述べた。この一方で「レベル設定は原子力安全・保安院の役割。レベルが上がったからといって対応が変わるわけではない」と話し、レベルの引き上げを急ぐよう保安院に求めることはしなかったとした。
Yahoo!ニュース(時事通信)より
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110413-00000009-jij-soci
こういう風に、今の福島原発事故に関して、その実情については、政府などによる記者発表の内容よりもさりげない表情や言葉から国民個人が想像するしかない、と思う。
これが、チェルノブイリと並ぶレベル7フクシマの現実だろうか。
福島第1原発 枝野官房長官、大事故改めて裏付け
枝野幸男官房長官は12日、東京電力福島第1原発事故を経済産業省原子力安全・保安院が「レベル7」としたことについて「大変、大きな事故だと改めて裏付けられた。ご心配をお掛けしている周辺住民、国民、国際社会に大変申し訳ない」と述べた。
Yahoo!ニュース(毎日新聞)より
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110412-00000026-maip-pol
ひと言「改めて」に、違和感を感じるなぁ。。。
記事は続く。
一方、同じレベル7との評価を受けたチェルノブイリ原発事故と比較し「直接的な健康への被害は出さないでここまで来ている。事故の形態、内容は大きく質的に異なる経緯をたどっている」と違いを強調。「事故自体は大きいが、それによる健康被害は出さないことを最優先にしっかり取り組みたい」と語った。
チェルノブイリの1/10というものすごい多量の放射能が垂れ流しになったにもかかわらす直接的な健康への被害が出ていないのは、政府の努力の結果というよりむしろ、風向きに救われているのだろう。
(もしこれが敦賀原発であれば、京都・大阪・神戸・名古屋・東京・横浜が壊滅してる・・・)
枝野さん、トマトやイチゴ食べ安全性アピール
枝野官房長官は12日、東京電力福島第一原子力発電所事故の風評被害を防ごうと、東京・新橋で開かれた福島県いわき市の風評被害対策キャンペーンに参加し、同市産のトマトやイチゴを試食した。
枝野氏は「町に出ている食べ物は安全なものしかない。精魂込めて作ったおいしい食べ物を、ぜひ消費していただくことで応援してほしい」と安全性を強調した。
Yahoo!ニュース(読売新聞)より
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110412-00000764-yom-soci
住民・国民が政府に望んでいるのは、これじゃないと思う。
知りたいのは、どんなに安全か? ではなく、どの程度危険か? じゃないか・・・
保安院がようやく反省を口にしたというのに、首相官邸は、相変わらずだ。
以前、『政府発表資料に見る、ちょっとした異変』という記事を書いたことがあります。
http://blog.goo.ne.jp/skyoko05/e/b7643bad28f9656d9bf2035cb7d32cd5
今回も、同じ首相官邸が毎日更新して発表している公式資料から紹介します。
http://www.kantei.go.jp.cache.yimg.jp/saigai/index.html
■ 平成23年(2011年)福島第一・第二原子力発電所事故について
(平成23年4月9日 17:00現在)
http://www.kantei.go.jp.cache.yimg.jp/saigai/pdf/201104091700genpatsu.pdf
その67ページ目。画像の網掛けは私の加工ですが、資料事態はPDFファイルをそのまま切り取っただけです。
さて、網をかけていない部分をご覧下さい。水位が、4/9の12:25のみ2250mmとなっていて、マイナス記号が抜けています。
よく見ると、4/4の9:30にも2250mmになっている。
資料自体は誰が作ったのか、わかりません。東京電力でしょうか?何かの委員会でしょうか?
