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私のあたまのひきだし

趣味・どうでもいい疑問…よしなしごとを書いてます♪

天地創造 (長いですよ^^;)

2009年04月17日 20時41分04秒 | ゲーム

私が小学生と高校のときにハマッたアクションRPG。




キャラデザは、あの藤原カムイ(『ロトの紋章』とか『帝都物語』) 当時、少年ガンガンを愛読していた私はキャラデザだけで喜んだものだった。


 


が、プレイしてみてそのゲームの奥の深さとスケールの大きさに感銘を受けました。本当に、この頃のエニックス(作ったのは『ガイヤ幻想記』のクインテットだけど)はすごかったなぁ…。


 


まずOPで、地球はライトサイドとダークサイドという2つの意思によって繁栄と衰退を繰り返してきた― ライトサイドの意思で生命や文明が生まれ、ダークサイドの意思でそれらが滅亡する。人類はその2つの意思を“神”と“悪魔”という名前で呼んだ と流れる…。


 


物語のあらすじとしては…


地球の裏世界にただ1つ存在するクリスタルホルムという村に住んでいる主人公・アークが、入ることを禁じられている「開かずの部屋」に入り、封印されたパンドラの箱を開けてしまう。 すると、中からピンク色の人語を喋るヨミという生物が出てきた。


部屋の外に出てみると、自分が箱を開けてしまった所為で村の時間が止まり、村人たちは凍り付いてしまう。何故か唯一無事だった長老は「(箱を開けたから)ライトサイドとダークサイドのパワーバランスが崩れた」と教え、地裏にある5つの試練の塔の封印を解いて村人たちを元に戻せと言う。アークがそれぞれの試練の塔の封印を解く度、「地表」の世界に大地が出来上がり、住人たちも元に戻っていった。


 


クリスタルホルムを元に戻したアークに長老は、豊かな「地表」という世界があることを教え、その恵まれた地にクリスタルホルムの住人を住まわせたいと告げ、その為にはまずアークが「地表」に行き、世界をあるべき恵まれた土地に復活させるよう命じたのだ。


―そして、アークはヨミと共に「地裏」と「地表」を繋ぐ大穴へと飛び込んだ…その胸に「地表」の復興“天地創造”の使命を抱えながら―




 


<第2章>


荒れ果てた大地に植物や動物・人間たちの生命を復活させるのが目的。 植物や動物と話が出来て、物語を進めていくのだが、動物の生命を復活させる際のダンジョンが非常に面倒くさかったのと、人間を復活させるときの雪山ダンジョンでのカモシカのイベントは衝撃的でした(手塚治虫「火の鳥」の黎明編に少し似てる)


<第3章>


アークが目覚めると、そこは人間が復活している世界だった。植物や動物たちとはもう話せなくなってしまったけれど(これが何気にショック)、人類の文明を復活させる為に世界中を巡る。メインストーリーとは別に、文明発展イベントがあって(ルアールという街の市長選で改革派か保守派かを決める)、改革派が当選すると文明レベルが大幅に進むようになる。


缶詰が出来るようになったり、長期航海が可能になって人々が新しい大地を発見したり、電気やカメラ・電話の発展など、世界中を飛び回って、人々を喜ばせながら発展させていくのが非常に楽しいし、面白い。しかし、


そう、世界が発展するにつれ、その構造も単純ではなくなってくる。何が正しいことで、何が悪いことなのか、その判断も複雑になっていく。かつて、自分が復活させ仲間だった鳥や動物たちが人間に捕まり、売り物にされていたり、必要以上の乱獲など複雑な気分になる。そして、徐々に人々の中にも貧富の差が出来始め、環境問題なども起こってくるが、その問題に対しての解決策はゲーム中には出てこないので、プレイヤーの心の中に考えさせられるものを残すことになります。


アーク自身も、自分のしていることに疑問を持ちつつもクリスタルホルムで待つ幼馴染のエルの為、復興を続ける。


そして、天才・ベルーガに会ったアークは、彼の言う“死のない世界”―必要な人間さえいればいいという世界観に反発するが、あっけなく殺されてしまう。


<第4章>


出会った仲間のお陰で甦ったアーク。そして、本当に果たすべきことに気がつき、最後の決着を付けに「地裏」へと続く大穴に向かうのだった(穴に入るまでは世界中は回れます)


 


ゲームのEDはとても深いモノになってます。人によっては、後半のシナリオから鬱EDと思う方もいるかも知れません。もうね、ラスボス戦後は涙、涙でした。画面が霞んで上手く見えないくらいに。


 


このゲームは、多分、子供がやるよりも大人がプレイした方がより理解できる部分が多々あるのではないでしょうか?


 


あと、ゲームを彩る音楽も本当に素晴らしいものばかりです(思い出補正分を除いても) 本当に神曲が湯水の如く色んなところで使われているのですw  特に、地表のフィールド音楽とかメインテーマをアレンジしたラスボス戦などは鳥肌ものです(サントラが中古市場で4万超えてるのには驚きました…)


 


いつか、エミュやバーチャルコンソールで配信されたときは是非やってみてください。ゲーム性としても損はさせません。


 


最後に、「こうして何もしないでのんびりできるって云うことが幸せっていう意味なのよね。


この言葉の意味の重さはプレイしてみて感じ取って頂けたらと思います^-^。


 




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