窓辺でランチ

いち主婦の日記です

前週に比べて約2倍!

2015-07-23 06:47:50 | 日記
先日、中学生の息子が「最近熱中症のニュースを見ないね」と言っていた。
連日30度超えの真夏日が続いているというのに、一頃に比べると熱中症で病院に搬送されたというニュースをあまり聞かなくなったので、疑問に思ったのだと思う。
確かに夏の入り始めに比べると、熱中症のニュースは少なくなったかなと思うけど、それは熱中症になる人が少なくなったわけではなく、単に「ニュースとして取り上げるほどめずらしい現象ではなくなったから」だと思う。
初夏の頃は注意喚起の意味も込めて熱中症になったというニュースを取り上げるけれど、今ぐらいになるとすでに熱中症が慢性化していて、いちいち取り上げていたらキリがない。
なので、学校とかで集団熱中症にかかったというケースならニュースになるけど、個人が熱中症になったという話ならもうニュースとして取り上げられることはないと思うよ、と答えた。
実際、ニュースになっていないからと言って熱中症が少なくなったわけじゃなく、むしろ昨日発表された今月13~19日の1週間の熱中症患者は今年最多の6165人に上ったらしい。
このうち14人は死亡したそうで、前週の3190人に比べるとおよそ2倍に増えたことがわかる。
この数は熱中症で救急搬送された人数なので、実際には熱中症にかかった人はもっと多いんだろうなあ。
ちなみに内訳は65歳以上の高齢者が3322人と半数以上を占めているそうで、あらためて高齢者は熱中症リスクが高いんだなと実感した。
私の実父も65歳を過ぎているので、熱中症には十分注意するように言っておかないと。