しかし前回の「斜め」もそうですが、日本政府が発表する公式資料にこのようなミスがあることを、どうやって見過ごせるのか・・・私にはどうしても理解できないのです。
このデータは、第一原発3号機の水位です。ここに変化がないかどうか、毎日みんなが注目する、そのデータ。
官邸発表の資料に官邸の誰も目を通してないのではないか。。。
それとも首相官邸は、「2つ以外すべて-2250と書いてあるでしょう。だから2250と書いていても、それは-2250だということくらい誰でもわかる。-2250だって2250だって、どっちでもいいんだよ。読む人間が判断すればいいのだ」と言いたいのだろうか。
だとすれば、それは「いちいち面倒くさい」ということだろうか。。。
はぁ~ 安心させて欲しいのに。。。
バブル後の低迷期に政府がよく口にした「国民の自己責任」という言葉を思い出した。
(追記 22:45) その後、4月10日17:00発表の資料では、誤記載は修正されています。
この記事を、改めて紹介します。
うん。そう。
これが必要だ。
全ては、ここから始まるんだ。
「すべて見直す必要ある」=原発安全対策で不備認める―保安院
「絶対大丈夫と信じていたが、こういう事態になった」。経済産業省原子力安全・保安院の西山英彦審議官は9日午前、記者会見し、原発の安全対策に不備があったことを認め、根本的に見直す方針を明らかにした。
西山審議官は福島第1原発事故について、「多重防護、5重の壁など絶対大丈夫と言ってきたことについて、信じてやってきたが、こういう事態になった」と反省。その上で「今回の経験を踏まえ、これまでのことにとらわれず、すべてのことについて見直す必要がある」と述べた。
保安院が同日、原発を保有するすべての電気事業者に対し、原子炉が運転停止中でも、2台以上の非常用ディーゼル発電機を確保するよう指示したことに関連し、記者からの質問に答えた。
さらに同審議官は同日午後の会見で、非常用電源の確保など緊急対策の実施後、技術的な面を中心に安全対策の見直しを進める考えを示唆。「絶対安全の意味が変わってきた。今回の津波なども想定した上で、絶対安全を目指さないといけない時代が来たと思う」と話した。
Yahoo!ニュース(時事通信)より
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110409-00000086-jij-soci
自分が感じているものを信じてみて、あらためて個人的に思うことを書いてみます。
原子力に、「絶対安全」などないことを過信していたことを、よく認めたと思う。
かなり遅かったと思うが、内閣の態度に比べると、早いと思うし、勇気もあると思う。
非があるのは、東電だけではない。
今回の原発事故は、東電だけの責任ではないのだ。
保安院の、今回の反省は、おそらく原子力問題のみならず、福島原発事故の解決に大きな進展をもたらすのではないかと、直感する。期待する。
国民は、よくわかっていると思う。原子力の危険性を薄々知りながら、政府や専門家の気休めを信じようとして目を背けていた我々国民にも、責任があるということを。
だから次は、内閣が、しっかり最終責任者としての責任を、示す番ではないか。
それさえあれば、国民は、日本政府への信頼を取り戻すのではないか。
国を挙げての復興はここから始まるのではないか。
リーダーシップとは、こういうものではないかと、感じた。
私は、自分の疑い深さを反省すべきかどうか、悩んでいた。
しかし、こんなニュースが・・・・・・
原発の五つの壁が破れた、と反省
「五つの壁があるなんて言ってきた。私も多重防護で絶対大丈夫と信じてやってきたが、こういう事態になった」。経済産業省の西山英彦官房審議官(原子力安全・保安院担当)は9日午前の記者会見で反省の弁を述べ、これまでの原発の安全規制に甘さがあったことを認めた。東京電力福島第1原発では多重防護が破れて放射性物質が周辺に拡散、事故が一向に収束できない状態が続いている。西山審議官は「国民の不安が高まっている。すべてのことについて、安全の方向に、早急に手を打つ必要がある」と自らに言い聞かせるように話した。発言のきっかけとなったのは、7日深夜の余震で、東北電力東通原発の非常用ディーゼル発電機がすべて使えなくなったこと。西山審議官は「東通で起こったことを考えると、これまでの対応は十分でなかった」とした。 (色分け・強調は私がつけました)
@niftyニュース速報(共同通信)より
http://news.nifty.com/cs/headline/detail/kyodo-2011040901000437/1.htm
なぜだ?
