マーサの昔話

デジカメでの景色や花、動物などの写真
海外体験談、今日の一品、糖分控えめ?なおやつ等‥‥‥

イギリス料理 ?

2009年03月20日 | UK


 ケンブリッジ滞在記ですが、今日はイギリスの食事について話したいと思います。
 当時の私には全く合わないというか正直、苦痛でした。 私だけではなくて
イタリアの友人カルメンも、食事は合わないと嘆いておりましたが、、、
 イギリス料理を料理と言えるのか、ホームステイ先のママがたまたま、料理が
苦手だったのか、食事なしでもいいわと思ったこともありました。 帰国後、5kgも痩せて
しまった。 当時、元々痩せていたので、こんな言い方しかできません。

             
   
 普通、イギリス料理はフィッシュ&チップスが有名ですが、ホームステイ先の食事は
たいてい大皿1つに4品位のお惣菜がのっているだけのシンプルな食事でした。
 その中の2品はいつも同じで粉ふき芋っていうんですか、じゃがいもを蒸した
だけのもの、それと色よく茹でたグリンピースです。 あとは、ピザのクォーター
生サラダがあればいい方です。 当ホームスティ先は、肉類・ハム類・魚類も出た記憶が
残っていないのです。 困窮したお宅だったのかも知れません。 デザートはムースの
ようなもの。 今思えば、ヘルシーな料理だったと思う。 でもその時は、物足りなくて
部屋に戻ってから、買い置きしていたサンドイッチやフルーツ・缶詰等を補食していた
記憶が残っている。

             

 私の長男はアメリカへ乗馬留学に行ったのですが、その時の話とは全く違ったものでした。
 兄の時代は、アメリカ迄の往復チケット代は、パンナムで100万近くかかったと言って
ました。 かかったと言っても、自分のお金じゃないんですよ。全て親から出してもらって
いたのです。 今からは、想像出来ない金額です。 その時にアメリカも横断して全ての
観光地にも行っている様です。 兄は兄で貴重な体験をしているのだと思います。 

 しかも、当時の大卒の給料が3万円の時代ですから、渡米した人の数も今とは比べ物に
ならない位、少なかったそうです。 
 アメリカの当時のホームステイ先は、それこそ日本びいきの家庭で、殆どが会社経営者
とかで、滞在中は無料で食事と個室が提供されることになっているそうです。
 毎度の食事は、すごいボリュームで、1人に1kgのステーキ、沢山の料理、お腹いっぱい
食べてしまうと、後から出されるケーキやらフル-ツ等のデザート類が食べれなくなる
そうです。 
            
               

 そんな話を聞いていても、こちらのお宅は、生活の為に部屋を貸しているのであるから
期待してはならぬのである。 休みの日には、ケンブリッジの中心にあるマーケット
スクウェアーへ行って当時、“ 9 to 5 ”で人気絶頂だった “シーナ・イーストン”の
LPを買ったり、夜食用のフルーツやパン、お菓子等を買って、部屋に持ち帰ったものです。

 ホームスティ先です。 

 私が、ケンブリッジに来て、初めて食べたいと思った日本食はラーメンでした。
 ロンドンへ行けば、大屋政子の日本食レストランとか他にもありましたが、当時
ケンブリッジには、なかったようで、中心から少し離れたところに、中国人夫婦が
小さな中華料理店をやっていたのを偶然見つけて、2ポンドのラーメンを食べたものです。
 チャーシュの代わりにケム川で泳いでいた鴨 ? ( うそ! ) の肉が
のっていました。 でも肉がとても硬かったです。

 当時、食事が合わないのが、本当に辛かったですね。 
 でも今ならば、喜んで頂くと思います。 体にいいものばかりじゃないですか。
 当時、肉食中心だったので、ベジタリアンの気持ちが理解できませんでした。
 でも今は、彼女の気持ちが良く解ります。
 ジャニスは、素晴らしい女性だったんですね。 今頃、気づいても遅いですね。 

 今日は、イギリスを思い出して、イギリス料理にしてみましょう。
 まあ、息子はポテチが好きなので、フライドポテトは全部食べるでしょう。
 パパは、豆料理が好きなので全て食べてしまいますね。
 私は、フライ物は今、控えているので、それ以外は食べます。
 でもつくづく思います。日本って居ながらにして万国の料理が食べれますし作れますよ。
 こんな美食を愛する国に生まれて本当に良かったと思います。 そう思いませんか?
 
 




      


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