どうしてだ??
今になって、、、
これまで何十年も、原発は絶対安全だと、言ってきたじゃないか!
泊原発3号機のときも、そう言ってたじゃないか!!
次代を担う子どもたちにも、そう教えていたではないか!!!!
事故が起き、私は、原子力の安全性に「絶対」がないことを、その思いが正しかったことを、確信し始めた。しかし、東電・保安院・内閣が、大丈夫だと言うから、言い続けるから、それを信じない俺が悪いのかと、昨日から自問し始めた。
物事に、絶対はないのだ!
おそらく、この反省は、原子力への「絶対神話」を崩すことにはならないだろう。
おそらく、次の「絶対安全」が、いずれ登場するだろう。
それは、「うちの原発は、しっかり対策を施したから、福島よりひどい震災でも大丈夫」といううたい文句であろう。
そして、原子力発電所は、市民からの削減の声を打ち消そうとするだろう。
そうなるという確信はない。すなわち、「絶対そうなる」ではない。
今、私が、確信に近いものを感じているだけだ。
自分の感じを、信じたい、そう思った。
3月半ば頃だったろうか。「被災地から離れているからのんきなこと言ってられるのだ」という批判を受けた事がある。
そのとおりだろうと思う。
言われても、言い返すことは、できない。
私は、自分の思うがままを綴っている。
だから、「これが正解だ」という、専門家的な断言はしない(できない)。
そして私は、もう一つの可能性を否定しているのではない。
すなわち、日本政府や東京電力の言うことが、全て正しいという可能性もある。
いや、一般的には、その方が可能性は圧倒的に高いだろう。
私にも、政府の「基準値を超えたけれども人体に影響のないレベルだ」を信じる可能性はある。
どうするかの選択は、国民一人ひとり、自分の判断でするものだと思う。
私は、自分の感じたものを信じる。
それをここに綴っている。
日本政府の、気の弛みなのか?
日本のとんでもない暴挙に対し、正義の抗議が各国より寄せられている。
2つ記事を紹介する。
ロシア外務省が声明「汚染水放出するな」
ロシア外務省は7日、東京電力が福島第一原子力発電所から低濃度の放射性物質を含む汚染水を放出したことについて、「日本がすべての関係国に対し全面的に情報提供し、さらなる汚染水の海中放出を避ける措置を取るよう望む」とする声明を発表した。
日本政府の情報伝達態勢に不満を表明するとともに、これ以降は放出を行わないよう求めたものだ。
Yahoo!ニュース(読売新聞)より
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110408-00000325-yom-int
汚染水放出、中国紙が日本の対応を批判
福島第一原子力発電所から海への低濃度の放射性物質を含む汚染水の放出に対し、中国メディアは「日本は汚染水の処理で周辺国の同意を得るべきだ」との社説を掲載し、日本の対応を批判した。
中国共産党の機関紙「人民日報」傘下の「環球時報」は6日付の社説で、「汚染水の処理の仕方がオープンでなく、透明性が不足しているのは明らか」と強調した上で、「太平洋への汚染水流出は、中国にとっても他人事ではない。日本は汚染水の処理で国際社会の意見を広範に聞くべきだ」と日本側の対応を批判した。
また、「汚染水の処理は基本的に日本の国土内で行うべきであり、国際社会が『仕方ない状況だ』と認めていない限り、太平洋に流出させてはいけない」と指摘した。
Yahoo!ニュース(NNN)より
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/nnn?a=20110406-00000055-nnn-int
海は、誰のものだ?
内閣の所有物か?
海に放出される放射性物質は、速やかに拡散して、人体に影響のないレベルになり、しかも魚類にも影響はない、というようなことを強調した人たちがたくさんいたはずだ。
無意味な気休めはもうたくさんだ!!
それとも、「風評を流布するな!」と、諸外国を怒鳴りつけるだけの根拠と自信があるのか?
日本の主張は、(1)日本の領海は好きにしていいだろ、(2)どうせ拡散して薄まるだろ、(3)日本近海の放射線測定してるからいいだろ、この3点か?
冗談じゃない。もし中国がこれをやったら、韓国がこれをやったら、日本人は笑ってみていられるのか?
前にも書いたが、適切な情報を即座に公表しない。先を見越した対応をしない。国民への気休めのために基準値の信頼性を失墜させた。。。これらの最終責任は、日本政府にあるのだ。
会見でニヤリと笑う枝野官房長官。
斜めにずれたままスキャナで取り込んで公表する公式資料。
もしかしたら、東京電力だけを悪者にできたと思ってホッとして、気が緩んでいるのではないだろうか?
前にも書いたが、今回の事態は、全世界が手を合わせて必死で取り組まなければならないような、非常事態だ。
その事態の重さや緊急性を知らないのは、政府の気休めに踊らされた日本国民だけなのではないか???
悲しいことに、、、、
俺自身も、政府の気休めにやられてしまっている様な気がして、、、実感が、あまりない。
本当に悲しい。。。
一応理系出身なので、簡単に考えてみた。
窒素は、水素と反応しない。
窒素は、通常の温度・圧力では液化しない。
ならば、窒素ガスの注入は、水素・酸素の分圧を変化させないし、入れた分、全圧を高めることになる。
簡単に言えば、
1.格納容器内の水素・酸素の量は減らない(水蒸気を窒素に変えただけでは濃度は下がらないだろう)。
2.格納容器内の圧力がどんどん高まる(現実に高まっている)。
3.内圧が高まることで冷却水注入の支障にもなるかもしれない。
単純に考えると、次の段階として、格納容器内のガスを外に逃がす作業が必要になるのではないか?
つまり、窒素と一緒に少しずつ水素・酸素を外に逃がすのが目的なのではないか?
すなわち、窒素を入れて水素・酸素を薄めた後で、入れた窒素の分(放射性物質を含む)気体を大気に放出する作業が待ち受けているんじゃないのかなぁ。。。
あるいは、既にそこまで発表されているのかな。。。
まぁ、そこまで考えても、何にもならないか。
庶民が理解しやすいように、説明して欲しいものだ。
でも今は、そうは言っていられない。
ただひたすら、自分であらゆる可能性を考えなければいけない。
それだけ、言いたい。
「福島原発から拡散する放射能の不安にどう向き合うか」と書いた記事を、「福島原発事故から自分を守るために」に変えてみました。
今日はその第3回目。
政府官邸発表の資料に見られる、「あれ?」を紹介します。
【東日本大震災への対応】
このホームページに、【平成23年(2011年)福島第一・第二原子力発電所事故について】というリンクがあり、そこに原子力災害対策本部が作成した150ページにわたる資料が、毎日公開されています。
下は、4月4日19:00発表資料の55~56ページ目。
第一発電所2号機の水位・温度・圧力のデータが並んでいます。
下に紹介するのは、4月5日19:00発表資料の55~56ページ目。
・・・どうしてこんなに斜めなのだろう?
斜めのままスキャナに取り込んで、斜めのまま発表したのは、何故だろう?
日本国政府の発表した公式資料に見られる”異変”。
実は毎日チェックしているわけではなくて、13日以前の資料を見ることもできないので、詳しくはわからないのですが、、これまで2回くらい見たときの印象としては、こんなにだらしない資料じゃなかったはずだけどなぁ~
ただ政府がだらしないだけかも知れませんが、もしかしたら、それ以外の事情があるのかも知れない。。。
カウンセラー的な見方ですが、
「非言語的な異変を掴んで、とりあえず判断は保留しながら見守る」
ことにします。
それにしても、どうしてこうなっちゃったんだろう・・・??